2016.08.04
フェティシズム
コレクターでもなんでもないのだが、我が家にはどうもブラシというものが多いようだ。
あまりケチりたくないと自分に訳しながら集まってしまうCDや本の埃取り、キッチンや食後のテーブル用、黒い服が多いので衣類用、音楽プレイヤーやパソコン機器、家具や寝具用。
なんともまあ用途に応じたブラシたちがあちこちの部屋に居る。
一本でカバーできれば良いのだろうが、やはりそうはいかない。
実はお化粧のブラシを代用しているものもある。
掃除には、順番があります。
まずは上の方から順に埃をはらい落とすことからです。
お仕事でお付き合いしているショップのオーナーさんのこの言葉が、きっかけでした。
うちにはちゃんとした掃除グッズがあるのだろうか。
事実そこのオーナーさん始め、スッタフさん全員が、お客様がいらっしゃらない隙に常にブラシやハタキを持ち、お店の商品棚や私の作品展示台などの埃を払い落としていた。
なるほど。
店内がいつ伺っても澄み切った空気が流れているように感じていたのは、そういうことだったのか。
気の流れ。
まずは窓の開放。
上の方から順番に。
埃を払い落とすと、持ち物が再び呼吸を始めるような気持ちになるのです。
やっぱり
ブラシフェチ。
かも。