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2024.04.25

熊本個展の案内はひとつ戻ってね!!

 

 

 

今年は、なんとたったの1回しか山へ行っていない。

少し、仕事も落ち着いたので暫くぶりに山へ。

目指すは、嘉穂アルプスと呼ばれる古処山。山頂から柘植の群生エリアを通過し屛山山頂へ向かう途中の林道歩きをしたくて向かった。

とはいえ、古処山は沢を何度も横切りながらのガレ場が1時間以上続き、やっと終わったと思った途端に九十九折れの急登が頂上まで続く。

古処山山頂はさほど眺めは良くないのだが、その先のツゲ群生エリアを越えて、屛山への途中の林道が最高に気分よく歩けるのです。

風が吹き抜けて、歩きやすく、まさに口笛を吹きたくなるコース。

人気のコースです。ただ、そこを歩くには古処山山頂まで登らなければならない。

これがまさに、山の醍醐味。

しんどい思いをして登った者にしか知り得ない幸福感。

嗚呼、人生そのもの。

ちょっと大袈裟だが…

 

ブランクがあり過ぎるので、今回はガレ場を半分にショートカットした五合目登山口から登るつもりで向かったのだが、過去数年にわたり何度もみまわれている雨の災害でなんと登山道へのアクセスが通行止めになっていた。

え〜!!

さあ、どうする?

正規ルートで登る?

友人と迷った挙句、全く別な山に行くことにした。

英彦山に変更。

 

 

英彦山神宮登山口までは、花駅からスロープ電車に乗っていきます。

昨年新しくなったというスロープ電車は、ピッカピカの真っ赤。

内装も畳のベンチでモダン和風。壮観です。

スロープ電車は季節ごとに花を楽しめる大きな敷地の公園を足元に見ながらゆっくり登っていきます。その日は、ちょうど石楠花やツツジなどがほぼ満開でお天気もよかった。

 

 

 

 

やっぱりブランクは、足の運びにしっかり出まして、少し登っては休憩。

またすぐに息があがり休憩。

なんとまあ、正直すぎる身体なこと。

 

英彦山エリアも今は雨の災害の影響で登山コースがあちこち閉鎖されている。

今回は中腹の岩にくっついた玉屋神社のそばを流れる沢のそばでお湯を沸かし、生まれたての新緑をてんこもりに携えた木々の下で、風を感じながらコーヒーとおやつを楽しんで下山した。

 

最近、災害で過去に登れた山があちこち登れなくなってしまうことが多々ある。

行ける時に行っておいてよかった。と思うコースが増えている。

なにしろ体力もすぐにこうやって落ちるのだから。

人生は長いようで短い。

ちょっと大袈裟だが…誠のこと也よ。

 

 

 

 

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