2015.10.23
ブルームーンハウス
もしも月に帰るおうちがあるならば、すっぽりとくるまれるほどのサイズ感で、自然と眼を閉じたくなるような安らぎに満ちた空間であろう。
見あげた月の形が違って見えるのは、月がおでかけをしようと歩きだそうとしているから。
時には、いきなり駆け出してしまって姿が見えない。
時には、機嫌良くスキップしてにこにことまんまるに跳ねている。
今夜はどこへ出かけるの。
遠く離れた月のおうちは、どんなときでも月が帰ってこれるようにと微笑みながら静かに待っている。
優しいおうち。
居場所があるから、毎日安心して生きられる。
それは、人も月もおんなじ。
「ブルームーンハウス」ペンダント。