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2026.04.05

春だより

 

 

先週から越してきてようやくだが、庭づくりに着手している。

雨模様の日が続いたが、本日は本当に爽やかなお天気だった。

早めに仕事を終わらせると、まずはフラワーボックスの木製部分に腐敗防止のペイント。

頂いていた金柑の木を地植え。

いちじくもちっちゃい青いいちじくの実と可愛らしい葉っぱも出てきた。

小さい時からいちじくなんだ、と妙に感心しておりましたら、すくすくのびてきた矢車草に蝶が止まった。

 

 

 

よほど居心地がよいのかスマホを向けて何枚も撮影しても、全く気にしていない様子。

蜂がやってきたり、綺麗な声で鳴く鳥も。

外に置いているテーブルで紅茶を飲みながら庭計画をイラストに描きながら、スケール片手に実測。

爽やかな風が吹き、自然界からの春だよりが一気に届いた気分。

 

 

玄関先のエニシダがとってもいい香りがするので、ダイニングテーブルへ一輪。

こんな日は、本当に幸福感に満たされる。

日々、覆い被さるほどの不穏なニュースが飛び交う時勢のさなか、ありがたさが沁み入る刹那である。

 

 

 

2026.03.26

下瀬美術館へ

 

インスピレーションストック月間。

今月もあとわずか。

週始めに広島と山口へショートトリップ。

 

毎年お世話になっているセレクトショップのある光市の駅で待ち合わせして、車でまずは宮島へ。

観光名所にあまり執着を持っていないあまのじゃくな私は、日本三景宮島は初めてでした。

想像以上に見応えがあり、ラッキーなことに満潮時ということもあり、青空の下、鳥居をくぐるうかい船がなかなかに情緒ありました。

次回は秋に弥山にトレッキングも良いなあ、薪能もタイミングが合えば観たいなあ、と膨らみました。

午後からは、今回の旅のメイン。下瀬美術館へ。

 

数年前からオーナーさんにおすすめされていた下瀬美術館は、世界的建築家の坂茂氏の設計。

建物の中に入るとパリのポンピドゥセンターが蘇りました!

 

ミラー効果の建物のガラスには、目の前の瀬戸内の海と水の上に浮かぶカラフルなコンテナのような建物が映り込み、全ての境界線が無くなる果てしない解放感を得られます。

このカラフルなコンテナは可動式企画ブース。

美術館に入場すると、ガレの庭と称した絵本の世界に迷い込んだようなお庭があります。

 

全容をうまく撮影できない…ガラスにのめり込むようにして撮影する私を撮影されてました。笑。

 

運転役をして下さったYさんも、建築好きとあり坂茂氏の設計スケッチ集や世界の作品集を購入し浮かれておりましたら、ふと目の前に、あれ?

もしかしてもしかして、日本を代表する別な有名建築家が同じショップブースの目の前に!

先日、この建築家の作品を人吉で見たばかり。

プライベートだった模様。

 

やはり、同業種として敬意を表する方のお仕事を見るために、わざわざ脚を運ばれるのだなあ。

 

満足して山口県に戻ると夜は山口県の数ある日本酒とお肴に舌鼓。

翌日には、世界でも稀有な潮流の合流地点と云われる場所の深海水を引き込んだサウナへ。

海沿いに建つ木製のサウナは薪を自分で焚べながら温度調整。

可愛らしい丸い建物が貸し切りで、中からは瀬戸内の海が見えます。

このサウナ、実は数年前から勧められてましたが、サウナが苦手な私は敬遠してました。

しかし、驚きました!

全く苦しくない上に私が知っているサウナとは全く違いました!身体が無重力のように軽くなる。

細胞が生き返る感覚がよく分かるのです。

世界的な科学者や学者たちの知識をもとに作られたそうで、なるほど納得な心地よさでした。

住んでる街にあったら、通うわ!

 

モリモリな内容でしたが、素敵な出会いもありました。

プライベートでぜひとお誘い頂いてた今回の旅。

お言葉に甘えて実現しましたが、スーパー楽しかった。

さあ、佐賀展、気持ちを切り替えて参ります!!

 

 

2026.03.17

インスピレーションストック月間

 

 

今月はインスピレーションストック月間ということで、それってちょっと気になるなあ、という気持ちに忠実になり、積極的に出かけてゆく!

スマホに頼らず重くても、一眼レフは必ず持って行くぞ!

そんな月にしている。

 

先週末は、友人夫婦と一緒に熊本県人吉へ行った。

 

 

 

2008年に国宝に認定された青井阿蘇神社。

桃山時代の神仏習合様式で、且つ茅葺き屋根。

九州豪雨による多大なる被災にみまわれながらも、茅葺き屋根の社は3棟、堂々たる存在感を放っていました。記念館は、建築家隈研吾氏による設計がほぼまとまりかけた頃に九州豪雨。大幅な変更を余儀なくされ完成したそう。

前出しが記念館の屋根です。

 

人吉は、かつては人吉城があり、温泉も多く、立派な杉山がある。

相良藩が納めていたそうで職人が多く住んだ町だったことが伺われる。

竹細工や鍛治屋、酒やみそ醤油の蔵、お茶屋などが多く、碁盤の目のような町並みだ。

みそ醤油の蔵を見学させて貰った。

 

 

創業100年近い、みそ醤油蔵は、まさに麹の息遣いが聞こえるひんやりとした奥行きのある長い長い蔵だった。

 

世界に誇る我が国の調味料。

これはまさしく発明の境地だと思う。

どれだけ秀逸であろうか。

みそは私の中では、絶対的なもので、母の作るみそをなるべく早い段階で教わろうと改めて思った。

 

 

球磨焼酎のガラチョクの形も趣ある。

でも、薩摩の黒ジョカも負けてないわよ。

 

 

きじ馬、乗ってみたかったが、楽しそうに走り回る子供達の手前、撮影のみということで。

桜も咲き始めました。

 

来週初めに、広島へ。

そして、来週末には2回延期になってしまった山へ。

春山だあ!

私、もう山欠病の一歩手前で、ふらふらしてます。笑!

 

4月から始まります個展活動。4/11より佐賀個展です。

そろそろご案内もできてくるかと思いますので、また改めてお知らせ致します。

 

 

2026.03.07

長崎へ

 

しばらくぶりの長崎への旅。
長崎が故郷の友人が案内してくれるということで、2日前に決定し3日間の旅へ。

 

 

 

友人が少しだけ実家に用事があるということで、その間、ひとり一眼レフを片手にぶらぶらと街を散策。

こんな旅、したかったんだよね。

 

 

 

長崎は、地盤が岩盤であるそうで地震がほぼないらしく、レンガとタイルを使った趣ある建物があちこちにある。

眼鏡橋の界隈は、立派な石積みの橋がいくつもいくつもあり、橋を渡ると驚くほどの寺や神社が密集している。何故か。

家康が長崎奉行に命じたのは、キリシタン一掃と仏教復興。

しかし、貿易を続けながらキリシタンを排除することは、かなり難しいミッション。そこでこの界隈に約40年の間にあらゆる宗派の仏教の寺を建てたそう。

中島川にかかる眼鏡橋は有名であるが、さほど長くない距離に、実は石橋が10ある。川沿いを撮影しながら不思議だった。こんなに必要?何故?

調べると、実は当時は20もあり、これは世界でもかなり稀な数だったそう。

眼鏡橋を興福寺の唐僧が中国の人々の寄付をもとにかけたことにより、中国の財閥たちが私財で橋を作りはじめ、競い合いが起こり、ついには20にもなったそう。

人間の名誉欲…の残骸が、400年後には世界の観光名所になろうとは。

 

小さな路地に入ると、数段の階段を登ったり、降りたり、専門店の粋な看板に見入ったり、最近また復活している純喫茶の様子を伺ったり、散策は飽きない。

 

 

どこか京都に似ているが、九州訛りがほっとする。

 

好物のちゃんぽんを夕食に食べたあとは、稲佐山からの夜景を見にドライブ。

 

20代の頃、会社をサボって同僚や部下たちと長崎にドライブしたことがあった。

計画的なおサボり。

この稲佐山からの夜景を見て帰宅したなあ。

部長すみません、祖母はあの時、既に亡くなって8年くらい経ってました。

長崎の稲佐山で、当時の私を知らない友人に告解。

友人は、面白がっていた。

若かったなあ。

 

稲佐山から夜景を見る方々へのライトアップ演出が隠されています。

ハートマークと星座、気付きましたか?

 

鹿児島から車で約6時間!

九州は大きいなあ。

気の合う友人との、旅は楽しい。

お誘い頂きありがとう!

 

 

 

2026.02.25

春薫るお茶の時間

 

 

 

週末には、福岡から作家活動をしている友人たちが遊びに来てくれた。

1日は、我が家でひとしきりお喋りしながら、ご飯やおやつタイム、夕刻には海へお散歩。

そして、翌日は、郷土品や工芸品店などを散策。

2人とも茶道を嗜んでいることもあり、鹿児島でも老舗のお茶屋さんに案内しました。

私は、ただ飲むだけのお抹茶ですが、お運びするときの古帛紗が以前から欲しかったので、お2人からいろんなアドバイスを受けながらあれこれ選んで盛り上がっておりました。

すると、ちょうど店内に入っていたテレビ取材のクルーに声を掛けられました。

 

 

2年前から、鹿児島県が、日本でついにナンバーワンのお茶の生産量を誇ることになったということで、入っていた取材だったようです。

インタビューに答えたから、もしかしたら、テレビに写っちゃったかも。笑。

古帛紗には、名物裂や緞子が使われていて、地色、文様、織り方などから名称がついているそう。

あれこれ迷いましたが、手持ちのお茶碗に合いそうなものを2枚選びました。

暖色系のものは、有栖川錦鳳凰紋。

有栖川錦は、鹿、馬、龍文が著名らしいですが、こちらは鳳凰文。

緞子織だそう。角度によって錦色に変化します。

 

もう一点は、糸屋裂。

千利休の門人の糸屋宗有が愛蔵したことからこの名がついたそう。

丸紋の輪宝が車輪にも見える、算崩しに輪宝文様。織り方は風通。

 

知った風なことを書いてますが、なんにも分からないので、お茶屋さんに名物裂の正しい名称や読み方、図録からの情報などを教えて貰いました。

 

 

 

未だにお稽古とは縁がなく、薄っぺらいことを形ばかり首突っ込んでおりますが、実は2人の作家の友人のおかげで生活の中で愉しむこと教わり、一気に身近なものとなりました。

大感謝です。

日々お稽古されていらっしゃる方々からは、怒られそうですが、身の程は分かっておりますので悪しからず。

古帛紗、骨董市などで素敵な生地があったら、自作してみようと思う春風薫るお茶の時。

お茶の時間は、楽しい。

ひとりでも楽しい。

 

 

 

 

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