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2024 July

2024.07.22

ニュールームの構築 その1

 

 

 

拠点移動に向けていよいよリフォームも大詰めになって参りまして、福岡と鹿児島を行ったり来たり。

今後、鹿児島に拠点を移しましたら新たに作品をご覧頂けるスペースを少しずつ構築しながら仕上げていきたいと思っております。

ベースは和風の平屋、ここを少しずつ作品をご覧頂けるお部屋にリメイクしていく様子を時々に配信しようかと思います。

長い間鹿児島展の企画をして頂いておりますインテリアコーディネーターさんたちが、途中の様子を見に来て下さいましてインテリア談義で盛り上がりました。

 

 

 

照明ペンダント、ガラスシェードでどちらも日本製の70年代のもの。

馴染みの古道具屋さんで見つけたものたちで、ひとつは玄関ホール。ひとつは洗面台に。

 

リフォームで自分なりにこだわった部分は、ホームアクセサリー部分。

やっぱり全体よりはアクセサリーでアクセントをつけるという発想が、装いのみならずお家に関しても好きなんだと実感。

 

 

今回、展示スペースを兼ねた大きな引き違い戸を建具屋さんにオーダー。

本来は3枚引きの襖でしたが、思い切って2枚にサイズ変更。

その裏面に使用する引き手を薩摩焼にします。

建具に額縁なしでクロス張り込み、しかも通常の引き違いと真逆の作り。建具屋さんにも何度も確認されました。笑。

重々、将来的な注意を受けましたが、腕の良い職人さんたちのおかげで綺麗に仕上がり迫力がある雰囲気に。

 

トイレの取手やスイッチプレートなども全体を引き締めるポイントとして交換。

 

次回は、完成したそれらの写真をアップしたいと思います!

 

暮らしは育ててゆくものだとつくづく思う、場所が変わっても自分の空間が楽しめることは心を安定させてくれます。

暮らしはその人そのものを表すのかもしれない。

真新しいものよりは、少し馴染んだものたちに安らぎを感じます…

 

 

 

2024.07.18

書籍準備中!

 

 

 

拠点移動も来月初めに迫り、せわしく動いている間に福岡滞在も余す所20日ほどになってしまいました。

ほんとに越しちゃうのかな?

この慌ただしさの中にふっと忍びよるブラックホールのような寂しさ。

この2ヶ月間は、この仕事、この街でお世話になった沢山の方々とお会いできて幸せでした。まだまだお会いできていない方と来週からちゃんとご挨拶兼ねてお会いする予定。

 

 

 

さて。

制作を始めて来年で30周年。信じられないような年数になりましたが、この節目にこれまで続けてきたブログを書籍にまとめることにしました。

まあ、ど素人が大胆な発想ですが、ど素人ならではの自由さに免じて下さい。昨年から取り組みました経集者とのやりとりもやっと最後の原稿提出が終わり、本日は表紙の写真も撮影が終わりました。

 

昨年は想定していなかったまさかの拠点移動と重なり、この5ヶ月間は振り返れば怒涛のような目まぐるしさでした。

 

感傷的になる隙間もなかったので、ある意味良かったのかもしれない…

沢山の方々の支援のおかげでひとつひとつがクリアになっていきます。

人にお世話になる、助けを頂くということは、人間関係で最高の贅沢なことであり、価値あることなのかも知れない。

 

ありがたい。

そのひと言に尽きます。

 

 

 

 

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