2016.05.08
ひとり遊びの時間
今年はなんとなくカレンダーに沿った休日というものをとってみた。
5月は湿度も少なく、気温も心地よく、風もそよぐし、移り変わる時間の空も奇麗。
1日は、徹底した大掃除をやった。
1日は、お菓子やジャム、保存用ハーブや香辛料、ふりかけつくりにチャレンジした。
そして、2日ほど仕事。
もう一日は、休日メニューのヨガクラスに行き、友人の誕生日だったので、我が家で食事会。
今回、一番はまってしまったのが刺し子。
刺し子でおしぼり作り。
もともとは東北の方で農作業着に施す刺繍のひとつとして生まれた刺し子。
現在のように丈夫な布がなかったために、麻や綿に刺繍を施し布の強度をあげることや防寒がそもそもの目的であったらしい。
農作業をする女性たちは、いろんな模様を施して自分だけの農作業着として楽しんでいたようだ。
日本人は古くから、こうやって日々の生活の中から必要と楽しみがひとつになり、芸に発展させていったものが多い。
さかのぼること縄文時代の縄文土器は、近代芸術をはるかにしのぐ素晴らしさだ。
ねばり強さがない私は、小さなサイズでいろんな文様にチャレンジ。
こちらは、お茶用のちっちゃなおしぼり。
最初は、その文様がどのようにして生まれるのかがほとんど検討がつかなかったが、刺し子には基本のルールがあるということがなんとなくわかり、何度かやるうちに新しい柄も一本の糸を刺す順番がなんとなく見えてくる。
やってみる前は、とても複雑に考えていた。
この文様を出すには、裏はぐちゃぐちゃになるんじゃないか。
だまし絵を見ているような気分。
できるのか?私に。
しかし、ひとたびコツをつかむと文様が浮き出てくる。
これは、ものの考え方にも通じるかもしれないなあ。とちくちくな時間を楽しんだ。
チャレンジした文様。
上から順に。
クロスつなぎ。
金平糖。
柿の花。
干し網。
沙綾型。
丸毘沙門。
角亀甲つなぎ。
さて。
ゴールデンな休日は、実はまだ続きまして今週よりバカンスのためブログはしばらくお休みです。
お問合せなど返信がしばらく遅くなることを予めご了承くださいませ。
では、行って参るのです。
帰国後、張り切って写真アップいたします!!
アウフヴィーダーゼン!