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2021.08.12 /

 

 

 

ぶどうの種類は数あれど、個人的に好きなぶどうはロザリオビアンコ。

初めてこの種類のぶどうを食した時の感動は忘れない。

 

20代の頃、珍しいぶどうが手に入ったと、ホームパーティに差し入れを頂いた。作りもののような房なりにまずテンションがあがり、ガラスのとっておきの平皿に載せてテーブルに運んだ。

 

 

 

 

 

びっくりするくらいの薄い皮を剥くのを苦心していたら、差し入れしてくださった方がひとことアドバイス。

 

このぶどうは皮のまま食べるんだよ。

 

食べたところぷちっとはじける皮の音、果肉の甘酸っぱさと皮の食感と苦味のバランスが口の中で絶妙に混ざり合い、あと引くおいしさに感激したことを覚えている。

 

いろんな大きさの粒のぶどうの輪郭を線で表現し立体を作り、あちこちに絡ませてあの時感じた房なりを再現したつもり。

 

好きな粒に通せばぶどうのフォルムは変化します。

紐使いで楽しむにも良いでしょう。

ベルトバックルのようにして楽しむのもありかもしれない。

 

 

ぶどうの美味しい季節がやってきます。

 

本日は、ロザリオビアンコのチョーカーのご紹介でした。

 

 

 

 

2021.08.08 /

 

 

 

 

少し前にご紹介しました葉脈のペンダントのピアスバージョン。

実は、先日の個展にてペンダントをお求めになられたお客様がお名前が

葉子さま。

 

スラっとした背の高い和服も洋服もお似合いになられる黒髪の女性。

長いお付き合いになってまいりました葉子さま。

個人的にも笑顔の素敵なお姉さま的な女性で密かに憧れております。

お好きなものを選ばれて帰られる際、必ずひとことおっしゃるのです。

 

身体に気をつけて元気でいてね。

大事に使いますから。

そしてとびきり魅力的な笑顔を残して気持ちよくその場を去ってゆく。

 

 

きゅん。

その度に、私の心はハートマークになるのです。

 

 

 

 

 

葉子さまは、いつもお気に召したデザインのものをセットアップでリクエストされます。

ブレスレットをお求めになられたら、同モチーフのピアス。

ペンダントをお求めになられたら、リングとセットアップ。

 

時には、フルコーディネートアイテムをお任せでリクエストされることも。

背が高いということもあり、なかなか市販の長さやサイズがしっくりこないとのこと。

 

そして、セットアップにされる理由は、何かの席にお呼ばれされた時、服を迷うのではなく清潔感のある装いでセットアップアクセサリーを身につけていれば、きちんと感を外すことがない。

そして作り手が同じであれば、しっくりまとまるのよ。

 

そうおっしゃられました。

 

ちょっとハイカラな親戚のおばさまが身内におりましたが、私がまだこの仕事を始める前、セットアップのアクセサリーを何セットか見せてくれたことがあった。

その頃はセット使いがモダンなものには思えず馴染めなかった。

 

でもこの頃思う。

 

そんな使い方のできるセットアップが一揃えあると、とても重宝するのだと。

 

本日は、

葉子さまのためのピアス。

葉子さまの黒い長い髪を考慮した長さで全体を仕上げました、葉脈のピアスのご紹介でした。

 

 

 

 

2021.08.01 /

 

 

 

 

 

蕾のチョーカー。

オレンジピンク色したバロックパールが覗く、ふっくらと膨らんだイメージのチョーカー。

チョーカー部分はゆったりめの楕円形状にしているので、本来のチョーカーとは随分と装いのバリエーションが広がります。

加えて、チョーカーでありつつ、ネックレスのような柔らかさを兼ね備えているので、シーンに添いやすいアイテムになるかと思います。

 

 

 

 

駆け出しの頃は背伸びをしたかったのだろうか、バッキバキのチョーカーを多く作っていました。

年齢を重ねてくると、力を抜いてでも気は抜いていない。

そんな見せ方に意識が向かうようになって参りました。

 

なのでこの頃のチョーカースタイルは楕円形状へと移行しております。

蕾を美しいと思うのは、日本人独特の美観だそうです。

禅の美。

 

そのように心で感じる時、ああ、日本人に生まれてよかった。

そう思うのです。

 

 

 

 

2021.07.14 /

 

 

 

 

 

 

デザインに具象はほとんどないのですが、時にチャレンジすることがある。

 

あげはのYペンダント。

 

 

 

 

タヒチのグレーパールが甘やかさを引いたイメージでバランスをとっています。

蝶のモチーフが苦手な方もいらっしゃいますが、ちょっとした隠れ人気です。

毎回、真珠の色を変えて制作していますので、もしも過去にお求めになられた方々が集まることがあったならば、雰囲気がそれぞれに違うのでかえっこして盛り上がるかもしれないです。

真珠の色と形が与えるイメージは大きいのです。

 

実は、過去に蝶をイメージした帯留めをリクエストされて作ったことがあったのですが、そちらをさらにアレンジデザインしてこちらのペンダントに生まれ変わりました。

 

帯留めからペンダントへ。

蛹から蝶へ。

 

生まれ変わりが運命なんでしょうね。

 

ゆったりめのワンピースを引き締めたラインに見せてくれます。

パンツスタイルでは、活動的なイメージを盛り立てます。

 

アクセサリーアイテムとしてひとつお持ちならば、きっといろんな装いシーンで活躍するでしょう。

 

本日は、あげはYペンダントのご紹介でした。

 

 

 

 

 

2021.07.03 / / /

おしゃれ大賞!!鹿児島版!

 

 

 

 

 

先週火曜日で終了しました鹿児島個展でのおしゃれ大賞のご紹介です!

 

 

今回とーっても嬉しかったのは、男性のお客様が何組かいらっしゃったことです。

パートナーのお買い物に付き添いではなく、自分のためのものを見にこられた方々がいらっしゃいました。

 

 

 

 

おしゃれ大賞男性!!

ヨウジヤマモトをよくおめしになられるという大人の男性。

選ばれたのは、弓張月のリングをピンキーとして。

とってもお似合いで、しかも奥様からのバースデイプレゼントという。

お二人で選ばれる姿を見ていると、本当に幸せな気持ちになりました。

こんなシーンに出会うから会場に立つのがワクワクするのです。

作り手冥利に尽きます。

 

とても感じのよいご夫婦で、お話しできた時間も心地よく翌日にもじんわりと余韻が残りました。

 

 

 

そして

こちらがおしゃれ大賞女性!!

 

 

 

 

なんとレザーの切れ端をチョーカーにして、さらにその先端にフィッシュブローチをくっつけて登場。

初めてお会いした時から独特のファッションで、とにかくアクセサリー使いのセンスが上級者。

なかでもブローチ使いはピカイチ。

襟の開き具合に対してチョーカーの下り部分が生む新しいラインを服の一部のように見せていること。

レザーの幅感。長さ感。ブローチの角度。向き。位置。

服ではなく、アクセサリー自体に融合させて新しいアクセサリーにしてしまう、見立ての発想。

一見寂しくなりがちなモノトーンでまとめた装いの胸元に、独特の空気感を演出しています。

抜群の感性です。

会場に居合わせたお客様方からも感嘆の声と拍手が。

 

アクセサリーは自由なのです。

 

リングもどの指にするべきかなんて決まりはない。

女性も男性もない。

当然、年齢も関係ない。

 

好き!使ってみたい!

その気持ちを自由に遊ばせること。

それが装いを楽しむ極意。

 

大人のおしゃれは、変身への迷いなきチャレンジから始まるのだ。

 

そう確信した鹿児島個展でした!