2016.05.23
バカンスピクチャー!!ハンガリーからウィーン編!!
ブダペストには、街のあちこちに温泉が湧いている。
オスマン帝国が侵攻してきた歴史の名残、トルコ風呂に浸かってみた。日本で温泉といえば男女別の裸で入浴だが、こちらは水着着用の混浴。温度は人肌ほどで35度から36度。
とてもリラックスする温度で、気がつくと1時間近く。
指先がふにゃふにゃになってしまっていた。
世界三大貴腐ワインと呼ばれるトカイアスーは、かなり美味だった。しかも、トカイは、甘口だけはなく、ムスクのような香りのドライなものもある。これが最高に自分好みだった。衝撃的な美味さだった!
魅惑的なブダペストを後にし、ウィーンへと戻った。
ブダペストからウィーンへは高速列車で2時間半。
博多から大阪位まで。
列車の国境越えはヨーロッパの醍醐味だ。
車窓からの景色も新鮮です。その国の産業などが垣間見れる。
この国は、原子力にはどの程度反対しているのだろうか。
確か、アインシュタインもこの国に住んでいたのではなかっただろうか。そんなことをちらりと思いながら流れ去る景色を楽しみます。
ウィーンは、福岡ほどのコンパクトな街。芸術。音楽。文化。そこに重要な役割を果たしたのがカフェ。
今回初めて知ったのだが、世界で初めてコーヒーの焙煎をしたものを売り出したのがウィーンにある、かのユリウス・マインル社だったという。
当時コーヒーの緑豆を買い各家庭でストーブの上で自家焙煎をしたものを楽しむのがスタンダードだった時代。
ユリウス・マインル創設者が世界中から選別した豆を既に焙煎した状態で売り出したところ大当たりし、ヨーロッパ中のカフェと取引が始まり、ついにはヨーロッパ中の高級食材店を取り扱うお店となり、あちこちに出店し、凄まじい販売力で、ついには銀行まで作るほどの繁盛ぶりだったらしい。
事実、ウィーンはもとより、イタリアやフランス、ユリウス・マインルの豆を使ったカフェは多数あるらしい。
トルコ帽子を被った少年の横顔のロゴマーク記憶にある方も多いのでは。
街角には、音楽家のたまごたちがチャンスを求めて集まる。
ちょいボケ。ごめんなさい。
5月のヨーロッパは夜9時過ぎでもこの明るさ。
湿度のないちょっぴり冷たい風が心地よく、アペロールがすすみます!