2026.01.12
絵本シリーズちびブローチ。
ガブリエルバンサンの絵本で最も代表的な作品は、「アンジュールある犬の物語」かと思います。
初めて手にした時は、かなり刺激を受けました。
線を省く。
色を省く。
言葉も省く。
言語や文化、宗教、全てを超えてより濃密にダイレクトに心に届ける。
これぞまさしく表現者だと深い感銘を受けたのを今でも鮮明に覚えています。
そんなガブリエルバンサンの作品で最も好きな絵本「ナビル」より。

誰もが憧れて夢見ているピラミッド。大人は誰も相手にしてくれない。
ついにピラミッドを見にいくためにひとり旅をする少年。

そして、もう一点はユリーシュルビッツの「よあけ」。

こちらは静かに始まり、クライマックスはラスト4ページの見開きいっぱいに広がる圧巻の美しさが心に沁み渡る絵本です。
随分前に絵本専門店で偶然見つけて、あまりの美しいよあけの絵に店先で思わず涙ぐんでしまったほどでした。後に知ったのですが、著名なイラストレーターもかなり影響を受けたというインタビュー記事を読みとても有名な絵本だと知りました。
何度も見て知っているのに、ラストのページを見る旅に心を鷲掴みにされるのです。

どちらも新しい年の始まりにふさわしい縁起の良いお話です。
ぜひ機会がありましたら、実際にご覧くださいませ。
人にはストーリーがある。
ストーリーのあるアクセサリーを、愉しもう。
そんなコンセプトの絵本シリーズ。
大人になってからの具象のブローチは、結構楽しいものですね。
バッチリキメの装いもよいけれども、ちょっとおやっ!と思うようなもの。
そんな遊び心を愉しめるのが大人の装いかな。
と、思うのです。

