2020.01.05
2020年、はじめまして!!
新年、明けましておめでとうございます。
全国的にお天気に恵まれた元旦だったのではないでしょうか。
私も、故郷鹿児島にて実に35年ぶりの初日の出を拝むことができました。
力強い太陽の光が体中に廻り、今年しか味わえない1年を約束してくれたような気持ちになりました。
誠にもって前向き思考でございます。ははは。
昨年の暮れに鳥をメインに作っている宮城県の流木作家の作品と出会い、一瞬にして心惹かれて我が家まで大事に持って帰って参りました。
来客のない時には、好きなアートや写真集、本などを飾っているシェルフに居場所が決定。
広めのスペースに何と合わせようかとあれこれ試しましたが、不思議なものでやはり自然の素材がしっくりくるのです。
長い年月を経て形よく削られた石が集まる海岸で拾った中ぶりの色味の合う石たちを、以前グループ展でご一緒した逗子の木工作家さんのクスノキのボウルに入れてみたら、とってもしっくりきました。
眺めながら思った。
そうか。
別に不思議じゃないんだ。
流木と海辺の石。素材の環境は同じじゃないか。
そして流木も元々は土に根を張っていた木。
ひょっとするとボウルになった大きなクスノキの傍にいたかもしれない。
素材たちが人の創造力と動かす手で形を変えた。
すっと首を伸ばして、静かに先を見据える。
ほとんど手を加えていない自然なパーツ三体で出来上がった鳥。
新しい年を迎える月に最適なシェルフディスプレイになりました。
子の年ではありますが、鳥はやはり未来や自由、福を象徴するようで気持ちも華やぎます。
皆様の心にもこの1年、多くの良き福を運んでくれますように!
本年もどうぞ宜しくお付き合いくださいませ。