2017.04.06
線の仕事
昨日は、しばらくぶりに会った友人と福岡舞鶴城跡公園へと桜を見に出掛けた。
徒歩にて、あっちにふらふらこっちにふらふら、まさに散策。
徒歩移動は新発見が多いので、とても好きなのです。
かれこれ1時間近く歩き続けた。
途中、とても素敵な和菓子屋さんを発見。
建築が素敵で誘われるようにして入ると、店内も素敵なしつらいで、何より販売されている和菓子のひとつひとつの美しいこと。
友人とじっくりと見入ってしまいました。
接客応対もとても気品があり、気持ちよく、店内に流れる気と同様に凛としていました。
持ち帰った和菓子を頂いて、友人と再び感激。
菓子皿に載せた時の美しさ。丁寧な作り。上品な味。
和菓子は洋菓子を越える満足感がある。
それは、自分が日本人であるからだろうか。
料理でも然り。
偶然ではないと思うのだけど、お釣りの紙幣が全て新札だったと、友人が話してくれたのを聞き、全てに合点がいった。
そして、心の中に透き通る風が充満してゆくようで、その気持ちは幸福そのものにとても似てた。
点の仕事ではなく、線の仕事。
全ては延長線上にある。
画像とは全く関係ないお話しと相成りまして恐縮でございますが、お花屋さんの25周年記念に頂いた深紅のダリア。
我が家で微笑みをたずさえて、透き通るような風を送ってくれております。
春は、よいなあ。