2016.02.19
旅の本質語る名言
来月の鹿児島展の準備もラストスパート、日々キリキリと頑張っている。
作業場から空を見上げると、春近い夕刻の桃色の空に浪漫飛行している飛行機が見えた。
旅の虫がうずく。
かつて某大手旅行代理店の支店長が熱く語った旅の本質語録をふと思い出した。
旅は最高に贅沢で豊かなものだ。
時間、お金、健康。
この3つがバランスよく揃ってなければ実行できない。
なんとも名言だ。
そして、もうひとつ。
マルセル・プルーストだったか、こんな言葉と出会ったことがあった。
今まで見たことのない新しい景色に出会うことが旅ではない。
今までにない新しいものの見方を、自分の中に発見することが旅だ。
初めてこの言葉に遭遇した時、思わず深く頷いたのを記憶している。
外を知ることで、内を知る。
自分を知る。この作業は死ぬまで続く。
旅先では切り取った面しか見ることができないが、その切り取った面を現実の日常の中でいかに組み立て生かしながら生活するのか。
その最も個人的な内の中で起こる構築作業は、たまらなく面白く、幾つになってもやめられない。
やみつき。の極み。
むろん、皆んなが面白いと感じるものではないだろう。
でも、自分にとって最高の旅のパートナーの親友もこれを楽しいと感じる感性の持ち主なのだ。
寄れば、旅の話をよくしている。
今年は久しぶりにバカンスを最高のパートナーと楽しめそうで、心の底からふつふつとわいてくる陽気な感情に心が軽やかになる。
この感情を言葉に表現するなら、わくわくする。
だろうか。
こんなに自分の心がわくわくする気持ちになるのは暫くぶりだ。
やっぱり、旅はやめられないね!!
よおーし、出発の時まで仕事がんばるぞお!
テイクオフしたばかりの飛行機の背中に向かって、快活に叫ぶ私であった。