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2023.11.26

大阪個展のお知らせ!!

 

 

大阪個展のお知らせです!

 

 

 

シルバーアクセサリー

末野美由紀展

12/5(火)より11日(月)

11:00-17:00

ギャラリー芭蕉にて

5日、6日は終日在廊致します!

 

ほんとうに一年あっという間です。

今年は夏は非常に暑く、制作活動も楽ではなかったですが山とロードバイクのオンオフで気が付けば12月の恒例の大阪個展までこぎつけました。

同じ週の週末からは広島での2人展も始まります。

 

自分なりにはやれることはやったような思いです。

あとは、会場でたくさんの笑顔にお会いできますように祈るばかりです。

 

大人のクリスマス感漂うDMも気に入っております。

いつも素敵な案内に仕上げて頂きありがとうございます!

 

 

 

 

 

2023.11.18

芸術は愛なり

 

 

若い頃から音楽を聴くのは好きで、CDを少しずつ買い集めてきた。

しかし、CD自体の存在が薄くなりミニコンポもしばしばデッキが壊れて買い替えているうちに市場から明らかに減っていった。

時代の変化に添わざるを得ないと思い、好みの音質のスマートスピーカーに切り替え手持ちのCDをせっせと取り込み、且つサブスクで新しいアーティストを発見しつつダウンロードして楽しむというスタイルをしばらく続けていた。

 

しかし、実は何度となく思う不思議なことがある。

 

ああ、音楽を聴きたいな。

さっきからずっと音楽を流しているのにそんなことを思ったことがあった。

なんでこんな矛盾したことを思ったのか?

選曲し直して聴いてみる。

何かが違う。

気になり始めた小さな違和感。

ずっと引っかかっていた生活の中の音楽。

 

先月、現在のオーディオがどうなっているのか思い切って専門店を尋ねてみた。

 

 

これまでミニコンポしか持ったことのない輩でしたが、アンプとプレイヤー、ケーブルとの関係、専門店のスタッフの方の話はとても興味深く、日本メーカーの技術の世界における立ち位置や世界の音源の移り変わり、音の表現という個性こだわり。

素人の私に親切丁寧に分かりやすい説明をしてくださった話は、どれもこれも面白く刺激的だった。

音楽の話を聞いているのに、全く違う側面の世界の動きのちらっとした気付きがあったりするので、これがまた楽しい。

どの業界にも言えることだが、ひとたび足を踏み入れると本当に奥が深い。

新しい世界は無知な自分には、常に驚きとわくわくを与えてくれる。

スタッフの方が私の好きなジャンルのCDをピックアップして再生してくれた。

曲が始まった途端、

泣きそうになった。

ボーカルは正面からしか聞こえない。

楽器の配置が見えるようだった。

音は環境でこんなに違うものかと心底驚いた。

 

だから、オーディオにハマる人々がいるのか。

これは大変だ!

もう、こんな音を聴いてしまったからには。

 

で、比較して聴いてみたいスピーカーを2つに絞り取り寄せて貰うことにしてその日は一旦帰宅した。

その間、オーディオに詳しい知人にアドバイスを貰い、自分なりに下勉強をした上で、いつも聞いているCDを自宅で聴く環境と近い条件で試聴させてもらうために再び専門店を訪れた。

そうやって一目惚れならぬ、ひと聴き惚れで今月初めに我が家に設置されたオーディオ環境。

 

聞き飽きたはずのCDがまるで初めて聴く音楽なのだ。

え!この曲、ハーモニカがバックに入ってたの?

これ、ジャズバーでの録音だったのか!

聞こえてなかった音がいくつもいくつも聴こえる。

ちゃんと聴いてなかったのか、いや、聴こえてなかった。

毎日、仕事が終わると今日はどれを聴こうかと考えながら今までより早く自転車のペダルを漕ぐ。

ヨガが終わると早歩きで帰宅。

 

オペラを聴くと衣装を着て正面に立っているテノール歌手が見える劇場に座っている、映画のサントラを聴くとスクリーンの中に引き込まれ主人公になる、フラメンコギターを聴くとタブラオでステップを踏むダンサーと共にグラナダに居るし、オーケストラを聴けば私はタキシードを着て指揮棒を振っている、もう世界中を駆け巡り変身する気分。

 

ああ、今、音楽を全身で聴いている。

音楽って素晴らしい。

この世に芸術が存在すること、そしてそれを味わえることが心を深く耕してくれて満たされる気持ちになる。

生活がガラリと変わり、時間が立ち上がってくる。

芸術にはやはり世界を救う力があり佳きことと心をひとつにする力がある。

そう思えてならない。

 

芸術は愛なり。

 

この世の全ての愛の力がはたらき、争いごとが治ることを信じ願うばかりである。

 

 

2023.11.15

広島展のお知らせ!!

 

 

 

広島初デビューです。

広島県福山市にて2人展のご案内です。

 

 

シルバーアクセサリーと島縞バッグ2人展

12/9(土)-24(日)

10:00-19:00  (最終日17:00まで)

月曜は定休日となります。

ここちComfort Gallery 器にて

広島県福山市田尻町1974-1

 

初日は終日在廊致します。

 

ここちComfort Galleryさんの建物は、福山ご出身の建築家前田圭介氏の建築による建物で、木のぬくもりと開放感のあるゆったりとしたギャラリーです。

 

初めての広島での展示会。

ギャラリーは、広島でも知名度のある温泉街鞆の浦界隈。

瀬戸内の空気感とリニューアルした福山城もちょっと散策しようと展示会ついでのおまけトリップを励みにラストスパート頑張ってます!

 

ご案内欲しい方は、ご遠慮なくお知らせくださいませ。

 

 

2023.11.04

マイナスイオンチャージ

 

 

 

霜月に突入。

昨日は、しばらくぶりのライドで熊本県の菊池市へと出かけた。

今回のコースは菊池水巡りコース。

スタートは江戸時代に造られたという用水路の築地井出。

続いて赤星井出。清水水源。前川水源。

水を征服することで街は繁栄し、文明が生まれ、繁栄してゆく。

そんな歴史に触れることができました。

城下町の名残と清らかな水の流れが朝日にゆらめくのを辿りながら、今回はゆるりと30キロコース。

 

 

コースの途中、七条エリアのコスモブリッジに150万本のコスモスが満開を迎えておりました。

 

 

川越しにピンク色の絨毯さながら。

 

予報通り夏日の暑さ。

七条はメロンの産地。

途中の物産館ではメロンをカットしたものが冷凍パックになっているものを発見し、ペロリ。

お、美味しすぎる!これはいいアイデアの商品だ!

スタート地点に戻ると暑さがピークになってきた。

自転車を積み込み、車にて菊地渓谷へ涼を求めて移動。

 

 

学生時代を熊本県で過ごしたのですが、かれこれ38年ぶりの再訪。

自然の力強いエネルギーと造形ではない美に圧倒されました。

いつまでもそこに居続けたいと思わせるほどに心地よさとマイナスイオンをバシバシ浴びて、透明度がマックスの水は見ているだけで、濁った心を浄化されるようでした。

しめはライド中の汗を流すために菊池温泉へ。

さっぱりすると、茜色の空に包まれて爽やかな秋風が吹いていました。

暑かったけど、やっぱり秋なのね。

そうやってしばらくぶりのショートライド終了し帰宅。

 

 

 

 

いろんな場所を訪れる度に感じるのが、

自然は裏切らない。

そんな感想をもつこの頃です。

 

さあ、くじゅうと阿蘇麓、自然の場でのチャージを済ませたので、来月、師走のダブル展示会のために突っ走ります!!

 

 

 

 

 

 

 

 

2023.10.26

紅葉登山

 

 

 

 

昨年は機を逃してしまった紅葉登山。

 

今回は登山仲間も増えて5年ぶりの大船山へ。

ここは、総歩行8時間近くと日帰りではなかなかのロングトレイルである。

早朝4時半に我が家を出発して午前7時から長者原登山口からスタート。

太陽が山陰からみえ始めると雨ヶ池の木道脇のススキが一気に幻想的な世界に。

坊がツルキャンプ場までですでに2時間。そしてさらにそこからが本番の山。

 

 

頑張ってよかったあ、そんな絶景が待っていてくれました。

大船山へのこの時期のルートは、途中の沢山の景色を楽しめるポイントがある。そしてあちこちからのあらゆる年齢の登山愛好家たちがひとめ見たいと紅葉を目指してやってくる。

頂上に、続々と息を切らして登ってくる皆さん、真っ赤に染まる山肌を見下ろした途端、あちこちで歓声が沸き起こる。

笑顔で持参のお弁当を広げる。

 

 

正直、写真よりも肉眼で見た方が圧倒的に綺麗なのです。

伝えるのは限界がある。

今回は御池の水面に映る赤い山と雲の様子を目視するべく、頂上より更に池の方へと下り池のほとりで雲の動きと水面が静まるのを待ちつつミラーマウンテンを楽しみました。

 

 

坊がツルキャンプ場は、この時期は最高にロマンティックなスポットである。

8時間近くの総歩行となると休憩時間やお弁当タイムを含むと10時間ほど山の中に滞在することになる。

日の出から日没までの太陽の動きが生み出す光のスペクタクルショウの自然美は、素晴らしい。

筆舌に尽くしがたい美しさである。

 

 

大船山への分岐、段原からの山頂アタックはかなり急登のがれ場続き、見上げるとめげそうになるのだが、登山では愛用の手拭い、今回は豆絞りをはちまきにして一気に登りました。

 

 

視線の先が1枚目の赤く染まる山肌で、その先には阿蘇根子岳。

来週あたりはきっと阿蘇界隈が赤く染まっていることでしょう!

 

地球に生まれてよかった!

 

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