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2025.12.11

大阪個展の様子!!

 

 

昨日、大阪より戻りました!

 

 

高台にあるギャラリー芭蕉さんとも15年目のお付き合いとなりました。

 

 

しつらいも大人の和です。

置物は、韓国のヘテだそう。

味わいありますよね。

そして、古びた木は、難破船の流木。室戸岬に流れ着いていたものを運んだそうで、運んだ時のエピソードをユーモラスたっぷりに話して下さいましたが、なんだか室戸岬というロケーション、ロマンを感じます。

 

 

うまく撮影できなかったのですが、こちらは会期前に山に入ってご準備してくださったウツギの木。実は天井にほぼ届く高さで、腰から下部分には、藤の蔓がまあるく活けてありました。

それらをしっかり支えている花器は、すっきりとした角柱の御影石でできたものでした。

なるほど。

枝物は、高く活けたくても花器選びがなかなか難しい…

納得です。

 

 

 

いつも多くの学びと素敵な出会いが楽しい大阪展。

会期は15日までです。

 

今年もあと2週間ちょっとになりました。

早いですね。

ほんと。

 

 

 

 

2025.12.02

21年前の自分と再会

 

 

 

本日は、宮崎県都城へショートトリップ。

目的は、美術館と図書館。

 

偶然頂いた都城市立美術館での植田正治写真展の招待券。

 

 

かれこれ21年前。

植田正治写真美術館に鳥取まで行ったことがあった。

田圃の中に佇むコンクリート打ちっぱなしのモダンな建物の美術館まで辿り着くには、なかなか大変だったのだが、美術館を出る時にはかなり心揺さぶられて口数も減るほどだった。

 

あれから21年。

まさか電車で1時間ほどの場所で、再び観れるとは。

今の自分がどう感じるのだろう。

 

 

好きな世界感、心が心地よいと感じるものは、変わらない。

 

私も、写真しよう!

下手でもいいじゃないか。

ナチュラルにそう思った。

 

そして、ランチの後は、福岡在住時から気になっていた都城市立図書館。

確か、ショッピングモールをリニューアルして図書館として生まれ変わり、成功した事例として、記憶している。

 

 

 

 

まるでミラノのガレリアのようなドーム型の天井からの彩光は、多くの書籍のタイトルを見る、人の目にも優しい。

建物に一歩足を踏み入れた独特の解放感とゆったりとした時間の豊かさを感じました。

程よいボリュームのBGMも好感。

この街の人々が羨ましい…

 

帰りの電車の時間まで街をぶらぶら。

街で見つけた心惹かれたお店のサイン。

アートの文字がイカすわ!

他にも何軒かあったなあ。

 

 

というわけで、本日は、アートを通して過去の自分に再会した良き1日でございました。

 

さて、物流の遅れもあり、大阪のDMがなかなか手元に届かず案内アップができませんが、来週火曜日より始まります。

発送は昨日に済ませて一安心。

 

 

 

 

 

2025.11.24

庭の花

 

霜月とはいえ、昼間はまるで春のような気温。

快晴の日が続いている。

来月の大阪展の準備もおおよそめどがたち、ここのところ仕事が終わったあと、日が落ちる前に庭のことを少しずつやっている。

 

玄関横の小さな庭があり、そこのちょうど洗面所の窓から見えるあたりにちびっこい花壇を作った。

寝起きのコンタクトを入れる前のど近眼の目でも見えるように、インパクトのある色の花にした。

歯磨きしながら眺めている。

福岡に住んでいた頃、お気に入りの花屋さんがすぐ近くにあり、花の名前はちっとも覚えられなかったけど、好きな花を選び好きな花器に活けていた。

日課のようになっていたが、今思えば随分と訓練になっていたのかもしれない。

今は、スーパーの花屋さんでもそれなりに楽しめるようになった。

地味な花をどう生かそうか、と選ぶのも楽しい。

鹿児島に越してくることになった時、近くに花屋さんがないのがとても寂しかったけど、庭の花を家に飾れるように何かしら植えてゆこう。

そう思って1年。

やっと庭のことに着手できそう。

 

 

越してきて気付いたのだが、我が家に来られる方でお花好きな方々が、よく庭に咲いている花をお土産に持ってきてくれる。

買った花とは違う喜びがある。

その土地に咲く季節の花。

マンション生活で庭が無かったのだから、花屋で花を買っていたわけだが、つい色や形のニュアンスある洋花ばかり目がいってしまっていた。

ある時から満腹感のような感覚を抱くようになった。

和花は、気持ちが静まる。

葉を落とす場所次第で、どんどん洗練されてゆく気がするのが和花の特徴であるような…

 

 

今朝のお客様は、サザンカをお土産に持って来てくださった。

ご自宅に庭があるとは聞いたことがなかったのだが、来る途中に見つけたからなんと山に入って取って来たそう。

嬉しかった。

 

 

つぼみがたくさん。

咲くとよいなあ。

でも咲かずに蕾のまま、というのがまた和の味わい深さでもあるのよね。

 

お花好きな方へ、庭先の花をさりげなくお土産に持って行けるような庭にしたいな。

 

 

2025.11.20

選ばれるお皿

 

 

すっかり冷たい風が吹き、冬らしくなって参りました。

冬野菜が美味しい季節になり、あれこれとメニューを考えるのも楽しみのひとつ。

日が暮れるのが早い今時分の季節は、作ったメニューをどのお皿に盛るかをゆっくり考えてもまだいつもの時間に早いくらい。

 

 

月初めに行った骨董市で見つけた有田の古い小さな絵皿。

骨董コレクターの方が以前、本で触れていたのだが、華やかな絵皿に何を盛るか難しいと尋ねられるが、至ってシンプルな味付けの旬の野菜を盛るのがよい。

皿が豪華ならば、載せる料理は素材で勝負。

そんな風なことが書いてあった。

なるほど。

そういえば、西欧にもアスパラガスを楽しむためだけのお皿があると聞いたことがある。

 

アムステルダムで食べた旬のアスパラガスは、クリーミーでワインが何杯も飲めちゃうくらいだった。

あの時のお皿はちょうど何本かのアスパラガスの長さがおさまる窪みのある真っ白な器だった。

そこに整然と並んだほどよい硬さ加減のクリーム色の白アスパラガスに、半熟の卵がブランケットのようにふわっと根元あたりにかけてあった。

きびきびと働くお店の方がお好みでチーズをどうぞと、ガラスに入ったパルメジャーノチーズを置いていってくれた。

白のグラデーション。

春の陽射しにきらきらした幸福感。

食材を味わうために選ばれたお皿。

 

そのあと骨董コレクターの方の本に出会い、過去の経験と繋がった。

 

ちょっと真似して、私はこの小さなお皿で、真っ白な大根のお漬物を頂いている。

 

少し前に友人から頂いたお漬物用のガラスが大活躍している。

作家さんの作品だそうで蓋の部分は、かなり重くできていてお漬物石を兼ねている。

 

 

ゆずが手に入ったので、絞っておもし蓋をして一日。

お漬物ガラスをキッチンの出窓に置いていると、翌朝からもりもり食べられる。

 

新米にお漬物。

食べ終わると、現れる細やかな絵付け。

日本人でよかったなあ。

 

 

 

 

2025.11.13

紅葉登山

 

 

 

今年のくじゅうは、紅葉がマックスの美しさだと何人かに聞いた。

ミヤマキリシマもかなりの美しさだったそう。

山の紅葉は、待ちくたびれて痺れを切らしそうなタイミングあたりで、一気に1週間ほどでピークを迎え、あっけなくフィニッシュする。

タイミングを合わせての紅葉登山はなかなかである。

 

くじゅうには行けないが、南九州も今週がピークなのでは?

ということで、夏に屋久島へ行った同級生を誘って、急遽、霧島連山の韓国岳へ。

 

堪能して参りました!

山頂では、ちょうど雲が通過中とあって、背景真っ白。

しかもじっとしていると寒い。

ルートを変えて下山は大浪の池方面へ。

高度が下がるとガスもクリアになり、おそらく紅葉も楽しめるだろう。

ということで下ると、6合目辺りから右に左にとぐるりな紅葉に包まれました。

 

 

 

 

 

 

 

時折り吹く風に立ち止まり、木を仰ぎ見てあちこちで舞い落ちる葉を見届ける。

落葉が積もり土が見えない登山道を、かさかさと踏みしめながら歩く。

日常では仕舞われているゆったりとした深い時間に出会える。

そう、この感覚がたまらなく好きなんだよな。

 

山頂から眺めるもゆるような紅葉の山もよいが、山の中でまさに秋の色の妙を味わいながら歩き進めるのも秋山の魅力である。

 

ああ、あんな色のグラデーションのセーターが欲しい…

この角度から見える景色の一部が、我が家の庭ならどんなにいいだろう…

 

私の呟きに同級生は、クスッと笑った。

 

でも、私は本気でそう思っているんだけどなあ。

 

来週からぐっと気温が下がる模様。

山も冬山に向かう…

 

 

 

 

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