2020.06.01
装うことの力を信じて!忘れないで! vol.11
6月に入りました。
6月の誕生石は、真珠です。
基本、誕生石や星座といった情報にあまり明るい方ではないのですが、6月生まれの知人がかなり多いということと真珠はよく使うのでしっかり記憶できております。
本日は、眠っている冠婚葬祭の一連ネックレスの出番を増やすスタイリングについて。
おそらく冠婚葬祭の真珠のネックレスは長さが43センチ位かと思います。
お母様やお祖母様から譲り受けたものや、ご自分で購入されたものなど、2、3本お持ちの方が意外に多く、出番の少なさからか真珠のアクセサリーはもう要らない。
と決め込んでいらっしゃる方のお話を伺うこともあります。
もし、眠っている連のネックレスがあれば、長さを変えて普段使いとして一本に仕立てるとぐっと出番が増えます!
少し長めだと、いろんなアクセサリースタイリングが楽しめるというわけです。長年、真珠を取り扱ってますが、真珠は長さが命だと思っております。
因みにこのネックレス、vol.9のコットンショートパンツスタイルでも提案しました真珠のネックレスと同じものです。
合わせるアクセサリーアイテムや服で変化するイメージを比較すると分かりやすいと思います。
シャツスタイルの際、きっちりボタンを上まで留めてそのボタンを隠すようにして上の方にブローチをつける。
そして少し長めの真珠のネックレスを合わせる。
その際、ネックレスはシャツの襟下をくぐらせるのがポイント。
そうすることで、シャツのボタンをきっちり留めたすっきり感を損なうことなく、それでいてエレガントな雰囲気を引き出せます。
ブローチは面のあるデザインがおすすめ。
ブローチの大きさのバランスは輪郭やヘアースタイル、シャツの襟形状などとのバランスがあるので、いつもお話してますように必ず全身鏡を見て判断しましょう。
鏡に映った姿をご覧になってちょっと大きいかなと思われたならば、ブローチの位置を少し下げてみたりしてバランスをみるとよいと思います。
面のあるブローチに抵抗があれば、シャツの襟先に小さなピンバッジをつけるというコーディネートから入るとなじみやすいです。
画像で合わせているシャツは、透け感のある素材に刺繍といったちょっと賑やかなシャツであるけれども、面の広い銀のブローチと真珠のネックレスを合わせたことで、逆に落ち着き感のバランスが出ているのではないかと思います。
引き算だけではなく、足すことで全体が引き算となる印象にもっていくこともあると思うのです。
出番の少ない真珠ネックレス、ぜひ日の目を見せてあげましょう。
真珠のネックレスは、マニュアルファッションから外して使えば使うだけその方に馴染み、こなれた感じが肩の力が抜けたスタイリングとなります。
まさに大人のアクセサリーアイテムとして必須ですね。
日本の女性は、真珠がとても似合う肌色だと思います。
知性と奥ゆかしさを感じさせる宝石。真珠。
今日から6月。お誕生月でなくともぜひ楽しんでみて下さい!
今回使ったアクセサリー。
あこやグレーセミロングネックレス。
ボーンブローチ Lサイズ。
パールバングル。