2016.08.11
蝶の帯留め
私は着物は着ないのだが、帯留めはよく依頼される。
着物には何かとルールがあるようだが、私のようなアクセサリーを作っている人間、しかも着物の世界には無知である輩に敢えて依頼される方々は、寛大な方々なのだろうと至極感謝している次第である。
よって、いつも自由に作らせて貰っている。
ご本人さんとお会いしたところ、とても華奢で首元にピタッとくるアクセサリーがお似合いだったことが印象的でした。
蝶のモチーフの両サイドの穴を使って、お洋服の時には紐を両サイドから通して、チョーカーとしても楽しんで頂けるように兼用スタイルをポイントにデザインしました。
お召しになる着物の色目、柄、帯の柄などお聞きしていると、やはりシンプルで銀の特徴を生かした方がよいだろうと、ビッグな真珠をセンターに施してアクセントをつけました。
県外のお客様でしたが、福岡には観劇や食事会などで着物仲間とお会いされるとのこと。
ばったりお会いできたら嬉しいなと、ひとりにやにやしながら磨き上げました。
ぜひ、お召しになった着物のお写真をいつか見せてもらいたいものです!