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2017.11.03

格別のハーブティー

 

 

カレンダーを見て、ふと気がついた。

あ!10月のままになっている。

怒濤のごとく過ぎ去った10月だった。

 

 

 

 

これから一気に年末まで走らなければいけない。

少し、背筋が伸びる思いだ。

 

鹿児島個展が終わったあと、親友と薩摩半島の南、指宿まで足を伸ばした。

 

 

薩摩半島の南に位置する開聞岳は、山の形がなだらかで美しい。

 

 

 

この山の南斜面は冬でも温暖で無霜地帯であるということで、今から70年ほど前に日本で初めてハーブ農園を始めた香料園があると知り、ドライブの途中に立ち寄った。

そこで飲んだハーブティーは、今まで飲んだどのハーブティーよりも香りが高く、甘みもあり、優しく体に染み込む感じでとても感激した。

 

ああ、これがほんとのハーブティーなんだ!

 

オーガニックやヘルシー、美容トピックには必ず登場するハーブティー。

体にはよいらしいが、実のところあまり美味しいと感じたことはなかった。

どこか、草っぽいというか、逆にハーブのアクやクセが先にたち、煎じた薬を飲んでいるような感覚になるときがあった。

 

あまた溢れる商品、その中で自分にぴったりのものを探し出すことはなかなかに難しい。

それだからか、見つけた時の感動はひとしおだ。

 

 

 

温かい飲み物が身体に染み渡り安らぐ季節になってきました。

霜月。

冬を楽しむ助走の月。

 

新しい発見は、幾つになっても心浮き立つものですね。

 

 

 

 

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