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2023.06.01

鹿児島個展の様子!

 

 

 

台風を避けて無事に終わりました鹿児島個展!

 

今回は4日間という設定でしたが、濃密な時間でした。

会場の様子の写真、なかなか撮影するタイミングなくて企画者の撮影したものを譲って貰いました。

 

 

今回もたくさんの笑顔に会えてとっても幸せな時間でした。

隙間な時間をぬってご来場頂きご褒美をゲットして風のように会場を去ってゆくバリバリのキャリア女子や、前回は最終日で十分に作品を見れなかったからと、今回は初日に有給休暇を取られてご来場されたお客様。

福岡の友人が出張先の鹿児島で偶然知り合った素敵な女性にご紹介いただいたということで、お会いする前からずっとインスタをご覧頂き個展を知り初めてご来場頂いたお客様。

嬉しいサプライズのひとつめ。

 

 

 

毎回、県外から早起きしてお越しいただくお客様。今回もデザインテーマや使い方などを尋ねながら、本当にとっても丁寧にゆっくり見て選んでくださいました。

そして、にこにこしながら会場にやってこられたお客様。

?どなただろう?!!!!

なんといつもは山口県の個展でお会いする、山口県在住のお客様で大興奮。

鹿児島のお友達を訪ねて旅の途中、偶然入った会場となっているインテリアショップで私の個展DMを見てびっくりしてやって来られたという、嬉しいサプライズのふたつめ。

 

 

 

期間中、着物で美味しい差し入れと共に何度もお運び頂いたお姉様。

初めてお越しいただいたお客様。

ご主人も好きだろうと、日を改めて再びお越しいただいた仲睦まじいご夫婦。

 

 

しばらくぶりに来られたお客様が、小学一年生になられたお子様を連れて登場!子供でもやっぱり女性です。イヤリングを試着してご機嫌。

芳名帳にかわいらしいひらがな文字でお名前書いてくれました!

 

 

 

 

長いお付き合いをしておりますと、仕事へのスタンス、立ち位置、装いも含め力が抜けてゆき身につけたくなるものも、少しずつ好みも変化してゆきます。

そんな変化を楽しむアドバイスも結構盛り上がります。

 

本当に濃密な4日間でした。

薩摩おごじょたち集結!

 

キャリアアップしてゆく女性たち、気持ちにゆとりが出て今を満喫されている女性たち、新しい決意をされた女性たち、少しだけ方向転換を意識されている女性たち。

生きているといろんな直面にでくわします。

予定通りに事は運ばない。

お客様同士や私自身、今、抱えている何かを解きほぐし、未来を変える。

人のエネルギーが集まる場所に身を置くと、扉が開いたり、光を感じたり、ストレートに答えを貰ったり。

人と人。

モノを介して集まる場が持つ特殊なエネルギー。

集まった人々と共有して語る言葉、作ったモノをフィルターに言語を超えた感性で語らえること、そんな仕事をさせて貰えていること。

誠、幸せでございます。

 

改めてお運び頂きました皆様に大感謝。

いつも素敵なインテリアを快く貸し出してくださるインハウス久永さん、スタッフご一同様にも改めて感謝申し上げます。

そんなかかえきれないほどに感謝を噛みしめながらオーダー制作時間に入りたいと思います。

 

ありがとう、鹿児島!!

 

 

 

 

2023.05.22

アサギマダラのロマン

 

 

 

2000キロの渡りをする珍しい蝶、アサギマダラが大分県姫島に休息しにやってきています。

 

 

暑がりで寒がりのアサギマダラは、気温20度前後の快適な場所と花の蜜を求めて、なんと台湾から北海道まで渡りをする蝶だそう。

鳥ではなく、蝶です、

驚き。

 

羽を広げると約10センチほどで品のよいアイスブルーの模様が印象的な、形のよい美しい羽を持つアサギマダラは、この日、250頭が優雅な舞を見せてくれました。

 

 

スナビキソウの蜜を吸いながら羽を休めて過ごします。

 

 

昨日は、長野県在住のダンディな研究者がお見えになっていて詳しい話を聞くことができたのですが、この不思議な蝶が渡りをすることが分かったのは、実は80年代とつい最近のことらしいです。

寿命が半年ほどというアサギマダラは、まさに旅するために生まれてきた蝶。

 

 

風が吹きふわふわといっせいに舞い上がった瞬間は、あちこちから見にこられていた方々からも歓声があがり、それはそれは美しい瞬間でした。

一眼レフで臨んだ撮影も、技術がともなわず残念ですが…

 

寿命を全うした蝶の羽は、2000キロの旅に耐えられるためなのかかなり肉厚のしっかりとしたものでした。

 

姫島をあとにしたアサギマダラたちは、途中、休息をしながら次なる目的地、北海道を目指して旅を始めます。

北海道で夏を過ごしたあと、秋に再び姫島にやってきて休息し寒さを凌ぐために今度は台湾にむかうのだという。

まさに生き抜くために旅を続けるアサギマダラ。

人間に強いメッセージを与えてくれたような気がしました。

 

西日本では、琵琶湖と姫島が休息地となっているそうです、機会があればぜひ!

 

個展の準備後のリフレッシュ姫島アサギマダラライド。

前回訪れた時、アサギマダラを見に行こうと、ずっと飛来数をチェックしつつ制作準備を進めてきました。

再び立ち寄ったカフェの方が、あ!お久しぶりです!とオーダーの品にお菓子の差し入れを添えて下さいました。

覚えていて下さったことに感激。

名前を知らない方々との再びの出会い。

1日とはいえ、旅っていいですよね。

アサギマダラにはおよびませんが。

 

さて。

本日は作品群を鹿児島に発送済ませて、いざ向かいます!!

 

 

2023.05.12

鹿児島個展のご案内!!

 

 

準備も大詰めになりました鹿児島個展のご案内です。

 

 

末野美由紀シルバーアクセサリー展

 

5\26(金)-29日(月)

AM11:00-PM7:00

最終日はPM6:00まで

インハウス久永 with living house店内4階にて

鹿児島市東千石町16-17 – 4F

 

 

 

今回は4日間の設定ですが、天然石を使用した限定の作品を始め、新作多数準備致しました。会期中はずっと滞在しておりますので、サイジングや装いに合わせたコーディネートなどちょっとしたテクで、変身できる技など皆さんと楽しめたらと思っております。

ぜひ、お誘い合わせの上お越しくださいませ!

県外の方もご興味ございましたらご案内お送り致しますので、ご遠慮なくお知らせくださいませ。

 

やっと世の中が動いてきました。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

 

2023.05.07

面白きこともなき世を面白く

 

 

雨が降り続いた後半ゴールデンウィークの突入前に、天気の良いタイミングを狙ってサイクリング県山口県の防府市へと出向いた。

コースは60キロコース。

 

 

 

前日にコース確認をしていたら、偶然知った防府市のゴールデンウィークの名物イベントの水中鯉ながし。

どんなイベントかと言いますと、一級河川の佐波川(さばがわ)に鯉のぼりを空ではなく、川の中で泳がせるイベントらしい。

鯉の数、なんと120匹。

YouTube で過去の様子をみましたら、なんとも風情のあるイベントでした。

ぜひ皆さんもご覧になられてみてください。

 

残念なことにイベントは翌日の5/3-5。

ちょうどコース沿いなのでせめて前日の準備だけでも見れないものかと折り返し目的地に設定。

途中お昼に立ち寄ったレストランのウエイトレスの方が私と友人の格好を見て話しかけて下さったのだが、実はその方もロードバイクをされるらしく鯉ながしの準備の様子を期待して昨日走りに行かれたという。

到着した現場はかなり広い整備された河川敷公園でした。

鯉を水中に入れるのは、当日の朝とのことで関わっていらっしゃる方々もとても気さくで和気藹々とした雰囲気の中準備をされていました。

ぜひ、皆さんに知らせて欲しいと終始にこやかに語ってくださいました。

 

コーヒーブレイクをして折り返して次の目的地、防府市街にある毛利氏庭園へ。

 

 

 

こちらは、素晴らしい庭園でした。

季節を変えてもう一度訪れたいです。

完全に作られた世界ではなく、25,000坪の丘や滝、地形を最大限に活かした起伏に富んだ庭園は、素人見にも造作感が薄く、夕刻の静寂さとあいまって庭の持つ独特の宇宙感にぐいぐい引き込まれ、つい長居してしまい帰りはかなりスピードアップで走りました。

庭はやはり良いですね。

広さや造作とは関係なく、どんなに小さくてもそこには宇宙感が常に存在していて好きな時に溶け込める。そんな魅力があるように思えます。

 

 

 

実は今回、もうひとつしみじみと心に響いたのが防府天満宮にあるこの碑です。

とても有名な句ですね。

 

死の床にありながら高杉晋作が辞世の句として上の句を

「面白きこともなき世をおもしろく」

 

そして幽閉されていた姫島から解放してもらった野村望東尼が下の句を

「すみなすものは心なりけり」

と続けて詠んだ合作の句の碑です。

 

刻まれた石は望東尼が幽閉されていた姫島から運んだものらしいです。

 

姫島といえば、先日島一周ライドをしたばかり。

地層が豊かであったのでこの石が運ばれたのも頷けます。

そしてちょうど空海や最澄の話、かなり難解で頭の中がぐるぐるになった唯識思想の本などを読んだばかり。

自転車で巡る社会科勉強もこんなつながりをもたらしてくれると、深さはさておき、知ったつもりで過ごして来た小さなことに一気に光が射す気がします。

 

 

全ては心の持ちよう次第。

 

「面白きこともなき世をおもしろく

すみなすものはこころなりけり」

 

これから改めて心の中でつぶやくおまじないにしたいものです。

 

 

 

 

 

 

2023.04.29

暮らしは楽しまなきゃ

 

 

越してきて4年近くになるのだが、ベランダのグリーンたちが随分と大きくなってきた。

先日、植え替えをしたティーツリーは明らかに30センチほど背が高くなっている。

このベランダが案外、気に入っているのね。

ハーブたちもぐんぐん成長しているので、早朝の水やりの後、乾燥させるためにざるの上に広げてアトリエに出かけるのだが、帰宅すると高台の高層階ということもあってか、乾燥して軽くなったハーブたちが風であちこちに飛んでしまって随分と量が減っていることがある。

 

 

 

野菜干しネットを自作することにした。

 

ホームセンターに行き、まず市販の野菜干しネットの仕組みをじろじろと眺めて、手持ちのざるを生かして自作に必要なものをチェックしながら物色して回った。

網戸のネット?縫製がしにくそうだな。

色もテンション落ちるし。

キャンプグッズコーナーにヒントがないかな?

フロアーを移動しながら、最も簡易的な良いものを園芸コーナーで見つけた。

 

 

出荷袋という名前がついていた。

ざるのサイズが入るものをチョイス。

5枚入って300円。試作して失敗してもやり直せる。

かなりリーズナブル。

 

手芸箱やかつてアクセサリー作りに使っていたリボンやボタンのストック、収納箱から外して取って置いた木のハンドル、刺し子の糸、使えそうなものを1箇所に集めて小さなざる用と中のざる用と2種類作る前提であれこれ考える。

ざるとしても使いたいので、ネットに落とし込むだけでベランダに吊るせるように。

できました!

こちらが小サイズ。

木のハンドルがサイズもちょうど合ってびっくり。

 

 

で、こちらが中サイズ。

 

 

 

あした、天気になあれ!

 

暮らしはどうせなら楽しまなきゃ。

が、モットーです。

 

ベランダでお茶も気持ち良い季節になって参りました。

もう皐月ですものね。

 

 

 

 

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