2024.09.07
初めまして、我が町トリップ
愛知個展明日まで開催中です。
先週は台風に振り回されましたが、昨日、今日と沢山の方にお運び頂いたそうで、とてもありがたいです。
在廊しておらずに残念ですが、会期は明日までです。
どうぞ、お時間の合う方、遊びに行かれてくださいませ。
さて、今週は、やっと地元の町を散策する時間が取れまして、友人とワンデイトリップ。
土地勘もないまま住み始めた我が町姶良市。
姶良市は市町村合併したということもあり、いくつかのエリアに分かれています。
今回訪れた蒲生町には、作家も沢山住まれているそう。
豊前国宇佐八幡宮を勧請して創建された蒲生八幡神社は、武家門が残る町並みの中央にあり、この神社には樹齢1500年と云われる日本一の大クスの木があります。
木の中は畳8畳ほどの空洞があるそうです。
かなりの迫力があります。
山、しばらく登っていないなあ。
と、見上げる、日本遺産登録の大クスの木。
観光案内所に入ると蒲生町には見どころがいくつもあると分かり、なんと電動アシストの新しいレンタサイクルもご用意があるという、次回は季節を変えてレンタサイクルで回ることにして、楽しい物産館でびっくりプライスな物産品を買い込み、用意してきたリュックに詰めて、行きと同じコミュニティバスに乗り込みドライバーさんに「ただいま」とご挨拶。
ドライバーさんが客席にやってきておしゃべりに夢中になり気がつくと出発時間過ぎていました。
慌てて運転席に戻り「発車しまあす!遅れた3分は取り返します!」とバックミラー越しに陽気なドライバーさん。
いいねえ、この緩さ。
道中、地名の読み方などを覚えたり、位置関係を描きながらバスに揺られる。
そうやって最寄りの駅へ。
次は、隣町の加治木町へ。
黒薩摩の龍門司焼へ。
かの柳宗悦氏、芹沢銈介氏、濱田庄司氏が訪ねて来られたという龍門司焼。
ついに出会いました!
ずっと探していた塩壺。
渋ーい。
塩は何種類か使うので、ふたつにしました。
龍門司焼きの代表的な古い釉薬の色の入ったゆず肌のものと、吹き付けの釉薬の大変手間のかかるというまるで銀色の墨のようなもの。
サイズとデザイン違いにしました。
なんと、奥のものは福岡のリッツカールトンホテル客室に置かれているとか。
居場所は、ステンレス張りだった出窓カウンターをタイル貼りに変えて貰ったキッチンの出窓。
日々眺めながら使います。
料理は塩加減が大切。
よい塩梅を目指して。
本日は、すぐ近くに理想的なヨガレッスンを受けられるところがあると分かり体験へ。
かれこれ3ヶ月ぶりのヨガ。
やっぱり身体が楽になる。
また続けられそうでご機嫌です。
今年でヨガも10年になるな、早いなあ月日が過ぎるのは。
青空の下、そんなことを思いながら下駄を履き日傘をさして、歩いて5分、レッスンから帰りました。
この町での生活が始まった。
沢山の素敵なご縁の輪が広がりますように。