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2022.08.24

 

 

 

 

 

ほっそりとしたてんとう虫のピアス。

 

 

 

てんとう虫は天からのよき知らせを運んでくる縁起のよいものとされているのだとか。

 

この説、個人的には信じておりまして、てんとう虫を見かけた時は本当に嬉しいことや良いことが起きるのです。

 

漢字にすると天道虫と記すのだとか。

 

せっかくならばそういった良き言い伝えは、心に留めておきハッピーを感じたいものです。

 

マベパールを使ったてんとう虫ピアス。

こちらは身につけると意外にも大人感あります。

銀の羽がキリッと顔を引き締めてくれます。

 

マベパールを使ったものは一点のみですが、今後は淡水パールでの仕様となります。

 

天の道から良きお告げを運んできてくれるてんとう虫ピアス、どんな方の耳元でお告げを囁くのか楽しみです!

 

 

 

 

 

 

2022.08.18

 

 

 

 

 

 

ツバメリング。

 

 

 

勢いよく飛び立ったツバメをモチーフにしたリング。

サイドと掌側に丸い穴があけてあります。

 

空高く飛ぶほどに巣は小さなまあるい穴のように見える。

 

夏鳥のツバメ。

 

今来たと 顔並べる つばめかな

 

小林一茶 俳句より。

 

 

真珠の仕入れの都合により現品限りとなる模様です。

 

 

 

 

 

 

 

2022.08.09

 

 

 

 

ラケットボールのピアス。

 

 

 

上部のガット部分は、しなやかな揺れ。

グリップ部分は、キリッとした揺れ。

 

適度な量感で装いを選ばないスタイルのピアスです。

マスク生活も長くなってきましたが、やはりピアスがないと適切ではないかもしれませんが、殺風景なイメージですよね、ピアスはぜひ楽しんでいただきたいと思います。

 

しかし、この蒸し暑さ。

スポーツも命にかかわりそうでなかなか楽しめませんね。

 

早く、気温も落ち着いてほしいところです。

 

本日は、室内競技、スカッシュ、ラケットボールがテーマのピアスでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傘寿を迎えた母親のために作ったセットアップ。

 

薩摩ボタン絵付け師の室田志保氏による紅葉の薩摩ボタン。

故郷薩摩にゆかりのあるものがメモリアルになるだろうと、昨年に依頼しておりました紅葉の絵付けが仕上がってきましたのが春前。

 

 

母親はちょうど今の私くらいの年齢の折に思いがけない大病を患い、その後なかなか体重が戻らずそのまま年齢を重ねてしまいましたが、人一倍健康にも気を遣い、運動や食事、すっかり元気になり先週迎えた傘寿。

 

昨年のこと。

傘寿の祝いに薩摩ボタンのアクセサリーを作ってあげようかと思うけど、リクエストある?

あらかじめ尋ねたところ、サプライズな私の意見に迷いながらもネックレスを希望した母親に

了解、ではネックレスとピアスをセットアップで作るね。

と、提案した私に母親は一瞬間があり、

そんな、ネックレスだけでいいわよ。

薩摩ボタンは色があるから、ネックレスだけではコーディネート難しくなるよ。セットアップで持っていた方が良いよ。

でも、あなた大丈夫?お金使わせて申し訳ないわ。

 

母親が大病を患った年齢をとうに超えてしまった年齢になった私に、自分のためにお金を使わせることの心配をしているのだ。

幾つになっても親にしてみれば子は子のままなのだろう。

 

大丈夫よ。

いずれお嫁さんや姪っ子と譲れるものなのだから、お母さんが使えなくなったら残ったみんなで使うんだから、それまでお母さんがいっぱい使えばいいじゃない。

そう?そうね、悪いわねえ。

遠慮がちな言葉の先には、言葉とは裏腹にウキウキした様子が伺えた。

あんまり高い材料使わないでね。

心配しないで、それよりちゃんと元気に傘寿迎えないと貰えないよ!

分かった!7月ね!

 

今週、仕事を兼ねて帰省するので手渡しする予定である。

 

贈り物は、贈る側も幸せな気持ちになるもの。

でも、傘寿を超えた母親も私自身も、口には出さないが本当は贈り物なんかよりも一緒に過ごせる時間の方が何にも増して代え難い貴重な贈り物なのだと、十分過ぎるほど分かっているのだ。

贈り物は、ただの品物。

でも、手を動かして作ったその時間にはきちんと気持ちを込めたので、少しは母親への感謝の思いが伝わるとよいのだが。

 

自分の周りにいてくれる沢山の大切なひとたちと一緒に過ごせる幸福は、あと何回あるのだろうか。

ふと、そんなことを思うのであった。

 

 

 

 

 

 

2022.07.11

 

 

 

 

一昨年、ひとつのモチーフパーツを作りました。

マスク生活が始まったばかりの爽やかな春の候、未だかつて経験したことのない世の中の静まりぶりで自宅にいると沼のように気分が落ち込む瞬間があり、底なしの沼に足を取られないように天気が許す限り早朝サイクリングを日課としていた。

軽いサンドイッチを作り、コーヒーセットを持って自転車で遠くの海や公園まで出向き、朝食をとってまた戻る。

その頃の頬を撫でる春風が世情とは裏腹にことのほか心地よく、その心地よかった風をイメージしてできあがったのが、春風というパーツなのです。

 

 

 

このパーツからはいろんなシリーズアクセサリーを作っております。

こちらは今年できました春一番というタイトルのネックレス。

 

一連使いでも好きな場所の春風パーツに引っ掛けることで長さを調節して使えます。

 

そして、こんなふうに留め具を前に持ってくることでY字スタイルにもなります。

 

 

 

作業工程にはなかなか時間を要しましたが、向き合う時間が長いとやはり愛着は湧くものですね。

お嫁に行って欲しいような、まだ近くに置いておきたいような。

 

人生の辛い時には、今は春一番なのだ。

吹いたあとは、きっとうららかな時間が待っているのだ。

嵐はずっとは続かない。

そう思うようにしている。

 

この春一番が、貴方に雪崩のように喜びをもたらしますように!

 

 

 

 

 

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