2016.02.13
時勢の渦中にて
去る月曜日をもちまして無事に京都展が終わりました。
足をお運びいただきました皆様、お会いできました皆様、並びにスッタフの皆様、心よりお礼申しげます。
また、元気に皆様とお会いできる日を楽しみにしております。
本日は、まるで春の気温さながら、ベランダに出ると居眠りしたくなるほどの陽気さだった。
明日はまた一気に10度以上も気温が下がるとか。
不思議な気温に振り回されてる昨今の季節、なんだか変だ。何かこの世の磁場のズレが生じて狂ってきているような感覚がしないでもない。
くんくんと鼻を利かすと、かすかな違和感が入り混じっているように思える。
季節だけではない。
多様化したものの考え方や捉え方、そして生き方。
常識感覚も自分の中の単なるいちものさしでしかなく、果たしてそれが正当であるのかさえも判断がつかなくなってしまい、いつしか当たり前が当たり前でない時がやってくる。
周囲の変化とともに、気がつけば真反対にあった自分自身の変化さえもじりじりと受け入れられるようになっている。
それが時勢というものだろうか。
私たちは、常に、時勢の渦中に在る。
大切にしたいと強く思うものに関しては、変化を厭うくらいに反発しても良いのではないかと思う。
でなければ、ぐにゃぐにゃになってしまう。
時勢なんか関係あるものか!奴隷になってたまるか!
そんなマグマをたぎらせながら、涼しい顔して時勢の渦中で悠々と泳ぎたいものだ。
懐かしのポスト君、発見。
今思えば、デザインもユニークで素材も贅沢な代物ですよね。
まさに、時勢の渦中に悠々と存在しているように見えた。