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2018.11.18 /

 

 

 

 

トライアングルペンダント。

 

 

 

 

この時期、街のあちこちでイルミネーションアートが綺麗である。

LED普及により、そんなに派手に、と驚くくらいのところもある。

しかし、視力の至極悪い人に見えるイルミネーションというのは、なかなか微妙な形状に見える。

 

形が動く。

 

私は極度の近視で、外出時にはコンタクトレンズを装着しないと、怖くて昼間の街も歩けない。

もうかれこれ35年以上お世話になっており、この世にコンタクトレンズを生み出してくれた方々に、直接お会いしてひとことお礼申し上げたいほど頼りにしている。

しばらく目の不調のため、コンタクトレンズを使用できない時期があった。

しかし、うっかり出先で外したメガネを壊してしまい、裸眼で歩かなければならなくなった。

 

バス停からすぐだし、知っている街だから大丈夫だろう。

 

ちょうどイルミネーションが綺麗なころだった。

 

光のモチーフが動画のように動き、眩しすぎて残像が目の奥にどんどん蓄積されて、涙目になりそうになる。

加えて頭痛がしてきて、肩に力も入り、全身がこわばってきた。

イルミネーションの辺りにバス停の筈なのに、光が賑やかすぎて全く見えない。

目を細めると視野は狭くなるが、ぼんやりとバス停のシルエットが見えてくる。

 

見えない上に、暗いとなると足元の段差などが視野に入ってこず、今度は転びそうになる。

急に歩調が緩むと、人とぶつかりそうになる。

立ち止まっていたらしき人がスマホでイルミネーションの写真を撮る、フラッシュがいきなり目の前で起こる。

瞬発的に閉じた目を開けても、フラッシュの光が脳に焼きついていて、また方向感覚が不確かになる。

 

へとへとになって帰宅したのを覚えている。

 

私みたいな方がもし夜に出たら、イルミネーションというものは、綺麗である前に、かなり眩しすぎて目が疲れるだけの話ではなくて、安全でなくなるのではないか、その時初めて感じた。

 

健全であることが前提の街の装飾というものは、よくよく思えば沢山あるものだ。

 

改めて、コンタクトレンズの存在に感謝申し上げたいと思う。

 

 

トライアングルペンダントとどんな関係が?

 

その時、おびただしい光源がこんな形で幾重にも重なってちかちかしていたのです。

 

ロマンチックでなくて、相すみません。

 

 

 

 

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