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2020 June

2020.06.23

素材収集

 

 

 

梅雨入りしたものの、30度越えの日が続いたり、積乱雲が見えたりの日々である。

 

雨の心配がなく3時間ほど時間が確保できそうならば、お茶は青空の下で。

女性は日中自転車なんかこいでると間違いなく日焼けします。

でも、青空の誘惑には勝てない。

 

本日は、お気に入りのサイクリングコースで素材になりそうなものを撮影したものをまとめてアップしてみます!

 

 

 

 

 

橋。よくみると凝ったデザインだ。

誰も注目していない。暑いから?

 

 

ほんとうは、青い観覧車。

眩しすぎて色が飛んでます。空ももっと青かったはず。

 

 

 

 

背景に障害物がないと、街灯もスッとしている。

マドラーみたい。

冷たい飲み物が目に浮かび喉がなる。

 

 

 

 

見上げる都市高速。

車が通らないショット確保まで撮影し続けた。

 

 

 

マツポックリシルエット。

 

 

松の木シルエット。

帆を下げて遊泳するヨット。

今から上がるのかな。

 

 

 

 

蓮池の池面を覆い尽くした蓮の葉が風に揺れる様は、まるで翼を広げて飛び立ちそうな豪奢な鳥のようだった。

現在、最も見応えがあります。

 

 

さあ、いつかこれらの素材がデザインへと反映されるまでしばし待とう。

 

 

 

2020.06.18

静けさの前後

 

 

 

 

気嵐。

という現象をご存知でしょうか。

北海道の方言という説もあるそうですが、「けあらし」と読み、気象用語としては蒸気霧と云うらしい。

 

私が初めて見た気嵐は、初日の出が目的の身を刺すような冷たさの早朝でした。

海面に現れる霧が湯気のようにゆったりとたゆたう様は、あまりに幻想的、且つ優美な動きで、打ち寄せる波の音が小さくかき消されるほどの静かな存在感があった。

 

 

 

 

 

 

この気嵐は、北海道や東北の寒い地方でさまざまな条件が重なった時に目にするらしいのですが、幸運なことに私は故郷の鹿児島で、今年、初日の出を拝む寸前に偶然見ることができた。

 

手袋を外してスマホで撮影する指先がすぐに冷え切ってしまい、なかなか指先を認識せず撮影がスムーズにいかなかったが、海面から太陽が顔を覗かせるぎりぎりまでこの幻想的な海面のショウを見れたことは、初日の出を見れたことに更なる特別感を加え今年1年の慶が約束されたような気分であった。

 

釣りが長年の趣味である父親にこの現象のことを尋ねたが、見たことがあるが名前については知らないということだった。

後に気嵐であると分かったのだが、ふいに龍が姿を現し、早朝の美しい海面を悠然と這うように動いているようにも見えるこの蒸気霧は、神秘的ですらあるというのに、なぜ嵐とついたのだろう。どうしても結びつかない。

 

日本人のルーツ縄文人たちが生きていた頃には、気象学も解明されてなく、地球や宇宙の概念がまだなかったので、時折やってくる気象現象が八百万の神の怒りだろうか、何かの前兆だろうかと随分と恐れられたらしい。

 

その恐れを鎮めるために、祈祷をあげたり崇めるための形を土器でたくさん作ったのではないか。

 

そのようなことを美術書で読んだ記憶がある。

 

今は、竜巻がおきたりひょうが降ったり、台風が列島を縦断しても必要以上に恐れる人はいない。ある程度の予測ができる。

もちろん、それによる被害を受けることに関しては警戒はするが、それらがどんなものかは専門家達が既に解明してくれて知識として知っていたり、既に経験したりしているので回避できる術がある。

 

初日の出と気嵐を見た睦月はとても気分が良かったが、翌月の後半には、経験したことのない

ことが我々を襲い生活様式に変化が出た。

解明されないものには、恐れがつきまとう。

恐れは人の心にとりつくと増幅をやめない。

今は、縄文時代ではない。

あまりに恐ることは、心を疲弊させてしまう。

落ち着きを取り戻そう。

そう、言い聞かせながらふと思う。

 

お正月に見た気嵐。

あれは、

嵐の前の静けさ。

だったのだろうか。

 

そうであるならば、あとは専門家達に委ねて、嵐の後の静けさを待つばかりである。

 

 

 

 

 

2020.06.10

代替プランが生んだ副産物

 

 

 

自粛期間中は、山もヨガもお預け。

ということで、体力づくりをどう補填するか?

ジョギングするにも公園がいつもに増しての多さに驚き、それでは、ということで自転車にシフトしていました。

 

 

 

 

福岡でも、ここ数年で一気に増えた自転車専用道路。

走ってみるとよく分かる。

 

そして、自転車で走ってみると痛感するのが自転車のみならず車や歩行マナー。

あ。自分も歩いている時こうかもしれない。

気づかされることがたくさんある。

 

そして、スポーツサイクリストの多さ。

 

どんな世界も足を踏み入れないと見えてこない奥の深さがあり、そこに伴う様々な発見や感情が生まれる。

見聞による知識と体験を通して識る知識は、大きな違いがある。

知らない世界に入り込むと自分には到底できないことをこなしている人達に沢山出会う。性別も年齢も全く持って関係ない!

そんな出会いが増えれば増えるだけ、初めて会う知らない人に対しても自ずと敬意の念が膨らむ。

トレッキングを始めた時も同じことを感じたが、新しい世界のドアをノックすると広がる世界を一望できる感覚は、実に楽しいものである。

 

先日は、船着場まで自転車で向かい自転車ごと船に乗せて志賀島に渡り、島一周にチャレンジ!

 

 

 

 

山友と始めたサイクリング。

山と同じで自分たちのペースで無理はしない。

きつくなったら休む。

楽しむのを大切に。

身体中で風をきる感覚。

山とは違うスピードで時間とともに移り変わる景色。

車では分かりづらい小さな路地での発見。

何よりも走り終わった後に頭の中で出来上がる自分だけの3D地図は、わくわくする。

 

 

 

そうやってチャレンジしてみたら、この年にしても案外こなせることがまだあるのだ。

他人からしてみるとたったそれっぽっちのことでも、全く興味を持たずにやろうとしなかった自分が変化し、実際に行動してみる。そして、やれた。

そのことが、とても自分を勇気づけてくれる。

 

タイムトライアルを楽しむ目的ではないので、これでいいのかもしれない。

そう思った。

 

自転車。

自粛がもたらした、新しい世界のひとつでした。

 

週末、在住県の最もお気に入りの山に2ヶ月以上ぶりにリハビリ登山をした。

思いのほかきつさを感じなかったのは、代替プランの自転車のおかげだったかもしれないと、思わぬ副産物に再びにんまりするのであった。

 

 

 

 

 

2020.06.05

アクセサリースタイリング vol.12

 

 

 

6月に入り、概ね世間が動きはじめ緊張は完全に抜けないが、まさしく共存する形での生活が戻って参りました。

 

 

個人的には、価値観に変化があったわけでもなく、好きなことや楽しいこと、やらなければならないことや気になることは、前も後も変化はない。

苦手だったものが急に得意になったようなことも起きなかった。

 

ただ、気持ちや思考というものは、人の言動、行動に多大な影響が現れ、結果として現実を作ってゆくのだとひしと感じた。

 

何事もほどほどに。

度を過ぎるとバランスを欠く。

 

そんな言葉が頭をよぎる。

 

 

渦中の時にメッセージも込めて始めた「装うことの力を信じて!忘れないで!」というタイトルでアクセサリースタイリングやコーディネートについての配信は、今後、アクセサリースタイリングというタイトルで続けてゆきたいと思っております。

リアルな季節の服とのアクセサリースタイリングを意識して配信してゆきますので、折々に登場するのをお楽しみ頂けたらと思います。

 

どうぞ今後ともよろしくお付き合いくださいませ。

また、スタイリングしている作品についてのご質問、ご感想などございましたら遠慮なくメールやお問い合わせ、おしゃべり、女子トーク?などなどお待ち申し上げております。

 

 

と、前置きが長くなりました。

 

改めまして、アクセサリースタイリング vol.12 談は、チョーカーについて。

 

 

 

 

 

キャリアっぽいイメージが強いアイテムのチョーカーですが、きりっとダーク色のタートルにチョーカー。そしてジャケット。

王道なスタイリングですが、実は、ワンピースと合わせると優しいイメージになります。

 

合わせたのは、麻のワンピースしかも、総格子柄。

色も赤という具合ですが、キャリアなイメージはないと思います。

 

 

因みにワンピースを替えてみましょう。

 

 

 

 

色やラインだけでなく、襟の開き具合も違うワンピースですが、同じチョーカーでも印象が違って見えるかと思います。

このスタイルにジャケットを羽織ると、きりっと感が生まれます。

カーディガンだと、優しいイメージに。

 

 

バロックパールのかなり大きめのこのチョーカーは、前留めスタイルで首元がすっきり見えてゆったりしたつけ心地です。

 

 

今回使ったアクセサリー。

 

1枚目画像。

 

木の実チョカー  ビッグなバロックパール使用

パールバングル

白ぷつぷつピンキーリング  パールバングルとセットアップの人気者です!

 

 

2枚目画像。

 

木の実チョカー

クモの糸ブレスレット

 

 

ちょっとチョーカーを試してみようかな?と思われた方はぜひご試着してみてくださいませ!

 

 

 

 

 

2020.06.01

装うことの力を信じて!忘れないで! vol.11

 

 

 

 

 

6月に入りました。

6月の誕生石は、真珠です。

基本、誕生石や星座といった情報にあまり明るい方ではないのですが、6月生まれの知人がかなり多いということと真珠はよく使うのでしっかり記憶できております。

 

本日は、眠っている冠婚葬祭の一連ネックレスの出番を増やすスタイリングについて。

 

 

 

 

おそらく冠婚葬祭の真珠のネックレスは長さが43センチ位かと思います。

お母様やお祖母様から譲り受けたものや、ご自分で購入されたものなど、2、3本お持ちの方が意外に多く、出番の少なさからか真珠のアクセサリーはもう要らない。

と決め込んでいらっしゃる方のお話を伺うこともあります。

 

もし、眠っている連のネックレスがあれば、長さを変えて普段使いとして一本に仕立てるとぐっと出番が増えます!

 

少し長めだと、いろんなアクセサリースタイリングが楽しめるというわけです。長年、真珠を取り扱ってますが、真珠は長さが命だと思っております。

因みにこのネックレス、vol.9のコットンショートパンツスタイルでも提案しました真珠のネックレスと同じものです。

合わせるアクセサリーアイテムや服で変化するイメージを比較すると分かりやすいと思います。

 

シャツスタイルの際、きっちりボタンを上まで留めてそのボタンを隠すようにして上の方にブローチをつける。

 

そして少し長めの真珠のネックレスを合わせる。

 

その際、ネックレスはシャツの襟下をくぐらせるのがポイント。

そうすることで、シャツのボタンをきっちり留めたすっきり感を損なうことなく、それでいてエレガントな雰囲気を引き出せます。

 

ブローチは面のあるデザインがおすすめ。

ブローチの大きさのバランスは輪郭やヘアースタイル、シャツの襟形状などとのバランスがあるので、いつもお話してますように必ず全身鏡を見て判断しましょう。

鏡に映った姿をご覧になってちょっと大きいかなと思われたならば、ブローチの位置を少し下げてみたりしてバランスをみるとよいと思います。

面のあるブローチに抵抗があれば、シャツの襟先に小さなピンバッジをつけるというコーディネートから入るとなじみやすいです。

 

画像で合わせているシャツは、透け感のある素材に刺繍といったちょっと賑やかなシャツであるけれども、面の広い銀のブローチと真珠のネックレスを合わせたことで、逆に落ち着き感のバランスが出ているのではないかと思います。

引き算だけではなく、足すことで全体が引き算となる印象にもっていくこともあると思うのです。

 

出番の少ない真珠ネックレス、ぜひ日の目を見せてあげましょう。

真珠のネックレスは、マニュアルファッションから外して使えば使うだけその方に馴染み、こなれた感じが肩の力が抜けたスタイリングとなります。

まさに大人のアクセサリーアイテムとして必須ですね。

 

日本の女性は、真珠がとても似合う肌色だと思います。

知性と奥ゆかしさを感じさせる宝石。真珠。

今日から6月。お誕生月でなくともぜひ楽しんでみて下さい!

 

今回使ったアクセサリー。

 

あこやグレーセミロングネックレス。

ボーンブローチ Lサイズ。

パールバングル。

 

 

 

 

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