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2022.12.09

大阪個展の様子!

 

 

6日より始まりました大阪個展へ行って参りました。

 

大阪でも高野山の方面の住宅街にありますギャラリー芭蕉さんは高台にあり、毎年12月ということもあるので遠くに見える山々の紅葉が、九州とは違う何とも言えない色合いを醸し出すのを楽しめます。

 

 

 

 

入口の水鉢には毎日違う花が入ります。

こちらは初日。2日目は赤い椿に野菊でした。

 

展示は一階で、毎年自由にディスプレイさせて頂いておりますが、あちこちに茶花を活けてくださいます。

それがとても私好みでこんな風に活けられたらなあとしげしげと眺めいります。

 

 

実は2階もございまして、アクセサリーは他のクラフトと比較すると小さいので1階のみの展示ですが、2階の和室では、毎年、床の間のしつらえがとても楽しみなのです。

 

前回は、小倉遊亀氏の書画でした。

それまで私が知っていた画風とは全く違う力強いものでエネルギーを発していたので、改めて作者の名前を聞き直したほどでした。

そして私の故郷である鹿児島の民具がさりげなく置かれており、感激したのを今でも覚えています。

 

 

 

そして今回は、オーナーさんが松本で出会ったという100年以上前のバティック。

それを表具師に依頼されて屏風に仕立ててもらったそうです。

釘を一切使わない技術で作られた屏風は、時間を重ねるごとに浮き上がってきたという深みのある赤のバティックにとてもマッチしていました。

 

掛け花には決まり事であるという蔓ものは、野いちご。

旅枕というタイトルの掛け花に、李朝の家具、クリスマスツリー。

野いちごの赤、バティックの赤、ツリーの赤。

 

色んな国を旅して集まったモノたちが主張しすぎずに調和しておりました。

東西が融合しながら、影響を与え合い芸術が発展していった。

そんな空間となっておりました。

 

やはりいつかは床の間のある暮らしをしてみたいものです。

 

 

おっと、個展の話から逸れましたが、今回は石の作品をお目当てにお運び頂いた方々がいらっしゃいまして、皆様シンデレラな出会いを楽しんでくださいました。

 

会期は12日までです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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