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2022.05.15

大阪中之島美術館

 

 

 

 

 

昨日、出張の折、寄り道しまして、大阪中之島美術館に行って参りました。

3月の京都展の折にも行ったのだが、ものすごい人出でチケットを持っていなければ4時間待ちの混雑ぶりでしたのでリベンジでした。

 

大阪中之島美術館は、

「民間の知恵を最大限活用しながら、顧客目線を重視し利用者サービスに優れたミュージアム」というコンセプトを掲げている、民間事業者が経営に直接かかわるという日本の美術館としても新しいスタイルだそうです。

(公式サイトより一部抜粋させていただいております)

それ故開館までにもとても苦労も多かったとニュース記事でも以前目にしておりました。

33年前に大阪市が購入したモディリアーニの作品が、今回の特別展に繋がったそうです。

 

こんな時期とはいえ、世界中の美術館や日本国内の美術館から数多く集められておりました。

 

 

 

 

 

今年2月にオープンして、開館記念特別展として現在、モディリアーニ展が開催されております。

水都、中之島は緑豊かに整備されたエリアで美術館や科学館、高層ホテルなどが多い。

 

 

 

そんな中、ひときわ目立つモダンな箱型の建物にさわやかな植栽たちに囲まれておりまして、館内はまるでどこかのインターナショナルなエアポートのような抜け感で、まさにアートトリップした気分になります。

 

 

作品の見せ方や照明、背景となる壁の色、分かりやすい説明、分類、モダンな展示で且つ、週末ではありましたがゆったりと観ることができました。

モディリアーニと交流のあった様々なアーティストたちの作品もふんだんに観ることができて、今まで興味のなかった画家の作品に改めて魅力を感じ引き込まれるシーンが何度もありました。

 

キスリング、ピカソ、ブランクーシ、シャガール、キリコ、ユトリロ、藤田、

ヴラマンク、ルソー、マリー・ローランサン…思いがけず黄金時代の作品たちを鑑賞できて大満足しました。

 

サプライズ的な作品、世界初公開となるグレタ・ガルボのコレクションが、展示の最後に来ていました。

日本初公開の個人所蔵の少年の肖像の目には吸い込まれそうな純粋さに釘付けになり、テート美術館所蔵の若い女性の肖像には、ぐっとくるものがあり、海外の美術館で数点しか観たことがなかったモディリアーニの沢山の作品を鑑賞でき、寄り道ルートで大阪からの帰路にしてよかったと改めて思いました。

 

 

早速帰りの新幹線から友人に薦めたところ、どうやら本日の日曜美術館のアートシーンで紹介されていたとか。

 

機会がございましたら、ぜひ。

会期は7/18まで。

 

暫くぶりに美術館で美術を鑑賞したという満足感を得られました。

 

 

 

 

 

 

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