2020.11.25
祈り
あと1週間で霜月も終わります。
性格的なものなのか、世でいうところの
ストレスというものをあまり自覚できないタイプではありますが、さすがに今年の出来事は、ストレスを受けているという認識するシーンが幾たびかありました。
でもそれ以上に、日常を送れることへの深い感謝の念を抱く時間を与えられました。
異国に行くと、自分の持っている当たり前が通用しないことが殆どである。
一人旅をすると、自分なりの常識と対極にある非常識。
たびたび面食らいながら、改めてこれまでの私の当たり前は、鋳型のようなものだったな。
それもありかもしれない。
そんな気分になってくるのである。
今年、経験したことは、だれしも去年までの当たり前に三行半を突きつけられたようのもの。
でも、こんな経験がなければ今住む自分の場所がどんな国でどんな場所で、そして自分がどんな人たちに囲まれているのか、見つめ直す時間を改めて取れなかったかもしれない。
想定外にやってきたこの時間の中で、いろんな意味での省みる思いも膨れがりました。
2020年も、あと、1ヶ月とわずか。
どうか悲しみがこれ以上増えないことを祈るばかりである。