2018.02.19
2018.02.08
本日は、寒さの中にちょっぴり春を感じた青空が仰げた1日でした。
京都展の作品諸々発送を済ませて、ひと息。
本日は、この頃作ったものでも最も個人好みな大ぶりなペンダントのご紹介です。
タイトルは、ドレープペンダント。
今の住まいに越してきた頃、寝室の出窓から見える夜空は、月の通り道で、秋夜には部屋のあかりをつけずにラグに座って壁にもたれかかりながらよく月を眺めていた。
お気に入りの時間だった。
レースのカーテンだけを引いた掃き出し窓からは、ふわありふわありとゆるやかなリズムで風が入り込む。
その度に、レースのカーテンが月夜の光を走らせながら膨らむ様子、そして息づかいのようなそのリズムは高貴な女性を思わせて、それはそれは美しかった。
静謐なる美しさとは、このようなものかもしれないと、
息をひそめながら、その光景を心の中の映像ストック室に大切に保管した。
残念ながら、そのあとすぐに月の通り道の夜空には高層マンションが建ちあがり、私的なお気に入りの時間が奪われた気がしてそのまま忘れてしまっていた。
少し前の寒い夜、うっかり薄着のままベランダに出たら、空には満月が静かに呼吸していた。
無意識の時間に突如現れた満月は、薄着であったのも忘れさせ、私の動きをしばし留まらせた。
今夜は満月だったのか。
とても綺麗。
冷たい夜の空気にさめざめと放つ月光は、偉大なる多くの音楽家達がマティエールにして名曲を残している。
心の中の映像ストック室から、ふっと浮かび上がった数年前に見たあの夜のレースのカーテンのドレープ。
月光色したドレスドレープ。
創らなきゃ。
月と女性の神秘的なかかわり。
大人になっても、泣きたくなるようなことは多々起こるものだ。
心の中にいつでも静かに呼吸する貴方だけの安らぎの月が住っていることを忘れないで。
日々頑張っている素敵な女性達に、つけてもらえたら。
そんなことを思いながらできあがったドレープペンダント。
今夜はどんな形の月なんだろう。
2018.02.01
2018.01.24
大きな双葉。
メッシュタイプの中が空洞のすごい技術のドイツチェーンと組み合わせてみました。
ゆったりした長さで、ざっくり糸のセーターの上からでもバランスよく使えます。
センターの白いバロック真珠はかなりの大きさ。
このバランスでは、一点だけでのご紹介となります。
真珠は、人工のものではないので、ひとつひとつ表情、大きさ、顔色、持っているものが異なります。
天然の力が加わってできたものを使わせてもらっているので、比べると違いがそれぞれにあります。
そもそも人間と同じで、比べて良し悪しをいうものではないのだろうなと思う。
ひとつひとつの真珠の良さをなるべく引き出せるようなものを作ろうと、改めて思う次第であります。
双葉を見るには、あとどのくらい遠いのかと思うほど寒い1週間です。
寒い日に暖かくしたお部屋にこもるのも楽しいが、やっぱり、
春よ、早く来て!!
2018.01.18
来月からの連続個展に備えて、準備に余念がない状態で新作アップ遅くなってしまいました。
決して、サボっているわけではないのです。
先週は、強烈に寒かったのだが、今週は春?のような1週間でして、再び来週は寒いとやら。
そうやっているうちに、月が変わるのです。
季節が変わるのです。
年が変わり…
いかん。いかん。
今、まさに2018年始まったばかり!
個人的には、1日を自分なりに完結させることを基本とし、今年は新しい事や温めていてなかなか始動しないことに、ググッとテコいれをしようかと思っている。
とにかく、やってみる、続けてみる。
そんなあれこれを籠の中に詰め込んで、2018年もチャレンジ&深めることをテーマに、新作アップして参りますよ。
皆さんもいっぱい今年の籠の中に、夢やワクワクするような目標や計画を詰め込んで日々、楽しみましょう!!
というわけで本日は、
バスケットペンダント。
の、ご紹介でした。