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2020.11.04

 

 

 

制作活動も25年を超えましたが、積極的にモチーフに取り入れたことはほとんどないハートモチーフを形にしてみました。

 

 

 

 

 

立体的でカーブ波打ったフォルムで抱き抱えるようにしてグレーのパールをセッティングしました。

でも、よく見るとパールは片方にくっついていて自立している。

 

そんな形です。

 

ハートモチーフといえば甘いイメージですが、私流の解釈で愛をたくさん持っている人は、決して依存度が高いわけではなく、いつ切り離す事があってもきちんと自立して立っていける。

そんな女性をイメージした、大人のハートが裏テーマです。

 

紐がけ場所を変えるとハートのモチーフは探しにくくなるかも。

 

ボリューム感もあってこれからの装いにもぴったりです。

 

 

2020.10.27

 

 

 

 

 

ピアスめしべ。

 

今年、自粛期間に始めたことのひとつに、刺繍がある。

もともとは日本刺繍をやってみたかったのだが、糸の細さ、道具、などなど考慮すると手軽に始められない気がして断念し、いわゆる刺繍、を始めることにしたのです。

 

やり始めると刺繍の世界は図案が重要という事に気づき、最初はいくつか本を見て刺してましたが、不格好でもよいから自分の図案で刺そう、と思い立ち、道端やご近所の庭先の花や、山で見る珍しい草花を図案化して刺すことにして、自転車や徒歩で散策を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうやって花というものを歩きながら改めてじっくり見てみると、なるほどめしべの部分でずいぶん花のイメージは変わるものだなあと、しみじみ。

花が喋り出すのではないかというくらい見つめてしまった。

 

同じように見える花も、やっぱり人間社会と同じでひとつひとつ違う顔をしている。

そうよね。

同じように見ているのは、見る側の心がそう見ているだけのこと。

違っていて当たり前なのです。

 

同じもの。というのは、人間が作り出した工業生産物であり、食物にしても同じものはないわけであり。

 

違って当たり前を、どう受け止めるか、どう取り入れるか、どう表現するか、それがクリエイターの作業のひとつであり、価値であるのかもしれない。

そんなことを思った。

 

 

ピアスめしべ。

花が盛りの時にはめしべを引き込み、花が散ったらめしべは前にたらりと落ちて。

 

そんな遊びを楽しめるピアスです。

髪を耳にかけた耳たぶのピアスは、花が盛りの時の表情にするか、

花が散った後の表情にするか。

 

日々、楽しんでください!

今日と明日という1日も違う日になるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020.10.20

 

 

 

 

少し前にご紹介しました春風シリーズのネックレスとブローチ。

一緒に使ってもくどくならないのは、サイズ感とデザインバランス。

 

 

 

 

 

ネックレスは長さ調整が可能。

ブローチは場所を選べる。

このメリット同士をうまく利用すればずいぶんバリエーションを楽しめて、いくつもの顔を引き出せるので、ちょっぴり得した気分になります。

 

クローゼットの中の服のアイテムを充実させるのもファッション。

クローゼットの中の服を減らしてアクセサリーアイテムや小物アイテムを充実させるのもファッション。

 

私は、こんな仕事をしているので、当然アクセサリーアイテムが一番多いのだが、次に多いのが巻物です。

短いもの、超長いもの、細いもの、デザインのあるもの、巻物には流行がないので、顔映りの良いものを年齢に合わせて使っているのだが、もうなんとなく気持ちが薄れてしまっているものを、先日、一番好きな柄の部分を残して思い切って短くカットしてみたら、ガラッとイメージが変わり新鮮になったので驚いた。

 

これと同じことはアクセサリーでも適用できます。

 

そう言った意味では、長さを調整できるネックレスは長い時間お付き合いできるすぐれものです。

 

 

ぜひ、長さ調整のできるネックレスのバリエーションを実感してみてくださいませ。

 

 

 

2020.10.14

 

 

 

アーカイブ作品。

みずたまりリング。

指の上に銀色の水たまり。

そんなイメージでみずたまりの模様が銀色に貼り付いたようなシルエットになります。

 

 

 

ほんのりとピンクがかったグレーピンクのパールが、主張し過ぎずにアクセントになっております。

 

アーカイブを作ることは、私には原点の気持ちに戻る意味のある時間です。

何を大切にするべきか、何をこだわり続けるか、何を変化させるべきか。

 

いろんな角度から、もう一度裡に向き合う時間。

 

そして、一歩進めるように呼吸を整える。

私にはやはり必要な時間です。

 

みずたまりシリーズ。

リングやピアスもありました。

息の長い作品です。

 

現在開催中の山口個展でも、お気に召して頂いたお客様何人かいらっしゃいまして、アーカイブシリーズであるお話などをさせて貰いました。

 

機会がありましたら、会期は16日まで。

山口個展会場にてご覧頂けます!

 

 

 

 

 

 

2020.10.06

 

 

すっかり定番ブレスになりましたワープブレスに下がりチャームの施しをして、ちょっとロマンティックなイメージに変身です。

 

 

 

ブレスレットが回転する度に、真珠が前に来たときは指と指の根元あたりにそして、裏側に回った時は袖口から少し垂れ落ちる。

 

そんな表情がちょっぴりロマンティックな気分になるのでは。

 

 

 

 

 

星空バングルを既にお持ちの方は、合わせてコーディネートすることで垂れ下がっている真珠が流れ星のようで、身につけていてこっそりストーリーを感じるのも楽しいかも。

 

今年は正しく秋から冬へと向かいそうで、装いも十分に楽しめそう。

コートを脱いだ袖口からポロリと溢れる真珠。

身に付けるご自身が楽しくなり気分が上がること。

これは、ファッションの極意ですよね。

 

 

秋の装い十分に楽しみましょう!

 

いよいよ週末からは山口個展。

こちらも出展してますのでぜひ、お運びくださいませ。

 

 

 

 

 

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