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AROUND HAND

2020.03.22 /

 

 

 

 

 

マウンテンリング #3

密かに始めたマウンテンシリーズ。

 

 

 

 

 

峰を持つ山に初めて登頂したことが着想の第一歩でした。

しかし、手を動かしてみるとどうにもつけ心地やサイドへの流れが不自然で納得ゆかず、再び作り替え。

しかし、2度目に作ったものもどこかしっくりこずに一旦意識を遠ざけることにして、別な作品作りを済ませて快晴の日に気分転換に別な山に登頂してみた。

 

すると、下山後にスカッとまとまり始め、登頂翌日、早朝からサクサクと進めてやっと仕上がりました!

 

メンズライクな感覚もあるような気もします。

 

久しぶりに燻してもよいかな?と思ったりしたのですが、銀の使用感が作るあの小傷の感じの方がやはり相性がよい気がして鏡面仕上げで完了です。

 

マウンテンシリーズ、続編は近いうちに。

 

福岡も昨日、桜開花宣言ありました。

やっと正真正銘の春を迎えられる。

 

 

 

 

 

2020.03.14 /

 

 

 

密かに始まりました、マウンテンシリーズのリング。

No.2

 

 

 

 

 

 

ボリューミーな感じがしますが、はめると柔らかなイメージです。

曲線、隆起、どちらも過ぎると少しくどくなるのでぎりぎりの感じで程よくまとめたつもり。

仕上げてから改めてはめてみると思いのほか手元が優しい表情になったので、あ、よかったな。

と、ちょっと嬉しくなった。

 

 

自分らしさをどこに落とし込んでおさめるか、自分の中に新しさを表現しようとして張り切って取り組んでみると、途中違和感を感じてやめてしまう。

そう?これで本当にいい?違うでしょ。

作りかけているモノが、発してくる。

違う。そう、全然違う。

これを作りたかったんじゃない。

そして、手を止める。若しくは、壊してしまう。

そんなことがしばしばある。

 

自分が自分であること。

前進するだけがよいわけでもなく、新しさが前進というわけでもない。

 

振り返れば、10年くらい前はなにかと尖っていたかもしれない。

作っているものもそうであったような気もする。

それが、年齢相応の表現であったようにも思える。

 

この頃は、少し柔らかさと包容力のような形状がテーマとなっている。

でも、それはまだ歩み出したばかりのテーマである。

 

春の陽射しを全身に浴びてゆったりと歩く。

そんな柔らかさが豊さという価値観に変換してゆく、そんな心持ちである。

銀でアクセサリーを作り始めて、今年で25年になる。

長くお付き合いをさせて頂いているお客様方やギャラリーさんやショップの方々にも感謝でいっぱいです。

合掌。

 

自分の過去作ったものと対面して、自分らしさの変化なき軸と次のテーマをベースに新たなステージについて時間をとってみようかと思っているこの頃である。

 

 

 

続編、マウンテンリング no.3も本日、型が出来ました!

25年経った今でも、やっぱりリングを作る時が一番好きなのであった。

 

 

 

 

2020.02.22 /

 

 

 

香水ボトルをイメージしたリングたち。

 

 

 

 

 

 

このリングができたのは、香水が若い頃から好きだったということもありますが、以前にパフュームという映画を見たことで実際に形になった。

ちょい役でアル・パチーノが出演した映画で、サスペンスものでしたが香りを具現化した映像シーンがなかなか興味深かった。

 

私は、白いボトルキャップ、白パール仕様を作りました。

サイドから見た感じが好きなので、私はこの白いボトルキャップのものを人差し指によくはめています。

 

春になってくると、紐がけして側面部分、ちょうどボトルをひっくり返した形状が正面になるように、首元ギリギリで使ったりします。

 

 

春。

あちこちに春の花が咲き始めて、太陽の香りも和らいできました。

 

日々、トップニュースが感染者の話題。

どうか、1日も早く収まること祈ってやまないです。

 

 

 

 

 

 

2020.02.07 /

 

 

 

 

 

先月はほとんど青空を見る日がなくてトレッキングにも一度しか行けなかった。

もやもやした日々が続いた。

月が変わり1日は、しばらくぶりに晴れるということだし、ほぼ1ヶ月ぶりに友人と登ることにした。

さあ、どの山にするか。

友人も1ヶ月ぶりらしいので、おそらく体力も落ちているだろうから低山で体ならしということで、毎年行くお気に入りの神社にお詣りも兼ねて、日本新三大夜景の山と言われている(新、ってどんなくくりだろ?)北九州の皿倉山にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案の定、いつもよりブレイクが多い。

登り慣れたご年配の方は、息も乱れず険しいコースをリズミカルに追い抜いてゆき、全く見えなくなる。

私は体力作りも兼ねてトレッキングポールは使わないのだが、ポールを使っている友人もいつもよりペースが遅い。

 

1ヶ月のブランクですぐに後退する体力。

慣性の法則。

人間は習慣の生き物だとは言うが、心底呆れる。

まあ、行動がなければ気付きもないわけで、良しとするか。

 

頂上から見える北九州の街並みは、昼間も見晴らしのよい頂上は、夜ならば尚更期待できそうな景色で満足した。

お弁当を広げていると、一際格好よろしなサイクリストがやってきて展望台から景色を眺めていた。

 

あのサイクリスト、かなり格好いいね。結構走ってる人じゃない?

あのバイク、多分、相当いい値段するよ。

え、どこの?

見えないなあ。

下から登ってきたってこと?

そうだね、ヒルクライムトレーニングにはちょうどよいのかも。

多分こっちくるかもよ。近くまで来たら、話しかけてみれば。

 

お弁当をもぐもぐ食べながら、ちらちら。

 

この頃、ロードバイクを始めた友人が、バイクを押しながら近くまでやってきたサイクリストに挨拶して、会話が始まった。

 

どこから登ってきましたか?

めちゃめちゃかっこいいですね!

 

4年前に始めて、かなりはまってしまい休みの度に近辺でトレーニングして、全国の大会や遠出をしているらしい。

過去のロングライドは、北九州から阿蘇の大観峰までの往復だとか。

 

2人で驚きのコーラスになってしまった。

 

どこのバイク?結構いい値段したでしょ?

値段を聞いた2人の驚きコーラスは、のけぞりのリアクション付きとなった。

 

友人は、お弁当タイムを中段して立ち上がり、

わあー見せて見せて!写真撮っていい?どれくらいの重さ?

 

はしゃぐはしゃぐ!

 

先月天気が悪くてほとんどトレーニングができなかったから、今日は皿倉山4本やります!

4本!4往復ってことですか!

 

0.5拍の沈黙のあと、2人の驚きのコーラスは、尊敬へと進化した。

 

 

この山は、下山途中何度か車道に出るのだが、2本目のクライミング途中の彼にバッタリ会った。

 

あ!がんばれ!

あ、ありがとうございます。き、きついです。

 

若いけどやっぱりクライムはきついんだね、顔真っ赤だったね。

いやあ、これはきついでしょ。

なんできついと分かっていることをわざわざやるんだろうね。

山も同じだよね、全く興味ない友人によく言われるよ、なんでわざわざ山なんかにきつい思いしに行くんだ。まして寒い時とか信じられん!てよく言われるよ。言われない?

言われる、言われる!でもなぜか、本人、登る気はないのに、会えばやたらとこの頃どこ登ったか聞いてくる。

あー、あるあるだね!

 

下山は雑談に余裕が出てくるのも、友人とのトレッキングの醍醐味。

 

なぜわざわざきつい思いをしに行くのか。

この問いには、言葉で語ろうとすると陳腐になるから私は敢えていつも言わないようにしている。

 

少しでも興味があるなら、一緒にやってみないかと誘ってみる。

あとは、下山後に本人が判断するようだ。

 

今のところ、誘って一緒に登った人で2度と結構です。と言った人はいない。

行動を起こさないということが、既に答えなのだろうと思う、今日この頃である。

 

しかし、アウトドアは最初は経験者に連れて行ってもらうか、専門店のスタッフの方々に十分なアドバイスを受けた方が良いと思う。

アウトドア専門店のスタッフは、本当に多くの知識を持っていることに驚かされる。

そもそもどんな業種であれ、販売員というものは、かくあるべきだ!と毎回、舌を巻く思いがします。

たまにアウトドアのファッションだけにとどまっているところもありますが。

 

というわけで、しばらく行けなかった山を思いながら、先月にデザイン制作しました新作リング。

 

マウンテンシリーズ。

てっぺんリングです。

 

てっぺんに雪積もってます。

 

明後日は、今年初のくじゅうトレッキング予定、てっぺん雪積もってるかな?

 

 

 

 

 

2020.01.20 /

 

 

 

 

 

 

昨年ご紹介しましたバタフライリングのブレスレット版です。

こちらは、過去にあれこれ作ったブレスレットやバングルたちと相性の良い重ね使いにも万能なブレスレットです。

 

 

 

 

 

 

蝶、といってもかなり抽象化された蝶ではありますが、蝶が羽を休めて閉じているその角度にちょっとこだわりました。

角度にこだわるならば形状もそれぞれに変えてみようということで、作ってみましたところ後に判明したのですが、実際に手首に付けたときの馴染み感とデザインが連動していたので、用と意匠、どちらが優ってもいけない、どちらが劣ってもいけない。

 

そんなことを改めて思った。

新しいものを作るとき、頭の中にあるものが形になると頭の中で作った時よりもさほどよろしくない時がある。

そんな時の作品が落ち着く時というのは、おおよそにおいて時間がかかる。

それはきっと頭の中で作ったものと、現実の生活の中で心地よく身につけるものとしての盲点がクリアできず頭の中のものに縛られた状態の時だ。

盲点に気づかずに形だけにこだわろうとすると、いつまでたっても落ち着きどころを見いだせない。

 

早い段階で盲点が見つけられた場合は、一度頭の中で作った作品は壊す。

そして、見つけた盲点、弱点を意匠に置き換えられないかという逆転発想と、全く新しい方向の意匠と同時にふたつ考えながら手を動かす。

そうやって、後にアイドルなっちゃう作品もあったりするからなかなかに興味深く取り組み続けられるのである。

 

まあ、言葉にすれば大袈裟な感じではあるが、クリエイティブな作業をされている方は、ジャンルに関係なくみなさん日々経験されていると思います。

でも、仕事に限らずとも家事における料理なども同じだと思うのですよね。

 

本日は、バタフライブレスレットのご紹介でした。