2021.08.01
蕾のチョーカー。
オレンジピンク色したバロックパールが覗く、ふっくらと膨らんだイメージのチョーカー。
チョーカー部分はゆったりめの楕円形状にしているので、本来のチョーカーとは随分と装いのバリエーションが広がります。
加えて、チョーカーでありつつ、ネックレスのような柔らかさを兼ね備えているので、シーンに添いやすいアイテムになるかと思います。
駆け出しの頃は背伸びをしたかったのだろうか、バッキバキのチョーカーを多く作っていました。
年齢を重ねてくると、力を抜いてでも気は抜いていない。
そんな見せ方に意識が向かうようになって参りました。
なのでこの頃のチョーカースタイルは楕円形状へと移行しております。
蕾を美しいと思うのは、日本人独特の美観だそうです。
禅の美。
そのように心で感じる時、ああ、日本人に生まれてよかった。
そう思うのです。