2024.11.12
床の間遊び
やっと、身辺が落ち着いてきたかな。
ひとつずつ色んなことが片付いてきて、迎えるは師走間近でやっと昨日は2025年のスケジュール帳を買いに出かけた。
憧れだった平屋の床の間と障子、広縁のある暮らしが始まった鹿児島生活。
まだ、地理もあまり頭に入っていないのだが、少しずつ街のお店の方にも顔を覚えてもらえるようになってきました。
和風の家は、これまでのマンションの洋風もどき?な生活では全く意識してなかった良さが沢山あるのですね。
なかでも床の間。
やはり良いですねえ。
ほんの少しのスペースだが、高演色のスポットライトを職人さんに仕込んで貰いましたところ、どんなものを置いても雰囲気が出ます。
陰翳礼讃だ。
灯りは大事なのですね。
少し前に一気に気温が落ちた頃、アフリカの椅子にお茶道具の主菓子入れを花器として使い、長持ちしているミズヒキソウに初秋の植物を入れて楽しみました。
のちに唐辛子の赤が綺麗で入れまして、爽やかなグリーンと縁取りの赤紫、暑さと涼しさの拮抗する季節と、影を楽しめるように植物を2種類だけに絞りました。
そして、一昨日から再び暑くて花器の水がすぐに濁り植物にパワーがなくなりぎみ。
というわけで、唐辛子を別な場所に移し、グリーンだけ残して少し涼を感じるイメージで炭を何本か入れてみたら、グリーンとブラックのコントラストですっきり涼感が得られそうな気分。
華道、茶道の世界の方には怒られちゃいそうですが、床の間は遊ぶ空間だと思ってなるべく、お金をかけずにスーパーの花や道の駅の花、庭の植物などで愉しんでいます。
絵も季節や気分で変えようと思っています。
広縁のある生活もなかなかに良いものです。
日本の「間」。
真髄はこの広縁にあるような気がします。
窓と部屋の間にあるこのスペースは、季節ごとに用途がたっくさんあるのですねえ。
床の間、広縁遊び。
時折りアップしたいと思います!