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Brooch

2019.02.01

 

 

イヤリングとピンバッジを一緒に撮影しておりますが、

今回ご紹介したいのは、ピンバッジの方です。

 

実はこのピンバッジは、もともとこのイヤリングのデザインでした。

シーソーをイメージした使いやすくてちょっと華やかさもあるイヤリングのためにデザインされたものでした。

 

 

 

 

 

 

 

お求め頂いたお客様はたいそうお気に召してくださっていて、10年以上前にお求めでしたが、片方を落としてしまったとのこと。

 

真珠は同じ色を探すのはなかなか難しく、デザインが同じで真珠の色を変えて新たにイヤリングを作り、そして残ったイヤリングを職場でも使えそうなアイテムに仕様変更となりました。

 

ジャケットを必ず着用されるお仕事ということで、職業柄、少し控えめがよいとのことで、お客様の柔らかくにこやかなイメージと、10ミリあるオレンジピンクの照りの綺麗な真珠の持ち味を、極力消さないようにとデザイン考案。

 

ひよこがピヨっと羽を出して誕生してくるイメージにしました。

 

イヤリングは特に冬になると落としやすいもの。

首元のマフラーを外す時や、コートを脱いで着席する時、試着室でなくすことも考えられます。

 

私は、片方が無くなったイヤリングや、落としたアクセサリーというものは、身につけている方の身を守るために、身代わりになったものだと考えるようにしている。

無くされたお客様も全国を飛び回る多忙さなので、きっとふりかかりそうになった何かの、身代わりになってくれたのではないか、そんな話をしましたところ、

確かに十分すぎるくらいつけさせて貰ったからそんな役目までして貰ったと思えば、無くなったものへの執着よりは新しく生まれ変わったピンバッジをまた十分楽しませてもらおう、そんな気持ちにあるわ。

 

そして、こう続けて下さった。

 

店舗で購入したものは、こんなケースの時、案外、買ったお店が撤退していたり、どこかに移転してしまっていたりして、でもだからと言って即片方を捨てる気にはなれなくて、アクセサリーボックスの中に片方だけが眠り続けるのよね。

そして、それを見る度に無くしてしまった無念さや執着が蘇るのよね、あの感覚もあまり気持ちよくはないわね。

だから作り手が分かっているものは、こうやって相談が出来る。

これは、本当に有難いです。

 

そんなお話を聞いて、私は、作り手冥利につきる喜びで満面の笑みになってしまいました。

 

作り手にとって、愛着を持って使って頂けること以上の喜びはない。

たとえそれが目に見えてなくても、とても嬉しいものなのです。

 

 

 

 

 

2018.12.04

 

 

 

珍しく具象なモチーフでピンバッジを幾つか作ってみました。

 

きのことラディッシュ。

 

 

 

 

 

そして、ぶどうとさくらんぼ…

 

 

 

 

 

 

 

 

の予定でしたが、

さくらんぼは仕上げる前にふと、ペンダントも案外悪くないか?も。と思い直し、急遽、ペンダントに変更。

 

 

 

 

 

 

カーディガンにぶどうピンバッジ。

 

カーディガンを脱ぐとさくらんぼペンダント現る。

そんな楽しみ方もあり。

 

このさくらんぼペンダントが、案外大人かわいい感なのです。

ゴツゴツした感じが、多分に甘くならなかったのではないかと、思っている次第です。

チェーンは、ドイツ製。

 

これらは、大阪個展に連れてゆきます!!

 

 

 

 

 

 

2018.11.05

 

 

おっと!!

 

さぼっていたわけでないが、新作アップのブランクがかなりあいてしまいました。

本気で驚いてしまった。

ごめんなさい。

 

 

先月末から非常にせわしい一週間を過ごしておりました。

 

本日は、ジャケットの襟元やポケットチーフの代わりに、ひよこの姿のピンバッジのご紹介です。

 

 

 

 

 

ピヨピヨ。

傾いて撮影しておりますが、姿勢を正すと福岡銘菓のひよこ饅頭さながら。

ひよこ饅頭は、焼印された目の位置だけでひよこと決定づけられている最もシンプルで完璧な姿の銘菓だ。

和菓子の造形は、唸るものが多い!!

 

元祖は東京だという説もあったりしておりますが。

まあ、どちらでも結構。

 

 

大と小。

お腹を膨らませているひよこと、いつも餌を横取りされてお腹ぺこぺこのやせっぽっちのひよこ。

 

セットアップでぜひお使い頂きたい次第です。

そして、セットアップにしたくなるプライスとなっております。

うふ。

 

ひよこってホントにふかふかして、なんとも言えない幸せな黄色で、愛らしいのよね。

鳴き声を文字にしても愛らしい。

ピヨピヨ。

ぴよぴよ。

 

 

かつては、ひよこのように愛らしかったあなたに…

 

 

 

 

2018.10.01

 

 

 

秋は出番が多くなるブローチ。

 

本日は個人的にも好きなアイテム、ブローチのご紹介です。

 

 

 

 

 

少し前になりますが、FLYブローチをご紹介しましたが、このブローチの重ね使いを楽しめるものをとしばらく思案中でした。

 

鳥が翼を広げて風に任せて遊泳してるかの如くのブローチ。

FLYは、真珠がかなり大きかったですがこちらは翼がかなり大きいです。

重ねるとこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

胸元中央にどんとつけるのとなかなかのオトナ感です。

 

あとは手元のアクセサリーで、すっきりまとめるとシンプルなセーターやワンピースも大変身です。

 

大判巻物やコートに使用するのも素敵ですね。

大きいですが、軽く仕上げているので帽子も素敵だと思います。

 

ただいま自分仕様作成中。

佐賀個展出展致します!

 

 

 

 

 

2017.08.16

 

 

 

ここ数日、すこし、ほんの少しだけ、気温が落ち着いて頭の中もクールダウンできているような。

 

 

 

 

 

 

3日ほど家を空けるにあたって気になったのがベランダの植物たち。

迷った挙句、ベランダで時々ぐったりなるミントのポットを、日当たりのよい室内に入れることにして窓際に置いて水をたっぷりやって出掛けた。

帰宅するとミントたちが、ぐんと大きくなっていてびっくりした。

ベランダの環境が過酷すぎるのかもしれないと改めて位置検討中。

 

 

植物は、時に、緑だというのに透明にキラキラと光って見えることがある。

雨上がりだったり、早朝だったり、月明かりを浴びた深い夜だったり。

朝露をたっぷり含んだ朝のキラキラ光るすべての草花を、存在はしないが朝露草と勝手に名付けて作品タイトルにしている。

 

 

襟元に大小ランダムにつけると、少し堅くなりすぎるジャケットのイメージを崩しすぎることなく、関わる相手にもどこかほっとさせるような印象を与えるのではないかと思っている。

 

アクセサリーは、お化粧や装いと同じで、関わる人々へのマナーでもある。

自分らしいアクセサリーアイテムをひとつ決めるというのも、案外他人の記憶に残るきっかけとなると思う。

 

女性は、楽しみがたくさん与えられてますね。

 

 

 

 

 

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