2017.01.22
エアメールバランス
親しくしている人から昨年のクリスマスに届いた贈り物。
思いがけず届いた贈り物の包みを開けると、以前から気になっていて欲しかったものだった。
一緒に買い物をしていた時に反応を示してた私の様子を記憶していてくれたようだ。自分自身は日々の煩雑さに紛れすっかり忘れていた。
それだけにとっても嬉しかった。
電子メールで全てを澄ませるよりは、少しだけアナログなスペースを残しておきたいと、自筆にはさっぱり自信ないが、何かと切手を貼って送る機会を持つようにしている。
時には、お礼の心付けにチョコレートを同封したり、写真やポストカードを同封したり。
そんな時の為に目盛りも見やすく、デスクのすぐそばに置いていてもサマになる。
封をした後、切手を貼る前の測量。
たったそれだけの刹那。
これから、その刹那が楽しい時に変身する。
頓挫しているペン字も、また始めようかと思わせてくれる。
文房具には、夢がある。
アナログだからこその夢が、ふわふわと広がっている。
便利でスピーディなものが持つ夢の広がりとは、また異なり。