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2019.04.05

かたちあるものたちの個性美

 

 

 

エッグアートをされていらっしゃるお客様から、ディスプレイに使えるのではといろんなサイズの卵の殻を頂いていました。

 

 

 

 

 

来客時にはアクセサリーディスプレイ棚になる本棚シェルフを、来客のない時は自分好みなディスプレイをして季節感を楽しんでいる。

桜もあちこちで咲いている心地よい陽気。

芽吹きの香りがする風に、緊張もほぐれる思いがする。

少し春様なしつらえに、卵。

いいかも。

 

ピカピカに磨いたガラスのフラワーベースに落とし込んだり、陶製のフラワーベースに蓋代わりに乗っけてみたり、光の当たる窓辺にランダムに並べてみたり。

 

爽やか空気と、今から何かが生まれるという創造の気が部屋中に満ちて、新しいデザインヒントがひらめくとよいな。

そんなことを思ってひとりうきうきしました。

 

先日、遊びに来た友人が、

え?これ、生たまご?

怪訝そうに尋ねた。

 

持ってみたら分かるよ。

 

息を潜めておそるおそる持ち上げる友人の手先と謎が解ける瞬間の表情を見るのが結構面白かった。

 

かたちあるものたちの美。

全てが所有している個性美。

 

それらの美よりも出しゃばることがなく、むしろ個性美を尊重できるような作品作りをしたいと改めて思った。

 

 

 

 

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