2016.03.13
プリンスチョーカー
前回アップのプリンセスチョーカーの対の作品。
プリンスチョーカー。
若い頃、漠然と男に生まれてみたかったなんて思ったりしていた。
私服通勤だったため、着たいと思う服と通勤する服を天秤にかけるとオーソドックスなチョイスをしなければならない。出勤前の日々の身支度、クローゼットの前でしきりに思っていた。
女のスーツは、どうあがいても男のスーツに敵わない。
ネクタイのせいかな、シャツかな、そもそも女性の胸元の膨らみが、スーツに不適切だ。
そんなつまらない理由もひとつだった。
今では、歴然と女でよかったと断言できる。
女性には世の中が提案してくれる特典が多い。
レディースランチには、コーヒー、デザート付き。
レディースデーで映画割引。
レディースパックで、お宿割引。
女性専用車両。
女子の宣伝力。
本音は商売がしやすいと言ったところだろう。
と、こんなことを言ってしまう私は、どこか男子っぽい。かも。
プリンスチョーカー。
鎖骨の上にすっと沿うラインで左右の鎖骨が出会う窪みにすっぽりとパールが収まり、とっても首元を綺麗に見せてくれます。
これは、自分仕様も作る予定。
鹿児島展でお買い上げ頂いたお客様は、春色ワンピースをお召しになられた巻き髪で色っぽいプリンセスみたいな女性でしたが、ばっちりお似合いでした。
ネーミングには関係ないのです!