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2016.06.04 /

 

 

 

先日、お客様、そして個人的にも交流のある方のご自宅にお伺いしたら、グレーのざくっとしたセーターに白い動きやすそうな細身のパンツで、お迎えして下さった。

ふわふわのショートカットの耳元からシンプルな細いピアスがのぞいていて、おいしい紅茶とお菓子をセットにして一人用のお盆に乗せてお出しして下さった手元には、大玉のパールのリングと重ね使いでリングをしていた。

 

P6020011

 

 

 

私が伺うことをお気遣い頂いたようで、どちらも私の作ったものを身に着けて下さっていた。

いつもお忙しい方で、きりっとしたファッションしか拝見したことがなかったのだが、ご自宅ということもあってか表情も柔和に見えた。

 

自宅にいるときも、少し装う意識を残して日常を過ごすことは、大切だな。と思った。

 

これから突入するうっとうしい雨の季節。

出かけるのもおっくうになってしまう。

この季節にはなんとなく予定も入れたくなくなり、ついゆるみがちなまるで構っていないような装いになる。

こういう時にこそ、パールのピアスや日常使いのできるペンダントがぐっと気持ちを上げてくれる。

 

そんなシーンでも積極的に選ばれるものを作ってみた。

 

迷子になったバレリーナシューズ。

な、ペンダント。単独使いでもそれなりの存在があり長さも50センチほどで、重ね使いにケンカしない程度のトップの大きさです。

ちょっと、女子なモチーフですよね。

どうやらそんなときも、ある。ようだ。

 

 

 

2016.05.27

 

ハッピーベビー!

ここのところ、出産のお祝いにベビースプーンのご依頼をよく承るようになりました。

 

niko spoon

 

 

スプーンを持ち慣れない小さな頃には、持ち手の穴の中に指を通してしっかり持てるように。

そして、実際に大人になっても使えるような長さで、壁に飾るのこともあるかも。そんなことを意識して作ってみました。

 

niko pacage

 

女の子で、名前は仁心ちゃん。

にこちゃんと読むそうです。

この頃は読み方を確認しないと、なかなか読めない洒落たお名前のお子さんが多いですね。

 

仁の心。

透き通るような心で幸せをいっぱい掴んでください!!

 

 

 

2016.05.04 / /

dolls pierce and pendant

 

 

 

 

休日中にふっとまとまったお人形の形をしたセミロングペンダント。

出来上がるとなかなか気に入った。ほどよく大ぶりでモチーフの題材にしては甘くない。

なんとも13ミリ強というパールが効いています。

 

doll p

 

 

揃いのモチーフでピアスを作ったら華やかな感じだろう。ということで翌日にはゆらゆらと大きく揺れるピアスも作ってみた。

 

 

P5040013

 

 

大ぶりで揺れるピアスは、旅先で見かけた思い出すシーンがある。

この仕事を本格的にやろうと心に決めて、まず訪れたのはミラノだった。

もう20年以上前になる。

 

その時、足を伸ばして訪れたのは避暑地イタリアのコモ湖。

船着場のバルでキリッキリッに冷えたスパイシービアンコを飲みながら船が着くのを待つことにした。

前方に賑やかなイタリア人3人組が盛り上がっている。

イタリア人はどこでも盛り上がっているし、できあがっている。

真実のほどはさておき、そのように見えるし、聞こえるのだ。

そばかすだらけのこんがりと焼けた女性が、素足に皮のサンダル、ワンピースというスタイルで大きなサングラスを頭にさして、陽気に2人の男性と身振り手振りで話していた。

絶え間ないおしゃべりの合間をぬって、レモンチェッロのオーダーもしっかり済ませていた。

 

女性の大胆に開いた胸元にはノーアクセサリー。

焼けた素肌に星空のようなそばかすが、不思議と素敵に見えた瞬間だった。美白美白と日本では冬さながらの紫外線対策。ヨーロッパでは日傘なんて売ってもないし、さしてる人もいない。たまに見かけるのは、日本人観光客だった。

新しい美観を発見した。

そして、耳たぶがちぎれんばかりのゆらゆらと揺れる大ぶりなピアスと、グラスを持ち上げる手元には大きなバングル。

 

こんな女性像が、自分の作るアクセサリーのミューズだ。

 

私の中に鐘が轟いた。

 

それから15年後、今より6年前。再びミラノを訪れてみた。

しかし、鐘の音は聞こえなかった。そして、スイスジュネーブへと足を伸ばし、鐘の音が鳴り響くのを聞いた。

旅では、そういう自分と向き合う時間。少しずつ変化していく自分と対峙する時間。

その後、私の旅は、オランダ、ベルギー、ドイツへと鐘の音を求めたジプシー型だ。

というわけで、来週からしばらくぶりのバカンスも兼ねた旅へ出ますので、ブログはお休みです。

今回はオーストリア。ヨーロッパでも最も多くの国に隣接しているオーストリアは、ジプシー型の私にはたまらない。時間が許せばブダペストへ。

私の中に新しい鐘の音が鳴り響かんことを願って。

 

 

 

 

2016.04.29 /

着せ替えピアス

 

 

今日は祝日。

ずいぶんと朝が明けるのが早くなったせいか、気が付くとサマータイムが個人的に起用された一日になっている。

午前中に時間がたっぷりあるのは、有意義である。

 

いつも、世間とかかわりなくズレたスケジュールで動いているのだが、今年は珍しくちょうど仕事も一区切りついて、気分的にリラックスタイムを確保できそう。巷にかなったゴールデンウィークもどきとなりそうです。

 

hunger

 

 

明日で4月も終わり、皐月へと突入。

お洗濯ものも気持ちよくできる季節になってきました。

 

ということで、

ハンガーをモチーフにした着せ替えスタイルのピアス。

お洋服をはずして、使うことも可能。

 

 

hanger2

 

 

はずしたお洋服パーツはお手持ちの一粒ピアスなどとかませてお使いいただいて遊べます。

 

かなり横にせり出した形となっているので、つけるとちょっと楽しい感じです。

 

さあ、今日という1日を満喫しましょう!

 

 

2016.04.19 /

メンズリング

 

 

しばらくぶりのアップとなります。

まず、熊本、九州地方の震災、心よりお見舞い申しあげます。

未だ油断ならない状況下であることも含めまして、一刻も早く心休まる時が訪れることを祈るばかりです。

抗えないものがこの世にはあるということを、災いの度に再確認させられます。

そして、それでも日常を続けなければならない。

そのことが我々人間に与えられた最も重要なことであるということも、再確認させられました。

 

 

さて。

以前ご購入いただいておりましたメンズのお客様が、友人たちと集まったときに身に着けてくださったリングをご覧になられたことがきっかけで、お客様のご友人ご夫婦からオーダーを頂いておりました。

 

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せっかくオーダーするなら、奥様もご一緒にということで、ご夫婦にお見えになり全く同じデザインではなく、同じ系統のリングでゆるいペアリングとなりました。

40代後半のご夫婦。そんなペアリングもなかなかよいですね。

何よりもご主人が奥様に一緒に作ろうと声をかけてくださったとか。

 

素敵なお話です。

 

ご主人のリング。

定番で弓張月というリングがあるのですが、そのリングをとても気に入ってくださいました。

でも、定番のものでは少し女性らしいラインが前面に出ていたので、キープコンセプトでメンズの力強さとシャープさを主張するデザインにアレンジしました。

 

メンズを作り始めてゆっくりと展開しながら感じたのだが、デザインをメンズのために起こすというよりも、いつもの自分らしさでデザインしたものの方が男性のお客様がヒットして下さる。

 

デザインソースを案外大切にされる男性が多いように感じているこの頃である。

そこは、男性独特のロマンティシズムとデリケートさがあるように思います。

 

奥様が選ばれたのは、太陽がテーマの陽光リングでした。

 

月と太陽。

お互いが自由に選んだものだというのに、夫婦ペアリングにふさわしいチョイスとなったそのあうんの呼吸に、こっそりと感激した私でした。