2016.10.13
埋もれない時間
先週末をもちまし無事に愛知展が終わりました。
少し長めの企画展でしたが、また新しい出会いがあり充実した展示会でした。
お越しいただいた皆様並びに、オーナー始めスタッフの方にも改めて感謝申し上げたいと思います。
私はというと、9月に個展を二つ抱えた今年1番の正念場を終えた安堵感からか、月初めから風邪をひいてしまった。
やっと本日より復活モードです。
急に秋めいています。皆様ご注意を。
この頃、自分の周りで年齢的な節目を迎えた方や、思いがけない形で節目を意識させられるような事が身に起きたり、の話をよく聞かされる。
自分ならばどうするか。
不測の事態に備える方法のひとつ、他人に起きた事をいまいちど自分に置き換えて考えてみること。
しかし、我々は生身の人間だ。
実際に自分の身に起きた瞬間には、人的要因というものが働くのでそんなシミュレーションもあまり役には立たないかもしれない。
生きることは、選択と準備の繰り返し。
仕事の本質も同じだ。
若い頃にはイメージできなかった事が近づき、現実の兆しを見せ始め、相容れない割合であったものが、いつの日か大半を占めスイッチし受け入れてゆく。
時間の刻み方は等しくこそあれ、生身の人間が己のこととして明確に感じ取るにはやはり若干の遅れた時差が生じるものだ。
いまを生きる。
埋もれない時間にいつも翼を広げていたいものだ。
節目間近。
そう思うのである。