2017.05.30
ツルの葉の進む道
空間に緩やかなリズムを与えるツルの葉。
お部屋の中でツルの葉先の向きを変えると、やんわりとした間仕切りにもなるし、日頃使っているグラスコップに挿すだけでサマになる。
このにょろにょろと伸びるツルの描く曲線は、自然美そのもの。
バランスを取りながら、しっかり伸びてゆく様を日々、観察するのが実に面白い。新芽の淡い色も磨かれた翡翠のように少し透き通って見える。
産まれたてとはどんなものでも、そうなのだろうか。
今月は、誕生月でもあった。
節目の年齢。
やっぱり、自分の生まれた月はなんとなくひいき目で一年で最も好きな月となってしまう。
明日でハッピーマンス、五月が終わる。
このツルの葉のように、振り返ればどんなににょろにょろしていようとも、愛着を持てるように、軽やかにバランスとりながら道を進もう。
と、思うのである。