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2020.03.02

 

 

本日は春にふさわしいご依頼のフルオーダー作品のご紹介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様の息子様の大学卒業、就職祝いの記念に、カフスとネクタイピンのご依頼をお受けしましたフルオーダー作品です。

 

 

シャツにつけるカフス。

シャツにつけたカフスそのものをモチーフにしたオニキスのカフスと、ネクタイにつけたタイタックそのものをモチーフにしたもの。

 

就職となると、大学から装いも一気に変化する。

4月になると街にまだ着慣れない感じの初々しいスーツ姿を見かける。

たまに吹き上がる春風に、散ってしまった桜や残り桜が舞う景色を背景に、ああ、春だなあ。

新しいスタートだなあ。と、感じ入る。

 

就職して初めての出社日。

朝礼で支店長が語った事をふと思い出した。

 

毎朝、地下鉄を下りて我が社までの道のりは、勤め先は違いますがおおよそ決まったメンバーで、お互いなんとなく顔見知りです。もちろん名前も年齢も知りませんが、不思議なもので着こなしや歩き方でなんとなく職業も分かるものです。しかし、今日は何人かの新しい顔を見かけました。

前方を歩くその中のひとりが我が社のあるビルに入って行くところを見て、とても嬉しく思いました。

新入社員が入社してくるこの時期は、従来の社員にも希望と緊張感を与えるものです。

これから全員が新しい気持ちで仕事に仕えることを楽しみにしています。

 

 

新入社員は大勢いたので、誰のことを話していたのか分からなかったが、支店長の話を聞きながら思った。

世の中に出る、社会人になるということはこういうことなのか。

 

支店長の前を歩いていたのは、隣にいる新入社員だったかもしれないし、私だったかもしれない。

いつ、どこで、誰に見られているかわからない。

それを踏まえて日々過ごさなければいけない。

もう、家族や学校が守ってくれる時は終わったのだ。

 

 

学校で学ぶことは終わっても、社会に出ると世間が学習のステージになる。

学校で学んだことや学校を通してみていた社会が覆されることもある。

 

学校で学んだことをもう一度改めて学びたいとは思うが、学生に戻りたいとは思わない。

ただ、学生時代に持ち合わせていた時間というものを得られるのであれば、欲しいものである。

 

贈られるご本人にはお会いしたことはありませんが、おめでとうございますの気持ちを込めて作りました。

 

気に入っていただけたらよいなあ。

 

 

 

 

 

 

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