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Necklace & Choker

2022.07.11

 

 

 

 

一昨年、ひとつのモチーフパーツを作りました。

マスク生活が始まったばかりの爽やかな春の候、未だかつて経験したことのない世の中の静まりぶりで自宅にいると沼のように気分が落ち込む瞬間があり、底なしの沼に足を取られないように天気が許す限り早朝サイクリングを日課としていた。

軽いサンドイッチを作り、コーヒーセットを持って自転車で遠くの海や公園まで出向き、朝食をとってまた戻る。

その頃の頬を撫でる春風が世情とは裏腹にことのほか心地よく、その心地よかった風をイメージしてできあがったのが、春風というパーツなのです。

 

 

 

このパーツからはいろんなシリーズアクセサリーを作っております。

こちらは今年できました春一番というタイトルのネックレス。

 

一連使いでも好きな場所の春風パーツに引っ掛けることで長さを調節して使えます。

 

そして、こんなふうに留め具を前に持ってくることでY字スタイルにもなります。

 

 

 

作業工程にはなかなか時間を要しましたが、向き合う時間が長いとやはり愛着は湧くものですね。

お嫁に行って欲しいような、まだ近くに置いておきたいような。

 

人生の辛い時には、今は春一番なのだ。

吹いたあとは、きっとうららかな時間が待っているのだ。

嵐はずっとは続かない。

そう思うようにしている。

 

この春一番が、貴方に雪崩のように喜びをもたらしますように!

 

 

 

 

 

2022.05.16

 

 

 

 

 

チェーンがまだ決定しておりませんが、少し前の籠目ペンダントのひとつ編みモチーフバージョンです。

 

 

 

クロスモチーフさながらですが、ゆるく編まれたイメージの籠目モチーフ。

ペンダントの場合、チェーンの決定がとても重要になります。

一気にイメージが変化するので、合わせてみてしっくりくるまでトップだけ先に作り、決定を先延ばしにすることもしばしばあります。

 

ひとつ籠目ペンダント。

 

来月の佐賀個展でどんなチェーンに決定したのか、タイミング合いましたらぜひ見にいらしてくださいませ。

 

 

 

 

 

2022.04.19

 

 

 

 

 

 

随分と暖かくなって参りましたので、この時期の恒例の食器棚の衣替えを先日行いました。

 

ごくごくとたっぷり飲めるグラスや、デザートやフルーツ盛りに使っている

ショットグラスやリキュールグラス。

白磁の爽やかな深皿、軽やかな絵付けの磁器の平皿。

なんと言ってもこれからの季節に活躍するのは、竹製品。

おむすびと前夜のおかずなどを少しずつ豆皿に盛って、籠盛りのランチにも

大活躍の竹ザルやバゲット入れとして重宝する竹かご。

ベランダのグリーンやハーブの花を活けるのにも随分と竹は季節感を楽しめます。

 

 

 

 

そんな夏仕様の食器達を手前に移動させて取りやすい位置へと衣替えしながら、改めて目にとまった竹かごの籠目模様。

きっちり編まれているなあとしみじみ眺めながら、ふっと頭に浮かんだ籠目ペンダント。

 

これからの季節に、八分丈袖のワンピースに籠目ペンダントを合わせて、まさしく竹籠をさげて、皐月の陽射しを浴びながらお散歩。

 

そんなイメージがむくむくとまとまって出来上がりました。

 

装いに合わせて長さ調節可能な紐ペンダントです。

 

籠目シリーズ第2弾も制作中で、少し小ぶりな籠目デザインでチェーンスタイルで纏めようかと思案中。

次回のアップ、お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

2022.04.05

 

 

 

しばらくぶりにカフスタイルのチョーカーを作ってみました。

 

この2・3年はあまりパンチありそうなものを作ってなかったのですが、

少し力が湧くようなものを作りたくなった。

 

 

 

肩に力を込めた装いよりは、タイト気味のシャツにオンしてスプリングコートをはおる感じでさらっと使って欲しいものです。

本当の力というものは、堅苦しい装いではなくリラックスしている時にこそ湧き上がってくるものであるような気がします。

身につくような力。

実の力。

 

芽吹きの力をあちこちで目にします。

 

春はエネルギーに満ち溢れていて、心地の良いものですね。

今年は少しその力を肌身に感じる天候が続き、やっと進めそうな気持ちになって参りました。

 

 

 

本日は、ピンクバロックパールのカフスタイルチョーカーのご紹介でした。

 

 

 

 

2022.03.11

 

 

 

ピンクゴールドのバロックパールとティアドロップのホワイトパールのコンビネーションぺんダント。

 

 

 

 

 

チェーンはベネチアンチェーン二本どりで、セミロングの長さ。

長さや量感、程よい存在感が通年お使い頂けるのではないかと思います。

 

ネックレスにおける長さはとても重要です。

身長だけが決め手ではなく、全体的な装いの雰囲気であったり、素材の質感であったり、ヘアースタイルも重要となってきます。

そしてそれら全てが作り出すその方の周りに生まれる空気感のようなものが、ぴったりと馴染むかどうか。

それは、見ているだけでは決して分からない世界です。

 

手に取り、身につけてみること。

 

これは、一度も現品を見たことのない方へのネット販売に積極的ではない理由のひとつでもあります。

 

モニターで見る色や質感は実物と乖離されやすく、判断を誤らせてしまいがち。なるべく実物に触れて頂けるような環境やチャンスをと思っております。

 

マスク生活も3年目を迎え個人の捉え方にも開きが出てきている頃かと思います。

どの考え方も間違いではなく、正解はないと思うのです。

 

見知らぬ方への最低限の配慮をしつつ、現状の中で経済活動が循環してゆくこと。

そろそろそんな考え方も表に出てきても良いのではないか、というのが個人的な考えです。

 

新たに緊迫したニュースが毎日更新されています。

自分にできることについて、改めて見つめ直しつつ今日にベストを尽くそうと思います。

 

本日は、ピンクゴールドとティアドロップパールペンダントのご紹介でした。

 

ライフスタジオパルさんでの個展は、明日までとなっております。

気温も暖かくなって参りました。

ぜひお出かけくださいませ。

 

 

 

 

 

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