2018.10.29
ゆらめきのバランス
秋から冬にかけての設えの変更は、口笛を吹きたくなるような気分だ。
事実、吹いているかもしれない。
カーテンやルームシューズの取り替え、寝具の交換、トイレや脱衣所にマットやラグを出したり、クッションカバーを秋色に変えて小さなひざ掛けを出したり、テーブルクロスを掛けたり、ワンシーズンに1度の家具のメンテナンス、オイル塗りも念入りに、、、
秋晴れの日を狙って、とにかく徹底的にやる。
全てが入れ替わった日の夜には、静かな音楽を流しながらキャンドルに火を灯す。
キャンドルの火のゆらめきは、人間の右脳と左脳のバランスを整える効果があるらしい。
夏中、早起きでひとり夏時間で行動していたが、秋冬はどうしても起床も遅くなり夏のように行動できない。
自分の怠心からくるものかと思っていたが、どうやらそれは責めるべきことではなく、それが身体にとっては自然であり、かつ身体が必要としていることなのだと、ヨガの講師に教わった。
人間の身体も秋から冬にかけては、お休みやエネルギーの蓄えの時間サイクルになるのだという。
人間も動物と同じ。
冬眠の時間なのか。
ならば、今年からは
思いきり秋の夜長を堪能しよう。
少しの寝坊も許し、冬ごもりを楽しもう。
そう思った。
四季のある地に生活していてよかった。