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2018.05.21 /

 

 

 

溶けかけた氷の塊。

 

 

 

 

 

少し前にご紹介しましたクラウンブレスとの相性を意識したリングです。

 

 

 

他人から見た自分らしい作風はどう捉えられているのだろうか、それを伺い知る機会は実際にはあまりない。

最も自分だと思える作風は、銀だけの地金のものであり、真珠のつかないスタイル。

アイテムは圧倒的にリングだ。

 

と、思っている。

 

この仕事を始めて25年近く経つが、これまでいくつ作ったかカウントこそはしていないが、自分に似合わないものも沢山ある。

否、寧ろ、大半がそうかもしれない。

自分以上に似合う方々の元へと巣立つ瞬間を目の当たりする時は、素直に嬉しいものだ。

出来上がったものたちは全て自分の一部であり、居場所を見つけたものたちは、所有する誰かの一部へと進化してゆく。

 

その一部の中に私が少しだけ生きている。

それを作る過程で向き合った時間と心を閉じ込めて、控えめに生き続ける。

 

自分の一部から生まれたものたちは、誰かの一部と混ざり、やがて誰かの一部と切り替わる、それでも尚、静かに生き続け消えないように。

これを閉じ込める。

も少し分かりやすく説明するならば、

溶けない氷の塊を含ませるように完成させること。

 

そんな風に向き合いながら、作っている。

その時、全体の中に在る自分を感じている、いわば無の刻、時空を旅している。

 

 

 

溶けかけた氷の塊に、溶けない氷の塊を閉じ込めて。

 

アイスロックリング。

 

 

 

 

 

2018.05.13 /

 

 

トライアングルなピアス。

 

首元にポイントのあるペンダントをつけた時、もしくは常に眼鏡をかけている場合、ピアスのボリューム感はなかなかバランスとるのが難しいものである。

 

 

 

 

とはいえ、ピアスひとつで顔の印象をすごく変えてしまうというのも事実である。

顔のトーンを一段階上げてくれたりする時もあれば、つけるピアスに気持ちが押されそうになる時もあり、抑え気味なものを使いたい時もある。

 

人間には、バイオリズムというものがあるので、四六時中、元気発剌!ワハハ!な状態ではない。

 

少しだけ、揺れるデザインで、少しだけキリッと、少しだけポイントにしたい。

少しだけ。

その加減はなかなか難しい。

 

その少しという基準そのものが、千差万別である上に、その方の雰囲気、身長、装いも基準に加味される。

やはり身につけた時のハートにピンと伝わってくる感覚を、素直にキャッチすることの方が何よりも大切だと思う。

 

個人的には、そのさじ加減、今回はバランス取れた方ではないかと思っているのだが、さてどうでしょう。

 

 

 

 

2018.05.06 /

 

 

巷、ゴールデンな1週間の休日も暦上では本日まで。

ずっと気持ちのよいお天気が続いておりましたが、本日はしとしとと雨が降っております。

 

 

 

 

 

こんな日は、音楽を聴きながら、じっくり煮込む料理や煮豆を作ったり、新しいレシピに挑戦したり、と、キッチンに立つことが多い。

 

ハイスツールに腰かけて軽めの内容の本を読みながら、時々鍋の中の様子を伺う。

 

ダイニングテーブル用の椅子とは別に、ハイスツールが一脚あると便利だ。

台所仕事はずっと立ちっぱなし。

連続でやっていると、案外疲れるもの。

ちょっと腰かけて皮をむいたり、幾つも幾つも同じ作業が続く時や、レシピ本を眺める時、来客時、調理の途中でテーブルにつき乾杯したり、食事を一緒につまんだりするのにも、キッチンにさっと立って戻りやすく、少し座るだけでお客様も気遣いが減る。

 

使わない時は、壁際に寄せていても邪魔にもならず、それでいてサマにもなるというハイスツール。

 

椅子好きな私としては、使ってみて非常に便利だと気付いたもののひとつでもある。

 

 

月に腰かけた真珠。

大人ペンダントです。

長さもボリューム感も真珠の大きさも、大人感いっぱいです!

 

今夜は、さすがに月は見えないんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

2018.04.29 /

 

 

 

サラリーマンOLとは、今はもう死語だろう。

その死語をまっしぐらに生きた時代があった輩なのだが、当時はオフィスの中を走り回るような忙しさだった。

 

 

 

 

装いは、タイトスカートにジャケットもしくはピンストライプシャツにスカーフを合わせてパンツスーツ。

足元はパンプス。

自分に気合の入る仕事着定番スタイルだった。

残業でくたくたになって家路につくとき、夜道に響く自分のパンプスの音のリズムを聞きながら、頭の中が真空な状態になって、オンからオフにだんだんと切り替わっていくものだった。

その短い時間が、妙に心地よかった。

 

しんどい事もたくさんあったが、働くという新しい世界が自分にとっては、毎日、とても新鮮で力が駆け巡るような思いだった。

こんなに楽しい世界があったのか!

それが、私にとっての社会デビューの感想だった。

 

振り返れば、あの頃が紛れもなく青春だった。

本来、青春とは学生時代を指す言葉なのかもしれないが、私にはどうにもあの20代半ば位までの働き始めた頃が、青春と呼べる時間だった。

 

年齢的な若さと青くさい真面目さのようなもの、己の経験の少ないことすら理解していない大胆さ。

ひたむきさ。

 

今の自分にもその名残のようなものはあるが、時間を積み重ねた分、質とベクトルが少し違う。

自分の能力の丈で、精一杯頑張ってたね。

過去の自分にそんな労いの言葉をかけてあげられるのもあの頃だ。

そして、必ずパンプスがセットとなったビジュアル回想が廻る。

 

パンプスはずいぶん長い間、履いていない。

正確には、もう一足も持っていない。

 

青春をともに過ごした何足かの歴代パンプスたち。

今でも、ふっと思い出すことがある。

懐かしのパンプスたち。

 

そんなパンプスがマチエールとなったピアス。

まさしく、OLさんが職場でつけていてもOKなシンプルさを意識してみた。

 

 

タイトスカートにジャケット、足元はパンプス。

今の私が着るとどうなのだろう。

 

過去の私がやって来てきっと言うのだろう。

 

はっきり言って、似合わないし!

 

そして、今の私がにやりとして言い返すのだ。

 

そうね。

でもこんな銀のアクセサリーたち、あなたにも似合わないし!

 

 

 

 

 

2018.04.22 /

 

 

今年の初めに、自分と交わした幾つかの目標がある。

言葉にすると大がかりなものと誤解されそうなのだが、内容はというとちっぽけなものばかり。

 

その中のひとつは、なるべく偏らないようなジャンルを広げた読書。

月間目標冊数をザクッと決めている。

 

 

 

 

かつては300円程で買えていた筈の文庫本も、この頃ではちょっと面白そうだな、なんて軽い決断でそのままレジに向かうと、合計金額を耳にしてぎょっとする時がしばしば。

そこで、読書家や読書が習慣化している友達や、そのまたお友達などにお互い読んだ本の回し読みをしないかと声をかけてみた。

偏った読書から脱却、図書費のセーブのつもりだったが、後の感想や情報交換など話題が広がり、思わぬ副産物を生み、ひとりまたひとりとメンバーが増えてきた。

 

私などは、フリーランスなので、自分の責任において時間をやりくりできるので、読書の時間を確保するのも自分次第。

職場に向かって1日10時間ほど拘束されるお勤めの方は、なかなかだろうと思う。

しかし、通勤電車の中、眠る前、休日の午前中、待ち合わせの間、シーンに合わせて何種類かの本を読みわけているらしい。

 

読書は暇ができたらするというスタンスでは、おそらくその先もなかなか読むことないのではないだろうか。

まず、短い時間でも習慣化することなのだと思う。

 

というわけで、習慣化を楽しんでいるところです。

 

本を開いているイメージ。

本日は、ブックリングのご紹介でした。

 

 

 

 

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