2021.06.01
2021.05.24
さざなみバングル。
誰もが見たことがあるだろうと思われる波打ち際のシーン。
砂浜に立っていると波の際に小さく縁取りされた泡たちが、ぷつぷつとはじける音をたてながら1ミリの心残りも見せずに全てを洗い流しながら一気にひいてゆく。
日本語の表現で、潮が引くように冷めた。
そんな言葉がありますが、あのかたも残さずにひいてゆく様を見ていると、何かが覚醒される時は、確かにあの様そのもので何度もあのシーンを見ていると、細かいことはどうでもよくなって大切な核だけが浮き彫りになってくるようなきがします。
先日、サイクリングで休憩した海でこの繰り返しをぼんやり見ていたら、このバングルのヒントになった。
これまでに作ったバングルの中でも少し縦幅が狭いですが、年間通して使いこなせるサイズ感です。
この頃の服は、袖が狭かったり身ごろがぴったりしていたり、逆に身ごろがとってもゆったりとしていたりと様々。
服のラインも考慮しながらアクセサリーを選ぶことも全体をまとめるのにとても重要です。
アクセサリーや服が生きたり、ぼやけて見えたりするのはただ単に服の色だけではないのですよね。
バングルはそういった意味では、手元をかちっと引き締めてくれるので、ひとつ持っていると一気に大人のクラス感が前に出てきます。
ぜひ、今年の夏はバングルをアイテムに取り入れてこなしてみることをおすすめします。
もうしばらくマスク生活も続きそうです。
手元のアクセサリーを十分に楽しみましょう!
2021.05.18
粒パールの3連仕様でチョーカー風のネックレスを作ってみた。
ぱちっと弾けんばかりの球根からすっと伸びてきた銀色の葉っぱ。
首周りはクラシカルなスタイルですが、トップはシンプルなきりっとしたイメージにまとめたので、相性のよい装いは広がると思います。
パリッとした白いコットンシャツの中から見える素肌部分。
ボトムは、茄子紺色のワイドパンツ。
足元は履き慣れた白いシューズ。
なんとなくいつもより大股で歩きたくなる日。
優しく風を含んだような広がりの大きな柄のスカート。
クルーネックのシルクコットンのスプリングニットにアンサンブルカーディガン。
足元はつま先から足の甲まで覆った踵だけが見えるミュール。
いつもよりゆったりと歩きたくなる日。
開きの綺麗なワンピースの裾下から覗くシックなカラーレギンス。
足元は真っ赤なレザーサンダル。爪先にも真っ赤なネイル。
リラックスを全身にまとって歩きたくなる日。
読み進めながら、イメージされましたか?
ここにこのネックレス。
やはりアクセサリーがあるスタイルは、ぐっと気持ちを引き上げますよね。
女性は、装いで気持ちや動きが一気に変化するのです。
楽しいですね。
2021.05.09
2021.05.04
煉瓦ブローチ。
桃色と紫の混ざり合った真珠を眺めていたら、朝陽に反射した煉瓦のように見えた。
手作りの素焼き煉瓦のようないびつさが、より一層趣を増す。
そんな雰囲気にまとめようと当初は、銀の部分もボコボコなイメージで考えていたのだが、やはり頭の中と実際形にするとでは大きな開きがあるもので、省く作業で仕切り直し。
ポジショニングで装いをぐっと引き締めてくれるブローチになったのではないかと思っている。
ブローチには、色んな要素がある。
クラシカルすぎて言葉を変えると時代遅れなアイテムとして捉えていて、断固としてそのイメージを崩せない方もいらっしゃる。
かと思えば、ものすごくモダンな使い方をされている方にしばしば出会っている方は、憧れとこなすには難しいアイテムだと思い込まれている方もいる。
皇族や王族、政界で働く女性など、アイテム自体にキャリアと品格を感じている方もいらっしゃる。
ブローチ自体の大きさやデザイン。
いろんな顔をたくさん持っている。
ご自身に合うサイズ感とデザイン、そして使い方のスタイルを見つけてると、とっても楽しいアイテムです。
ぜひ、楽しんで欲しいイチオシのアイテムです。
本日は、煉瓦ブローチのご紹介でした。