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AROUND NECK

2020.08.25 /

 

 

 

 

先日、早朝の時間を使ってDM 用の撮影を行った。

撮影場所は緑の多い公園。

 

 

 

 

 

 

長い階段を登りきると息が乱れた思わぬ現実に思わず心までも乱れた。

 

6月の自粛が解けた後に一度行ったきりのトレッキング。

それから、豪雨に猛暑が続き2ヶ月が経ってしまっている。

 

いったいどれくらい体力が落ちているものだろうか。

あの山、日帰りでこなせるだろうか。

全く、油断ならない。

ああ、早く秋が来ないものか。

 

心の中に充満した山のあれこれ。

 

ふと、小鳥の澄んださえずりが緑の中で始まった。

姿は見えない。

つられるようにして四方八方からさえずりが集まり、翼の音とともに小鳥たちの衆が青空を横切った。

 

あ。

懐かしい、この感覚。

ピーク目前あたりの息が乱れる頃、突如聞こえる鳥たちの澄んだ声と隣り木に飛び移る羽音に、思わず空を見上げて足を止める。

 

まるで音がするかのような木漏れ日の光に目を細めると、のちに微笑みのような優しい風が吹き渡る。

空を見上げたまま目を閉じてうっとりと味わう。

 

ほら。

登りきることだけが目標じゃなくて、たまには足を止めて周りを見てね。

 

山にそう言われたような気持ちになりたっぷり息を吸う。

 

 

そうだ。

あの感覚をまた味わいに行こう!

早朝の撮影の合間、そう誓った。

 

 

小鳥たちの自由な散歩をイメージしたピアス。

 

小鳥たちの散歩。

 

 

 

 

2020.08.15 /

 

 

 

本日は、夏が始まるかのような暑さだった。

梅雨明けが遅かったせいか、夏がいまひとつ実感がなかった。

 

それでも、セミの声もめっきり聞こえなくなり、陽が沈む時間も刻々と短くなっている。

 

 

 

 

 

雨の夜。

窓越しに月を想うと雨に濡れた月が見えたような気がした。

 

ガラス窓に流れ落ちる雨が描く模様が月に映り、揺らめく月の面影となる。

雨の夜、月を想う人の心の中に、見えるはずのない月が無数にある。

 

 

 

秋に向かう装いにシックなボリュームさのペンダントです。

 

 

雨に濡れた月をイメージして。

 

 

 

2020.08.03 /

 

 

 

暑さが本格的になって参りました。

今はマスクが手放せない状況下にある故、ピアスをどうしようかとご相談を受けます。

 

小ぶりなものが良いのか、マスク中心にならないように夏だし大ぶりなものにしようか。

 

皆さん、迷われるもよう。

 

 

 

 

個人的な意見としては、マスクするからではなく、その日どんなお洋服をお召しになられるかが大きい気がします。

あと、その日の心のあり方を素直にキャッチするのも大切ですよね。

 

 

今回は、前回ペンダントをお求めになられたお客様から、ペンダントに使用していた揃いの真珠を使ったもので小ぶりなものをというリクエストがありました。

 

シンプルで耳たぶすぐ下あたりにデザインが収まるようなピアスをあれこれ作ってみました。

 

ピアスは、しばらくつけないとどうしても穴が塞がってしまうので、極力常時つけて楽しみたいもの。

小ぶりなものや真珠のいろんな形や色のもの、元気の出るおおぶりなもの。

 

やっぱり、あれこれあると選ぶ楽しさがひとしお。

 

 

 

ご依頼頂いたお客様も選ぶ楽しさを味わえて貰えたら本当に嬉しいです!

 

 

 

 

2020.07.25 /

 

 

 

 

前回アップの春風ネックレスのシリーズ版です。

 

春風の子供。

ブローチです。

 

 

 

 

下がりの白水晶は引っ張って長さを楽しめます。

服のセンターにもってくるとペンダントのようにして楽しめますし、帽子やベレエの際部分、耳寄りの方につけるとピアスが揺れているように見えると思います。

 

アクセサリーは、使い方次第でぐっと装いに差をつけられると思うのですが、そこは理解できていてもなかなかコツがつかめないという声を耳にします。

 

おおよそお話を伺っていますと、ご自身のワードローブの中をなんとなく把握できているかどうかがポイントのようです。

これは、当シーズンだけでなくひとつ先のシーズンのものもなんとなく把握できているか。

取り入れる要素はどんなものが多いのか。

色。素材。型。

襟開き形状はどんなものが多いのか。

尋ねてみると案外すぐに答えられずに、ご一緒に来られている方が

「あなたよくカーディガン着てるわよね、色も紺色が多くない?」

その言葉で、

「ああ、そうだわ。私、カーディガン好きなんです。」

そんなやりとりが繰り広げられます。

好きだけどなかなか手を通さない服。

とっておきの服なのだけど、結局出番がないままなんとなく好みが変わってしまった。

意外と冬眠中の服があるものです。

サイジングに問題なくて、着たいと思っている服があれば服をベッドや床に寝かせてその上にアクセサリーを置いてみる。

ネックレスか、ブローチか、重ねづかいか、パールか、

 

その服を着るために合わせる新しい服を新調するよりも、いち早く新しいイメージを得られます。

年齢的に敬遠していたパールのネックレスやブローチというアイテムは、ある時からとてもしっくりくるようになるのです。

そんな台詞はお客様方からたくさん実際にお聞きしました。

 

ある年齢になりますと、服は削ぎ落とされて自分が心地よくいられるラインや素材を見つけられて落ち着いてきます。

そして、アクセサリーアイテムで遊ぶことを覚えていくようです。

ポップな色の軽いバッグだったり、防寒や日焼けを兼ねたアクセントカラーのミニスカーフだったり、軽快に歩ける元気な靴でこなれたアンバランス感を演出したり、明るすぎる光を和らげる小粋な形のサングラスだったり。

それらのアイテムに加えて、パンチの効いたバングルや粒の大きめのパールのネックレスやボリューミーなリングや遊び心のあるブローチたちを加えてみましょう。

 

たちまち気分も盛り上がります。

 

移り変わる服のデザインとサイズ、カラー。

どうしても万人に似合うスタイルというものはなかなか難しいです。

 

ご自身のスタンダードというものが掴めたらぜひアクセサリーアイテムの取り入れをそれまでの思い込みを一度捨ててチャレンジして欲しいです!

 

個人的には、アクセサリーを作り始めた時からずっと軸にしていることがあります。ただ、若いうちにはなかなか口に出せなかったことです、

 

大人の女性の味方になれるアクセサリーを作り続ける!!

 

と。

 

ようやく実年齢が伴ってきたのではないかと思っている今日この頃です。

年齢を重ねることって、なかなか素敵なことなのよ。

 

そういう風に、ご自分より若い方々に素直にいえるような女性になりたいですよね。

 

 

 

 

 

 

2020.07.17 /

 

 

 

 

 

過ぎた季節の一番心地よかった風をふと思い出す時がある。

そんな風がいくつかあって、日頃はどこかにしまってありふとした時に吹くのです。

 

 

今は、自粛中の頃気分転換に自転車で走った海沿いの道で感じたあの風だ。

海面の転がるような太陽の煌めきを眺めながら、冷たさと暖かさが混ざり合う独特の春風である。

自ずと呼吸が深くなる。

じきに梅雨もあけいぇ、季節は再び移り変わる。

 

 

 

 

 

このネックレスは、一見クラシカルではあるが反して装いやシーンでがらりとイメージを変えられるように、長さ調整が可能な仕様に仕上げています。

 

転がるような海面の太陽の煌めきと、冷たさと暖かさが混ざり合う春風をイメージして。

 

スプリングウィンドネックレス。

 

あの時のあの風はほんとに気持ちよかった。

そんな風を幾つ持ってますか?