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2017.04.03

 

 

 

やっと、春がやってきた。

そんな気持ち良い1日だった。

日の出日の入りの時間もすっかり春、その先にある夏へと向かってます。

というわけで、今年のひとりサマータイム開始宣言。

 

 

5年ほど前から始めたひとりサマータイム。

起床を1時間半早めて全ての行動を前倒ししているのだが、これがなかなかに気持ち良い。

しかも、午前中の仕事がサクサクと進むし、やるべき事を予定以上に進められ、急な案件対処にもジタバタしない。

つまりは、1日を気分よく終えられる。

 

おすすめ!

 

冬の間じゅう、暖かくなったらやろうと思っていた事など箱に詰めていたものを、ぱあーと開け放ち空気の入れ替えを存分に楽しみたいものです。

 

箱型ピアス。

 

箱型というシャープなイメージがしますが、案外装いに合わせやすく

下り加減がなんとなく女性らしいのです。

 

 

 

2017.03.29

 

 

3年ぶりに入荷しました!

前回仕入れの具合で僅少の制作を余儀なくされてしまった、人気のバロックパール。

 

 

 

 

 

 

今回も一段と照りが美しく大きな粒です。

撮影がイマイチで恐縮ですが、とってもオーロラ発色です。

金具部分が独立し、ペンダントとしてカジュアルラインとしても使えます。

今回より、同じ粒のピアスもセットアップとなり、独立用のペンダントのチェーン含め3点セットとなります。

長さは大人のクラス感、少し長めです。

この真珠を初めて見たとき、真珠の美しさを損なうデザインをしてはならない。どこデザインを入れるか?

そうやって金具部分独立スタイルとなったわけです。

 

 

 

今回も限定数制作となります。

前回からお待ちいただいていらっしゃる方、ぜひお早めに!!

 

バロックパールは一本あると、かなり出番が多いです。

このボリュームと照り、ある程度のシーンで引けを感じることはないと思います!!!

 

私めも所有しておりますが、かなり重宝しております。

 

 

 

 

2017.03.23

 

 

 

3月も終わりが近づいてきた。

九州では、日陰は冷たいが青空の日が続いている。

朝眼が覚めると、まずベランダを開け放ち朝の空気を部屋中と身体中に取り込む。

 

 

 

 

早朝はうす曇でも2時間もしないうちに青空に雲が流れるように浮かぶ。

ベランダの椅子に座り、しばし空を眺める。

心静かな時間。

 

 

ほんじつは、お魚のような形をした雲のブローチのご紹介。

かなり大きめですがつや消し磨きなので、服と馴染みやすいです。

目玉の真珠は14ミリとかなりダイナミック。

 

ただいま、こぶりな雲の子供。

そんなイメージのブローチ制作中!

 

そろそろ暖かくなって欲しいな。

 

 

2017.03.18

 

 

 

 

 

 

 

胸元に何か。

小さすぎず大きすぎず、でも日常を引き上げてくれるもの。

そのキワの部分を表現することは至難の技。

 

年を重ねてくると、あまりに頑張りすぎると窮屈に感じ、年々その息苦しさには過敏になってくるように思う。

それは行動にも同調してくる。

大人たちが醸し出す余裕とは、適度な脱力感と許容さから派生しているのだろう。

しかし、当然ながら目も超え、経験値も高い。

 

上質なものベストなものを普段に選択する、でも外からは頑張っている感は全く存在しない。

一部と化している内と外の平衡感。一体感。

自分のための人生なのだから、自分が心地よくなければ意味がないじゃない。

溌剌とした潔さが聞こえてくるようだ。

 

 

身の丈以上になろうとすると、ぎくしゃくする。

訳もなく、疲弊し感情が擦り切れてしまったような落ち込みが襲う。

何かが違う。

その正体は、行動と自分自身そのものとが噛み合わない内にある違和感そのものであることに、意識が及ばない。

そんな頃が自分にもあった。

 

まだまだ、習慣づいた力みにふと気づく時がある。

身体がこわばっているときは、力んでいる証。

やるべきことを放棄することと脱力は、真反対。

脱力とは、やるべきことを受け入れて余裕を持ち臨むことだ。

自分に唱え、諭す。

 

 

溌剌とした潔さ。

やはりこの世で大切なものは、縦に伸びる上下感覚ではなく、横へと広がるバランス感覚ではないだろうか。

 

太陽が出たり、隠れたり。

そうであるからこそ、存在が恋しくなる。

今日の太陽はまさしく脱力している気配、白ばんだ空に時折強く光を放っている。

 

 

というわけで、本日は太陽シェイプのチョーカーのご紹介でした。

細いシルバー線のより編みしたものが、複数連結したスタイルで現品限りとなります。

 

 

 

 

2017.03.11

 

 

 

個展初日、1番にお見えになられたお客様が、私を見つけるとにこにこして傍にやってこられて声を掛けて下さった。

 

 

 

 

 

 

 

1回目の個展の時にこのリング頂いたの、覚えてますか?

 

覚えております、確かピアスもご一緒にお求めになられましたよね。

 

実はね、去年交通事故にあって大怪我をしたんです。

その時、ちょうどこのリングをしてたんですよ。

もう、凄い事故でした。あちこち骨折して。でもですね、はめていた右手は殆ど無傷だったんです。

医者に言われたんです。

指輪をされてたのが幸運でしたね、どう考えても右手の指も骨折しててもおかしくない事故でしたよ。

それからこのリングは身を守るお守りになりました。

ひとことお礼が言いたくて。

 

指輪は平面でデザインした幅広のものだった。

確かに指を固定するようなプロテクトのような役目をしたのかもしれない。

 

お話を伺いながら、逆の役目にならずによかった。と、肝を冷やしながら、その言葉を伝えた。

 

実は、似たような話は、他県でもありギャラリーのオーナーさんから事情を聞かされ修理のために戻ってきたリングを見た時に、どれほどの事故だったのかと、このリングが原因で怪我をされずよかったと身が締まる思いがしたことがあった。

 

装飾品。

何かの拍子に凶器にもなりかねない。

そのことは、作りながら常に頭のどこかに置いている。

そのことが不安でデザインを変更することもある。

それでも、日常を超えた時、不運が重なった時、安全でなくなる可能性はいくらでもはらんでいる。

 

耳に届かないだけで、ご迷惑をかけてしまったことがあるかもしれない。

 

そう思うと、人様からお金を頂くことへの恐怖と責任。

たやすいことではなく、当たり前と思ってはならない。

 

装飾品は、そもそも悪しきことの身代わりになるものだと古来より思われていた。

出先で紛失した装飾品には、その先辿る道で出くわしただろう事故を予め回避したのだ。

 

そう言われたりする。

デザインが先行して、凶器となることのないように心を配ることを肝に銘じて、精進せねば。

そう、思わせてくれるお客様の実談でした。

 

 

本日ご紹介の新作リングは、鼻筋の通ったリング。

でした。

 

ご自分にとっての、お守りって持ってますか?

それは、どんなもの?

 

 

 

 

 

 

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