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2017.11.06

 

 

 

デイリー使いのピアスのサイズ感の中で、ある程度の主張したデザインを施すのはなかなか難しいものだ。

 

 

 

 

よって常に頭の中では、デザイン進行中である。

耳そのものの形が2人と同じ形はないらしい、しかも耳たぶのピアスホールの位置、顎のラインとのバランス、ピアスそのものの重さ、つけた時の傾斜具合、、、、

留意すべき点は、数多くある。

 

少し肉感があって、立体的、けど、さりげなくピアス感はある。

を、目指したピアスができました。

 

職場でも差し支えなく使えそうなピアス。

では、ないかな。

 

急に寒くなってきました。

寒さを飛ばすような元気が出るようなパンチの効いたピアスもよいが、まとめた髪と首元に巻いた暖かそうな巻物との間にむき出しになった耳元。

そこにキリッと光るピアス。

 

それはそれで、冬のおしゃれの醍醐味であるような気がするんです。

 

本日はデイリー使いのピアスのご紹介でした。

 

 

 

 

 

2017.10.29

 

 

 

自分の作るものは、ジュエリーとアクセサリーの間の位置づけでデザイン制作をしている。

 

 

 

 

ジュエリーは、先祖代々受け継がれる資産価値のあるものとして、そしてすざましい程の技巧への敬意。全てが価値となったランクの高いものである。

アクセサリーは、ファッションに近しい存在で、流行というものがある気軽なものである。

 

自分の作るものはこの2つのどちらにみ属さない間のラインを意識している。

 

身につけることで内面的な部分への影響があり、安らぐものであったり、何かから身を守ったり、自分らしさをキープできるもの。

もっと可能性を秘めた自分を知るためのひとつのアイテム。

そんなものになれたらと思いながら、デザインから着手し形にしてゆく。

天然の力が生む貫禄ある気に助けられながら、少しジュエリー感のある豪華な黒真珠と白のコンビネーションネックレスができました。

 

装いは、自分のためではなく相手のため。

お祝いの席や何かしらの集まり、お洋服を新調するのも悪くないが、

着心地の良い質感のある装いに、装飾品をひとつさすだけでぐんときちんと感があがります。

 

トップにはめ込まれたグレーの真珠はかなり大きいですが、銀とのトーンが調和してますので嫌味さはないのではないかと、ひとり満足している。

 

いつかこれがくらいの迫力ある真珠に負けないくらいの、女性としての厚みを得たいものである。

 

 

 

 

2017.10.10

 

 

departure

 

どこかに向けて出発する時、そこには希望が携えられている。

向かう先は、場所であったり、感情であったり、時間であったり。

 

 

 

 

 

ひとりでに動き出す思考を一旦止めて、ただ目前のこの大きな大きな船に乗ってみよう。

これまでと違う旅。

条件は、これまでの旅があったからこそ楽しめる旅。

 

ここのところ、少しずつ気持ちの中にこれまではあり得ないと思っていたことへの、違う角度からのアプローチがふっと見えるようになってきた。

 

年齢のせいかもしれないし、自分にとってのタイミングなのかもしれない。

こんな時が、誰しもやってくるのだろうと思う。

 

そんな心境がふわっと形になって現れた。

 

サイドから見ると大きな船の形。

上から見ると、一点を見つめる瞳のように見えるリングだ。

 

取り掛かってすぐに自分仕様の制作を決意。

 

私は、リングをどの指にはめるか定位置パターンをおおよそ決めているのだが、自分のストライクゾーンにズバッとはまったこのdeparture ringの定位置は、右手の薬指しかないと思った

 

新しい自分の旅が始まるような気持ちがする。

 

嵐に見舞われるかもしれない、それさえも楽しめる程に受け入れる覚悟をしなければ、今いる場所からは出発は永遠にできない。

船は出発の準備が整った頃にやってくるのだろう。

 

departure

 

 

鹿児島展、持って行きますよ!

かなりダイナミックです!!

どんな方が手に取られるかとっても楽しみです。

 

 

 

 

2017.10.04

 

 

滅多にクロスモチーフは作らないのだが。

 

 

 

 

ブレス用のサンプルパーツを作って眺めていたら、ふと冬の黒いセーターの上に乗せるおとなしめのネックレスを作ってみたくなった。

 

オニキスの直径3ミリ程の連に小ぶりで肉厚なトップ。

粒の小さなパールロングネックレスとの重ね使いで、ボリューム感を出して楽しむこともできます。

寒くなってくると首元が詰まった服をおめしになることが多くなりますが、首元に何もないとなると案外寂しげな感じがします。そこにあまり甘くないアクセサリーをさしで入れるとガラッと印象が変わります。

人前で巻物をとった時に現れるネックレスは、とても人の印象に残るものです。

 

 

心地よい秋の風がどことなく人の心を優しく緩やかにします。

歩く速度も秋風を纏うような気持ちでいつもよりゆったりとなるもの。

今年は、秋の気配が早く、ゆっくりと秋冬ファッションを満喫できそうでちょっとうきうきしますね。

次回は、このシリーズで雪の結晶のロングペンダントのご紹介をします!

 

 

 

2017.09.26

 

 

 

 

5本の指の中で一番長い指、中指。

この指は、第2関節が発達している割りに指の根元は細い。

これは殆どの方がそうであろうと思う。

 

 

 

 

リングはどこにはめたらよいのですか?

という質問をしばしば受ける。

人の手が持つ表情は、千差万別、同じリングでも収まりのよい場所というものはそれぞれだ。

案外、人の隠れた内面が手には表れているような気がする。

そういったものをまとった手とはめた時の全体のバランスでアドバイスさせて頂いている。

私のリングをはめる定位置は、右手の人差し指と左手の小指か人差し指、ごくたまにくすり指。

 

個人的には、あまりつけることのない中指のためのリングというものを考えてみた。

 

 

 

邪魔じゃない?

 

これが隣の指となる人差し指とくすり指の上下の動きとのバランスで案外邪魔にならないと分かり、仕上げてみました。

 

紐タイプのペンダントトップでも楽しめる。

 

本日は、変わり種の新作リング、タイトルは結ぶ。のご紹介でした。

お目にかかれる機会ございましたら、ぜひご試着して遊んでくださいませ!

 

 

 

 

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