チューリッヒからウィーンへと飛んだ。

今回はウィーンがメイン。7カ国ほど隣接している地理が魅力的で、滞在を長めにとった。気が向けばお隣のどこかの国に足を延ばせる。選択肢は7つだ。

選ばれたのは、ハンガリー。荷物はホテルに置いたままブダペストへと一泊2日でエクスカージョンの旅へ出ることにした。

急遽ネットで宿の予約をして、列車のチケットを買いに出かけた。

 

 

ドナウの真珠と言われる街自体が世界遺産に登録されているというブダペスト。

ずっと行きたいと思っていた街だ。

起伏に富み緑が多い山の裾野には閑静な住宅街が広がるブダ地区。

商業地帯、官庁、劇場が並ぶ平坦なペスト地区をはさんで南北にドナウ川が流れる。そしてそれらをつなぐくさり橋。

この橋はロンドンのテムズ河の建設と同じ方の建設らしい。

橋の向こうには王宮の丘。

 

 

夜のライトアップされた景色も美しい。

 

 

 

 

 

ハンガリー帝国の都としてブダ地区に城が建設されたのは13世紀。

その後、オスマン帝国の侵攻、ハプスブルク家の支配が繰り返され苦難の歴史を乗り越え、２つの街をつなぐくさり橋が完成されたのは1849年。

 

 

ブダペストのこれまでにない蒼く深い夜は忘れられない景色のひとつとなった。