2019.09.19
今日はどの部屋に居ても風が流れて心地よかった。
溜まっていた制作以外の仕事もサクサク進められた。
さて、本日はチョーカーネックレスのご紹介です。
水の舞をイメージ。
チョーカーを持ち上げて揺らすと、水面の動きのようにゆらゆらと踊ります。
間に入っている白水晶も光を受けてキラキラと輝き、揺れるさまに加えてしゃらしゃらと音が鳴り、まるで水の精が機嫌よく歌いながら踊っているよう。
このようなカーブパーツを使ったアクセサリーを作る時には、かなり試作に時間を要する。
理屈と紙の上だけでのデザイン画を頼りに作るだけでは、身につけた時の心地よさが今ひとつである。
やり直しを何度も余儀なくされながら、都度、確認してゆく。
そして、決定的に感服する。
人間の身体はなんと完全なるアートであることか。
機能と形を完璧に融合させた姿を一体誰が創ったのだろう。
人間だけではない。
命あるもの全てに思うことである。
水の精には、姿形が与えられているのだろうか。
命が無限に与えられているから、姿形という概念がないのだろうか。
水の精を見たことはないけど、存在は信じていたいと思う。