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2023 March

2023.03.28

佐賀個展のお知らせ!!

 

 

 

佐賀個展のお知らせです。

 

 

末野美由紀 アートジュエリー展

4/8(土)-13(木)

11:00-18:00(最終日は16:00まで)

 

ギャラリー遊

佐賀市白山2-4-15

0952-23-4997

 

長いお付き合いになりましたギャラリー遊さんでの個展です。

私は4/8と9に終日在廊予定です。

やっと世の中が自由を満喫できるような雰囲気になって参りました。

たくさん新作を準備致しております、ぜひ気分転換に佐賀の街へお出かけくださいませ!

ご案内欲しい方はご遠慮なくお知らせくださいませ!!

 

 

 

2023.03.21

食器棚の住人達

 

 

5月が近づくと整理整頓欲がうずうずしてくる性分なのだが、今年はいつもよりなぜか早い。

1週間ほど前からセーターやストール、手袋、膝掛けなど真冬用のものを手洗いしふかふかに乾いたところで、衣替えの下準備を済ませた。

夜明けも随分早くなり1日が長くなったので、カーテンも冬のものから春のものへ替えて仕事開始もひとり夏時間の適用をやっております。

 

そして、本日。

仕事を済ませた後、やったことと言えば食器棚の整理整頓。

 

台所に立つのは割と好きで、長いお付き合いの方との仕事の打ち合わせなどは、簡単な手作りランチミーティングとなることもしばしば。

加えてショウルームに来客の皆様にも季節のおやつとお茶をお出しするようにしておりますので、ついつい器たちが増えてしまう。

まあ、なんだかんだと正当化しておりますが、単純に器が好きなのです。

若い頃からクラフトのものが結構好きで見て回るのがめっぽう好きでした。

 

 

 

この仕事を始めてからは、ギャラリーさんとお付き合いをするので素敵な作品にあちこちで出会ってしまう。

若い頃よりさらに知識、情報そして用途に縛られない使い方などもできるようになり、楽しさ倍増中。

とは言え増やし続けるわけにはいかないので、食器棚に入らないほどは増やさない、と決めております。

そのために一年に一回、食器を全部出して検品です。

 

食器棚の中に何種類か手作りした簡易的な棚板を動かして、奥のものが見やすく取り出しやすいようにレイアウトを変えるのです。

そうすると料理に対して使うお皿のパターンがマンネリ化せずにとても新鮮な気持ちになるのです、食卓の器としてではなく新しい居場所もあれこれ思いつきます。

 

ドレッサーで仕切り用に使ったり、洗面所でハンドクリーム入れに使ったり、読みかけの文庫本を入れるトレーに使ったり、タブレットやスマホ、ヘッドフォンの充電コード入れに使ったりと違う用途として部屋のあちこちに移動します。

 

気づいた方もいらっしゃるかもですが、小さな動物の置物をいつからか集め始めているのですが、食器棚の中に何頭か居ます。

疲れて食事を作る力が出ない時、開くとあちこちのコーナーで目が合う。

表情が憎めない色んな素材の小さな動物の置物たち。

片付けをする時にも、なんとなく視界に入ることで好きな器たちを大切に扱いきちんと丁寧に直そうという気持ちになります。

食器棚の中の住人達。時に管理人的な役割かも知れない。

 

とはいえ、暮らしの中でモノと自分の関係が終わったなと思う時がいつか来る時があります。その時には、潔く欲しい方に譲るようにしています。

それまで充分に使うためにも、毎年整理整頓をするのです。

 

暮らしは最も想像力を愉しめる場であるように思います。

だから普通の日がいちばん落ち着き、大好きだなあ。

 

しとしとと雨が降り続いた日でしたが整理整頓が終わると燃えるような夕空が広がっていてびっくりしました。

今日も、いい1日でした。

明日もがんばろう!

 

 

 

 

2023.03.16

一眼レフ特訓その壱 姫島編

 

 

 

前回話題にしましたカメラネタの続き編です。

さあ、早速現場にて特訓だあ!

と室見川方面を予定しておりましたが、急遽、サイクリング仲間も偶然にも休みということで且つすこぶる天気もよいとなり、お正月に行きそびれました大分県姫島一周のサイクリングを兼ねた撮影特訓。

 

早朝福岡を出発しまして到着した伊美港に車のみ残し、船に自転車と共に乗船します。

船が来ました!とりあえずスマホで。

 

 

船で20分。到着するとどことなく南国なのどかな気分。

今回は撮影がメインなのでのんびり景色などを味わうゆるポタリング。

景色に合う音楽をチョイスして機嫌よく海岸沿いのコースを走る。

スマホはしまって、ここからは一眼レフ撮影スタート。

 

 

姫島は国うみのお話にもまつわる島で、火山活動によりできたこともあり地層も面白い。日本のジオパークにも認定されています。

子供達が白塗りしてキツネ踊りをするお祭りや渡りをする珍しいアサギマダラ蝶の休息地として知られておりますが、昨今ではIT企業がリモートワーク地として訪れることも多くなったというニュースも話題になっております。

 

 

 

途中、学習したはずの略語が分からなくなってスマホで検索したりしながら移動しながらあちこちで撮影。

島の灯台と飛行機雲。

もたもたしておりましたら、どんどん飛行機雲が薄くなっちゃって構図もぼやけました。

コントラストももっと効かせなければいけなかったなあ。

 

 

自転車のリムの影のそばに枯れ落ちた椿。

椿にもっとフォーカスしなきゃ。

 

 

 

幻想的な夕刻の干潟。モノクロ撮影はやはり難しい。

しかも夕刻の光が一瞬一瞬変化する時間帯、すぐに最適な設定を判断できなければのっぺりした写真になっちゃう。

 

 

 

しかし、この砂にできた模様は素晴らしい。

 

 

この自然の力が作った砂のアートと太陽と微風と水面にしばし見惚れる。

 

 

 

 

ひたすら撮影中。

をサイクリング仲間にいつのまにか撮影されていたのだが、仲間のスマホは

かのLeicaとTOSHIBA 共同開発のライツフォンらしい。

スマホでもさすがなライカ。

なんだかなあ。私の一生懸命さはどうなの?

でも、特訓は始まったばかり。

素材探しとサイクリングをドッキングで、ぼちぼち楽しみます。

 

姫島は、個人的にとても気に入りました。

次回、シャッタースピードを学びアサギマダラの乱舞を撮影できるようにちびと学習して臨みます!

 

 

 

 

2023.03.11

長い眠りから目覚める一眼レフ

 

 

 

ホームページを立ち上げたのは25年くらい前だっただろうか、それと同時に割と早い段階で、コンパクトデジタルカメラを仕事の投資だと立派な大義名分で購入した。

事実、かなりの頻度で使用し減価償却はあっという間だった。

確か一番最初のものはFUJI FILM のものだった。

何台か買い替える度にカメラは劇的に優秀になり、そしてついにはスマホがカメラを席巻し始めた。

それでも一眼レフに対する憧れを持ち続けていたのだが、何しろあのボディの重たさが決心を鈍らせ、と同時にあのシャッターを切る独特の音にはクールさを感じつつ、迷って迷ってカメラコーナーをうろうろして帰宅する。

を何年も繰り返していた。

 

 

 

昨今のスマホのカメラ技術が上がり過ぎてカメラなのか電話なのか分からないくらいのこだわり進化ぶり、カメラ業界に暗雲か?

そこに、彗星の如く現れたミラーレス一眼レフ。

 

従来の一眼レフの構造上の内部ミラーを無くしたことで、かなり軽量化されコンパクトになったというミラーレス。

ついに決心したのが8年前。

この仕事を始める前から憧れだった一眼レフ。

 

が、あまりにも不明な操作ボタンが多くファインダーを覗くと画面にたくさんの数値や略語が溢れている。

思うような写真はちっとも撮れない。

たくさん撮影していれば覚えるでしょ。

なんてタカを括っておりましたら、スマホのカメラで背景ボケも撮影が標準になり始めてしまった。

持ち出すとなるとミラーレスですら重たい…

違いが出せる程の腕が上らなければ、スマホのそこそこの安定した撮影と気軽さに頼る日々が続く。

 

 

実は買って2年ほどで、抽斗の中で安眠状態になった。

もう、売ってしまおうか?

でも、スマホはあくまでも通信機器であり、当然だが一眼レフは本気のカメラであるわけで圧倒的に良い写真が撮れる。但し、腕がよければの話だが。

何年も揺れていた。

 

先週のこと。

最初にコンパクトデジタルカメラを買った時のように、日常のシーンを撮影してみようか。そんな気になったので抽斗から出していじってみた。

やっぱり画面に現れる略語が分からないなあ。

いったいどこの何をいじれば撮りたい写真に近づくのだろう。

説明書ってどうして私のやる気を削ぐのだろう。

そうやって数日が過ぎていた。

 

今日、仕事帰りに立ち寄った本屋で建築関係の雑誌コーナーでパラパラと立ち読みをしていたら、そのコーナーにカメラの本がなぜか何冊か並んでいた。

あれ、なんでここにカメラの本があるの?

「カメラはじめます!」

手にとった本が、直球なタイトルに等しくかなりわかりやすかった。

レジで会計を済ませて帰宅し、抽斗から安眠中のカメラを取り出すと

やっと分かったことがいくつもあり、カメラが長い眠りから目覚めた次第である。

あの本屋さん、粋な商品配列しているなあ。

ありがとう、危うく売るところだった。

 

随分暖かくなり、街には気の早い桜や木蓮を見かける。

来週、仕事が早く上がった日にコーヒーとカメラを持ってロードバイクで撮影に出掛けてみようと思う。

そんな計画を思うだけで気分がわき立つ。

 

思えば、20代から興味があった一眼レフ。

年齢を重ねても興味があることを、もう後回しにするのはやめようと思った。

 

 

 

2023.03.07

3座獲得!

 

 

 

昨年のお正月には風の強さと天候の関係でピストンに終わった普賢岳。

快晴が続くタイミングということでリベンジの3座獲得周遊トレッキング。

 

仁田峠登山口より妙見岳通過し国見岳にて小休止、そのまま一気に普賢岳にまわり下山ルート。

 

 

 

雲仙天草国立公園の登山口近くの展望台近辺から見えたのは、手前が天草半島。写真に収まりきれませんでしたが右側には天草五橋のかかる小島が続きます。

奥には熊本県地方。

ここでは一方通行ということもあり立ち止まる人がいないというくらいの美しさでした。

鹿児島県の佐多岬から山口県の自宅へ縦断中のバイク青年や、宇都宮からイカすBMWのバイクで20日間かかってやってきたダンディ、誰もがご機嫌。

 

 

妙見岳はロープウェイでも行けるので私服姿の観光客もおりますが、そこから先の国見岳には完全に山装備登山者のみ。

なるほど国見岳ピーク近くになると、片側は見るだけでもバランスを崩しあわや滑落しかねない急な崖、岩に何本も打ち込まれた堅牢な鎖を頼りに緊張の瞬間。

 

国見岳登頂が午前11時前。頂上で出会った京都と兵庫からの山ガールたちとおしゃべりしクッキーで小休止のあと一気に普賢岳を目指します。

 

 

到着すると青空の下カラフルなウエアに身を包んだ登山客がお昼を広げていました。

右手奥の山が普賢岳が噴火してできた新しくできた新燃岳。

活動の証、煙が見える。

 

 

長崎県の山は低山にしてアスレチック感覚な山が多い気がします。

何より、海が見えるという醍醐味は本州からの登山者にとってはかなりテンション上がるようです。

この地理的な最大の魅力は、九州在住であってもテンションあがります。

雲仙エリアは山の雰囲気がくじゅうとはまた違うので、今回やっと周遊コースをたどれて大満足。

視線の奥には今朝眺めた天草半島の景色を眼下に、昼間からたそがれます。笑。

360度パノラマビューイングを堪能して下山しましたら、白濁の雲仙地獄温泉。いいお湯でお気に入りです。

 

 

 

 

途中、諫早にて地元で人気のちゃんぽん店へ。

そうやって本日も無事に日帰りトレッキングをして帰宅しました。

 

明日から個展準備モードにシフト。

がんばります!!

 

 

 

 

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