2018.09.02
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今朝は、かすれかけた絵筆で描いたような薄く白い雲が、澄んだ青空に映えてとても綺麗だった。
秋の顔だ。
思わず両手いっぱい広げて深呼吸した。
深呼吸は大げさなくらいがちょうど良い。
体の隅々まで空気を呼び込み、ゆっくりと吐く。
何回か繰り返す。たったそれだけで、焦りや苛立ちが和らぎ、万事落ち着きよいことが起こりそうな気がしてくるから不思議だ。
多忙になると必ずと言ってよいほど呼吸が浅くなっている。
ピラティスからヨガにシフトして3年くらい経つだろうか。
やっと、体の声を聞くということが分かりかけてきた。
当初はリードをするインストラクターのその言葉の意味も、飾り文句のようにしか聞こえず、耳でストップ、ちっとも頭に入ってこなかったが、今では体から出てくる声や警告サインをキャッチできるようになり、加減することを覚えた。
自分の体に聞いてみる。
ヨガ始める前の頃ってどんな具合でした?
いや、もう、正直ギリギリでしたわ。
耳、使ってなかったでしょ!
あ、はい、ごめんなさい。
どんなことでも続けていれば、変化、進化、してゆくものだ。
クラスに行けない日は、自宅で毎日!
やればよいのだが、先生のリードがないと自宅では注意が散漫になりがち。
華やかにあれこれチャレンジするより、これなら続けられそうだというものをほんの少し、地味に続けることが自分には向いているようだと、確信する。
その実、あまり器用ではないという証である。
地味に続けて、時々、自分に聞く。
自分とのコミュニケーション。
秋深まってくると、そんな時間をじっくり持ちながら温かい飲み物を味わうのもよいものだ。